本書をざっくり要約すると、
書くとは何ぞや!という問いに真っ向から答えた書です。
みなさんは日常生活の中で文章を書く機会はありますか。
当然、何か意図や目的があって書いていると思いますが、
書くことの意味を突き詰めて考ることは少ないのではないでしょうか。
相手がいて、自分もいる。その延長線上に社会がある。
相手も知り自分も知り、どうし自分が社会と関わっていくかまで考えた上で書く。
具体的なノウハウから書くことの意味まで追求した奥の深い一冊になっています。
著者は、小論文でとんでもない文章を書く生徒を2時間で指導できるように試みた自身の経験や考察から、
「問い」の設定の大切さを説いています。
どの先生も「そんな文章を書く生徒が2時間で書けるようになるなんて無理」という評価を下した生徒を
たった2時間の指導で見違えるように成長させました。
(「とりあえず入りたい」と何度も主張する推薦入試の小論文です。誰もが呆れる内容です)
それが「問い」の設定の威力です!
私なりの解釈で言うと「問い」とは、論点、になると思います。
例えば、同じことについて感想を書くとしても、
「なぜ環境が悪くなるのか?」を問いにすると、そこから出た答えはマイナスの結論で「で?」となると思います。
それが、「環境をよくするために私たちに出来ること」とするとどうでしょうか。
きっと人がポジティブに動こうと思うものになると思います。
模範解答的な答えが要求されるような場面も社会にはあるかと思いますが、
テクニックだけでなく書くことにどういう意味があるのかまで一考できる良書です。
志望動機編、依頼編、謝罪編など、ケーススタディや具体例も豊富で
小論文を勉強する高校生から就活生、社会人まで広くオススメできます。
書くことに参考になるだけでなく、納得ができる内容です
伝わる・揺さぶる! 文章を書く (PHP新書) 新書 – 2001/11/15
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ISBN-104569617360
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ISBN-13978-4569617367
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出版社PHP研究所
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発売日2001/11/15
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言語日本語
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本の長さ236ページ
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出版社より
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
お願い、お詫び、議事録、志望理由など、私たちは日々、文章を書いている。どんな小さなメモにも、読み手がいて、目指す結果がある。どうしたら誤解されずに思いを伝え、読み手の気持ちを動かすことができるのだろう?本書では小論文指導のエキスパートが、「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」の七つの視点から、よい文章を書くための戦略をアドバイスする。自分の頭で考え、他者と関わることの痛みと歓びを問いかける、心を揺さぶる表現の技術。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山田/ズーニー
1984年ベネッセコーポレーション入社。小論文通信教育の企画・編集・プロデュースに携わる。1995年それまでの進研ゼミ式小論文指導理論を統合するオリジナルメソッドの開発を担当。通信教育誌『encollege小論文』の編集長として、高校生の考える力・書く力の育成に尽力する。2000年独立。講演・執筆活動のほか、総合的学習時間等の授業企画、教育ソフトのコンテンツ開発などを手がける。人が持つかけがえのない力を生かし、伸ばすサポートをするのがライフワーク。糸井重里氏のインターネットサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』に「おとなの小論文教室」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1984年ベネッセコーポレーション入社。小論文通信教育の企画・編集・プロデュースに携わる。1995年それまでの進研ゼミ式小論文指導理論を統合するオリジナルメソッドの開発を担当。通信教育誌『encollege小論文』の編集長として、高校生の考える力・書く力の育成に尽力する。2000年独立。講演・執筆活動のほか、総合的学習時間等の授業企画、教育ソフトのコンテンツ開発などを手がける。人が持つかけがえのない力を生かし、伸ばすサポートをするのがライフワーク。糸井重里氏のインターネットサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』に「おとなの小論文教室」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2018年3月5日に日本でレビュー済み
