筆者の「時空のクロス・ロード」シリーズが好きだったので、久々に名前を見かけて購入。
相変わらず圧倒的に読みやすいです。内容や設定はいいんだけど文章が下手くそで読みにくいという作品が近年多い中、こういうサクサク読める文体を書けるのはさすがラノベ界のベテランといったところでしょうか。
が、肝心の内容、特にキャラデザイン(容姿とかではなく、内面的なもの)が致命的にひどい。個性をつけたいのはわかるんですが、その魂胆が見え見えで痛々しい。まあラノベにリアリティを求めるのもナンセンスですが、友達間でもこんな回りくどくて長ったらしいしゃべり方する高校生ばかりいる高校嫌だぞ。
主人公の光明も小知恵の働くイメージばかり先行してどうも魅力がわかない(あくまで主人公としてはで、サブキャラならありな感じですが)。
クロスロードシリーズではあんなに魅力的で活き活きとしたキャラを書かれていたのに…
レシピ(お話)そのものは悪くなかったのに、素材と味付けをミスっちゃったみたいです。
会長の切り札 一芸クラブに勝機あり! (角川スニーカー文庫) (日本語) 文庫 – 2008/11/1
鷹見 一幸
(著)
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本の長さ318ページ
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言語日本語
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出版社角川グループパブリッシング
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発売日2008/11/1
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ISBN-10404425723X
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ISBN-13978-4044257231
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
楢山高校・生徒会長の朋絵は頭を悩ませていた。高校統廃合の新たな条例により、学校の存続が高校生同士の勝負によって決定されることになったのだ。ところが相手は文武両道の熱血男子高校、対する楢高はゆる~い校風の共学校。生徒たちのやる気はゼロ、諦めムードが漂う生徒会―しかしその時、切れ者副会長の光明だけは、役立たずの同好会に活路を見出していた!これぞ現代版国盗絵巻、高校生たちの熱き合戦がここに火蓋を切る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鷹見/一幸
埼玉県北部に在住。200年『時空のクロス・ロード ピクニックは終末に』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
埼玉県北部に在住。200年『時空のクロス・ロード ピクニックは終末に』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/11/1)
- 発売日 : 2008/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 404425723X
- ISBN-13 : 978-4044257231
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,480,177位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
4 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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VINEメンバー
予算不足から浮上したオラが街の高校統廃合問題と、町村合併による財政破綻回避という国策が、何故か複雑に絡み合ってしまい、挙句の果てに、高校生同士の対決によって廃校にする高校を決めることが住民投票で決定してしまう。そんな中、エリート男子校とエリート女子高のハザマで、中庸な共学校が如何に知略をつくして生き残っていくかという熱血ラブコメ。周りに流されず、自分をきちんと持って生きていくのがどんなに格好よいかということを説く、いかにも作者っぽい作品に仕上がっております。次巻も発売されるようなので、そちらも楽しみです。
個人的には好きだから発売されると購入しますけど、ラノベのジャンル的に、あんまり受けないのではないのかな?ちょいちょい説教臭いし、あとがきとかでは妙にひがみっぽいことを言ったりするし。中高生をターゲットにするよりは、もうちょっと年齢層を高めにして、社会人をターゲットにして作品を書いたほうが、ヒットしやすいのではないかと思ったりもします。
個人的には好きだから発売されると購入しますけど、ラノベのジャンル的に、あんまり受けないのではないのかな?ちょいちょい説教臭いし、あとがきとかでは妙にひがみっぽいことを言ったりするし。中高生をターゲットにするよりは、もうちょっと年齢層を高めにして、社会人をターゲットにして作品を書いたほうが、ヒットしやすいのではないかと思ったりもします。
2008年11月11日に日本でレビュー済み
収録内容
・序章 ・第一章 預けられた下駄 ・第二章 掲げられた旗印
・第三章 投げられたサイコロ ・第四章 転がりだした石 ・第五章 光明の策
・第六章 それもまた光明の策 ・第七章 出陣と開戦 ・第八章 姦計 ・終章
三町合併で過去から対立する三町により高校統廃合の問題がこじれ・・・それを解決するために地方庁合併推進課の課長が・・・
著者初?となる学園ものですが、著者らしくヒロインが元気娘だったり、策士が活躍したり、足をひっぱる裏切り者が登場したりします。(官僚体質にたいする批判も・・・)
この巻で終わりかと思いましたが、新シリーズだったんですね。(でもこの内容でどこまで続けられるのかな?)
今巻では男子校対共学校でしたので戦闘シーン?が派手でしたが、次巻では女子高対共学校対決ですので、どんな対決になるか楽しみです。
・序章 ・第一章 預けられた下駄 ・第二章 掲げられた旗印
・第三章 投げられたサイコロ ・第四章 転がりだした石 ・第五章 光明の策
・第六章 それもまた光明の策 ・第七章 出陣と開戦 ・第八章 姦計 ・終章
三町合併で過去から対立する三町により高校統廃合の問題がこじれ・・・それを解決するために地方庁合併推進課の課長が・・・
著者初?となる学園ものですが、著者らしくヒロインが元気娘だったり、策士が活躍したり、足をひっぱる裏切り者が登場したりします。(官僚体質にたいする批判も・・・)
この巻で終わりかと思いましたが、新シリーズだったんですね。(でもこの内容でどこまで続けられるのかな?)
今巻では男子校対共学校でしたので戦闘シーン?が派手でしたが、次巻では女子高対共学校対決ですので、どんな対決になるか楽しみです。