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何者 (新潮文庫) 文庫 – 2015/6/26

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商品の説明

受賞歴

第148回(平成24年度上半期) 直木賞受賞 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容紹介

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

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登録情報

  • 文庫: 346ページ
  • 出版社: 新潮社 (2015/6/26)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101269319
  • ISBN-13: 978-4101269313
  • 発売日: 2015/6/26
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9 258件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: Kindle版 Amazonで購入
この作者は、本来なら自分がブログでぶちまけたい感情を登場人物に代弁させてカタルシスを得ているのだろうな、と感じた。ただそれではもたないから、自己ツッコミとしての対立者も置いて小説の体にしているが。

物語の締め、その「自己の投影」の「上げ・下げ具合」の微調整に、作者自身の自意識との距離感や羞らいの度合が読み取れるという意味でちょっと面白い小説。計らずも日記公開、みたいな。
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形式: 文庫 Amazonで購入
ただひたすらに胸糞が悪い。だがそれがいい。
大学生やかつて大学生でサラリーマンになった人は読まない方がいいです。
読後二、三日は気分悪いですよ
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形式: Kindle版 Amazonで購入
これは新たな呪いの書。
このストーリーをコメディとして読めない人は、早く逃げた方がいい。
読むとステータスが麻痺になるよ。
拗らせている間も時間は過ぎていく。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
私は就活の経験がないけれど、人間をざっくりパターンで分けたらこんな感じで、きっと大人の人間関係があるところには濃度の差はあれ、繰り広げられてる世界。生々しい割に、受け止めやすい。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
3年前の就活生だった自分を思い出しました。そこからの自分の内面的な成長を振り返るいい機会になりました笑。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
就活を通じて何者かになりたい大学生の葛藤の物語。
自分の大学時代を思い返し感傷的な気持ちとなった。
最後のリサの語り掛けが胸に響いた。自分に言われているようで。
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大学時代を思い出しました。一人一人色んな葛藤を持って生きている。20代前半だからこそ見える世界が細かい描写と共に伝わってきました。
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投稿者 Jg 投稿日 2016/11/28
形式: 文庫 Amazonで購入
主人公と同じく、就活に奔走する友達を俯瞰して見ているつもりで物語を読み進めていました。肩書きばかりにこだわる人、自分は人と違うと思い込んでる人、がむしゃらに頑張る人等々あーこういう人いるよね、といった気分でどこか上から見ていました。
ところが最後、見事に自分のボロが露呈してしまう。触れられたくない所にズカズカ踏み込まれ、恥ずかしさと情けなさが込み上げてくる。
冷や汗をかきました。

小説の作り方が本当に上手い。
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形式: 文庫 Amazonで購入
戦後史上最年少で直木賞を受賞したこの作品。よくも悪くも朝井リョウらしい小説であった。
この著者は、中盤というかほぼ、終わり付近でエンジンがかかってくるのか、ちょっとしたトリックで驚かせてくれる。
就活にまつわる個人のエゴを、かなりむき出しに表している点で優れている小説だった。
ツイッターやフェイスブックなどいわゆるSNSでの若者のやりとりは、どんなベテランの作家であっても直に触っていないと、
らしく書けない。
そういう意味では、おっさんの知らない世界を垣間見せてくれた。昔も就活は大変だったが、今は断然スピードがあがっているし、
より周りを気にしなくてはならないので大変だ。というきわめてふつうの感想を抱いた。

物語としては、就活と友人関係というかなり狭い範囲にフォーカスしていて、個人の日記を読んでいるようで少し中だるみがした。
就活小説でいうと、以前読んだ羽田圭介の「ワタクシハ」も同じような自我の鬱屈した感じの小説だったし、あまり斬新さもなかったかな。
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形式: 単行本 Amazonで購入
知人から面白いと勧められ、当初は『SNS・就活あるある』的なエピソードを
盛り込んだだけの小説かと軽く思っていたのですが、読み進めていくうちにその考えは霧消する事となりました。
当初は比較的(?)爽やかだった大学生同士人間関係が、次第にどろどろした心の葛藤が表面化していき、読み手も息苦しさを感じるほどになります。

大学生というのは社会に少しだけ触れる機会があるものの、決してその実態を生身で本当の意味で知る事はできない立場です。
そして当の大学生はその事に気付いておらず、所謂『意識高い系』と呼ばれる言動に走る者も少なくありません。
ですが、それを冷ややかな目で見る人間もまた同じ立場でしかなく、社会において何かを為す、何らかのアウトプットを残すまでは両者共に『何者でもない』のです。
(少なくとも本作品においてはそういう描かれ方をしています)

私自身、就職活動には苦労した方だったということもあり、
登場人物の心の動きなど、身につまされるものが非常に多く心に刺さりました。
きっとこれは、大学新卒の就職活動を経験した人間にしか分からない感情であり、本作・および本作の映画の評価が割れているのはそういった理由によるものだと個人的には考えています。

そういった意味では人を選ぶ作品ですが、私個人には深々と刺さりました。
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