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23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年7月21日に日本でレビュー済み
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進研ゼミなどで小論文指導をしていた著者が、よい文章を書くための戦略を説明した本。
文章の書き方や伝えるテクニックだけでなく、思考方法を教えてもらえる、おすすめの良書です。
冒頭の、文章が生まれ変わった女子高生のエピソードがわかりやすい。
書く側にも、読む側にもよいクスリだと思います。
数々の実例も、後半に行くほど説得力が増す内容で良かった。
7つの要件(意見・望む結果・論点・読み手・自分の立場・論拠・根本思想)に主眼をおき、伝わる文章を書く方法を解説し、小手先のテクニックでいわゆる「上手い文」を書くのではなく、誰に、どんな意見を伝え、どんな結果をもたらしたいか?を強烈に意識した考え方は目からウロコでした。
文章の基本構成、論点、論拠、意見の3要素が文章を書く上で重要であること。特に「意見」が大切、意見のない文章は文章として成立しないという筆者の意見には共感しました。
この一冊を読んだあとだと、読書の際も少し「基礎的な論理的思考力」を感じられるようになる。
これからは、自分の無意識の底にある「根本思想」を考えてからものを書くことを心がけるようにします。
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冒頭の、文章が生まれ変わった女子高生のエピソードがわかりやすい。
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数々の実例も、後半に行くほど説得力が増す内容で良かった。
7つの要件(意見・望む結果・論点・読み手・自分の立場・論拠・根本思想)に主眼をおき、伝わる文章を書く方法を解説し、小手先のテクニックでいわゆる「上手い文」を書くのではなく、誰に、どんな意見を伝え、どんな結果をもたらしたいか?を強烈に意識した考え方は目からウロコでした。
文章の基本構成、論点、論拠、意見の3要素が文章を書く上で重要であること。特に「意見」が大切、意見のない文章は文章として成立しないという筆者の意見には共感しました。
この一冊を読んだあとだと、読書の際も少し「基礎的な論理的思考力」を感じられるようになる。
これからは、自分の無意識の底にある「根本思想」を考えてからものを書くことを心がけるようにします。
2021年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中高生に作文指導をしている山田ズーニーさんの作品を読んでみたいと思い、この本を手に取った。
いい文章とはどういうことか?まず、目指すゴールを確認する。何を伝え、何をどうしてほしいのかという意志を明確にする。そのためには七つの条件が必要となる。
1意見 あなたが一番言いたいことは何か?
2望む結果 誰が、どうなることを目指すのか?
3論点 あなたの問題意識はどこに向かっているか?
4読み手 読み手はどんな人か?
5自分の立場 相手から見たとき、自分はどんな立場にいるか?
6論拠 相手が納得する根拠があるか?
7根本思想 あなたの根本にある想いは何か?
文章を書く上で基本となるのが、次の三要素
1論点 何について書くか。自分が取り上げた問題。
2論拠 意見の理由
3意見 自分が一番言いたいこと。1に対する結論。
意見とは、自分が考えてきた、「問」に対して、自分が出した「答え」である。
問題を多角的に見る
・自分の体験・見聞を洗い出す
・必要な基礎知識を調べる
・具体的事例を見る
・別の立場から見る
・海外と比較して見る
・歴史を押さえる(背景)
・スペシャリストの視点を知る
読み手を納得させ、自分の望む結果に導き出すためには、論拠や様々な視点からの考えが必要となるのだ。
いい文章とはどういうことか?まず、目指すゴールを確認する。何を伝え、何をどうしてほしいのかという意志を明確にする。そのためには七つの条件が必要となる。
1意見 あなたが一番言いたいことは何か?
2望む結果 誰が、どうなることを目指すのか?
3論点 あなたの問題意識はどこに向かっているか?
4読み手 読み手はどんな人か?
5自分の立場 相手から見たとき、自分はどんな立場にいるか?
6論拠 相手が納得する根拠があるか?
7根本思想 あなたの根本にある想いは何か?
文章を書く上で基本となるのが、次の三要素
1論点 何について書くか。自分が取り上げた問題。
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3意見 自分が一番言いたいこと。1に対する結論。
意見とは、自分が考えてきた、「問」に対して、自分が出した「答え」である。
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