内容紹介
日野日出志のドキュメンタリー映画 素顔の蔵六
<内容>
これまで謎に包まれてきた日野日出志の人生を仕事場での本人インタビュー、関係者インタビュー、秘蔵写真、プライベート映像などの膨大な素材を交えて構築。さらには俳優の八名信夫との貴重な特別対談を収録。
▼みうらじゅん「怖すぎてページをホチキスで止めて見れないようにしてた」
▼伊藤潤二「ぼんやりした不気味な瞳の描き方など影響を受けた」
▼ちばてつや「妖怪だとか怪物だとかお化けだとか沢山でてくるけど、みんなかわいい」
▼古谷三敏「今まで見たことないような絵だったのでびっくりして不安になった」
▼犬木加奈子「不思議なことに、1色なのにカラーをイメージさせてしまうような線と表現力」
~など日野作品の魅力についてのインタビューが多数収録!
本人や関係者のインタビューを通して、日本が世界に誇るホラー漫画の金字塔、知られざる巨匠の素顔がいま明かされる!
◎昭和の怪奇漫画ブームの立役者の一人で「蔵六の奇病」「地獄変」など短編約450作を世に送り出したホラー漫画の巨匠・日野日出志の素顔に迫るドキュメンタリー映画。
◎日野を知る関係者として、ちばてつやをはじめ、赤塚りえ子、みうらじゅん、伊藤潤二、犬木加奈子、御茶漬海苔、里中満智子、しりあがり寿、手塚眞、ナカジマノブ、のむらしんぼ、古谷三敏、三浦みつる、山咲トオルら漫画家、ミュージシャン、映画監督など20人を超えるそうそうたる人々が登場する。
◎監督・撮影は、日野プロダクションを日野日出志とともに設立して近年の日野作品の仕掛け人・寺井広樹。
◎日野の希望で俳優の八名信夫との特別対談を収録。漫画界の悪役に徹してやろうと決めたきっかけになった八名信夫。八名は日野作品にどんな印象を持ったのか。
<予定出演者>
ちばてつや:漫画家。2歳で満州に渡り、終戦後に帰国。1950年、友人の作る漫画同人誌「漫画クラブ」に参加。1968年、戦後最大のヒット作といわれる『あしたのジョー』が連載開始。数々の社会現象を巻き起こし、アニメ化・映画化され、今も多くの人に愛されている。公益社団法人日本漫画家協会会長。
みうらじゅん:イラストレーター、漫画家。月刊漫画「ガロ」でデビュー。1982年ちばてつや賞受賞。1997年 「マイブーム」で新語・流行語大賞、2004年度日本映画批評家大賞功労賞を受賞。 著書に『アイデン&ティティ』『青春ノイローゼ』『色即ぜねれいしょん』『アウトドア般若心経』 『十五歳』『キャラ立ち民俗学』など多数。
伊藤潤二:ホラー漫画家。歯科技工士専門学校卒業後、歯科技工士として働きながら漫画を描き、1987年、ホラー漫画月刊誌『ハロウィン』で楳図かずお賞が創設され、『富江』が佳作に入選し、デビュー。 『路地裏』『首吊り気球』『うずまき』など数多くの名作ホラー漫画を生み出す。
手塚眞:ヴィジュアリストという肩書きで映画監督など映像全般に関わるクリエーター。父は漫画家の 手塚治虫。高校時代から映画制作を始め、大島渚をはじめとする映画人の高い評価を得て 多数の映画コンテストに入賞。1985年、『星くず兄弟の伝説』で映画監督デビュー。1999年映画『白痴』がヴェネチア国際映画祭で上映されデジタル・アワード受賞。世界的に注目される。
山咲トオル:漫画家、タレント。楳図かずおの漫画に影響を受けたホラー漫画で漫画家として1994年にデビュー。漫画家としての代表作は「戦慄!!タコ少女」。トオルちゃんという愛称と共に元祖オネエタレントとして人気を博す。
犬木加奈子、御茶漬海苔、里中満智子、清水正、Joshua Kennewell、しりあがり寿、高橋良輔、竹本勝紀、ナカジマノブ(人間椅子)、のむらしんぼ、古谷三敏、三浦みつる ●特別ゲスト:八名信夫
<スタッフ>
監督・撮影:寺井広樹
プロデューサー:寺井広樹
※仕様・デザイン等は、都合により予告なく変更になる場合がございます。
販売元:(有)十影堂エンターテイメント
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
昭和の怪奇漫画ブームの立役者のひとりで「蔵六の奇病」「地獄変」など短編約450作を世に送り出したホラー漫画の巨匠・日野日出志の素顔に迫るドキュメンタリー。ちばてつや、みうらじゅんほか、20人を超える関係者インタビュー、秘蔵写真などを収録。