旧第一勧銀の広報部に在籍し、総会屋利益供与事件の収拾に尽力された著者が、日本の会社における様々なシステムについて疑問を呈し、論じていく一冊です。
多くの方が所属する会社という組織で、問題視すべきところはどこなのか。
そしてその問題に対し、どう対処していけば良いのか参考になる内容も多かったです。
人事、出世、派閥、上司、会議、残業。
会社のなかに置かれている自分自身の環境を客観的に捉え直し、盲目的になっているところはないか再点検することができました。
重要なのは、会社とはあくまでも自分の人生を人生を豊かにするフィールドの1つであると認識しておくことではないかと思います。
視野を拡げるためにも、有益な一冊だと感じました。
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会社という病 (講談社+α新書) 新書 – 2015/12/18
生き苦しいのは会社のせいだ!! 会社に残る制度や慣習、風土にルール。人生の諸悪の根源をまとめて江上のアニキが一刀両断!」
生き苦しいのは会社のせいだ!
●人事・・・そんなに偉いか東大卒
●出世・・・昇進イコール幸せとは限らない
●派閥・・・持病と思って付き合おう
●上司・・・バカ上司とは大声で戦え
●左遷・・・人事に左遷なし
●会議・・・会議の9割はムダである
●残業・・・上司の無能のバロメーター
●定年・・・経営者にこそ厳格な定年を
●根回し・・・不毛なようで意外な利点
●社長・・・会社の生死を決めるヒト
ほか
会社に残る制度や慣習、風土にルール。
人生の諸悪の根源をまとめて一刀両断!
生き苦しいのは会社のせいだ!
●人事・・・そんなに偉いか東大卒
●出世・・・昇進イコール幸せとは限らない
●派閥・・・持病と思って付き合おう
●上司・・・バカ上司とは大声で戦え
●左遷・・・人事に左遷なし
●会議・・・会議の9割はムダである
●残業・・・上司の無能のバロメーター
●定年・・・経営者にこそ厳格な定年を
●根回し・・・不毛なようで意外な利点
●社長・・・会社の生死を決めるヒト
ほか
会社に残る制度や慣習、風土にルール。
人生の諸悪の根源をまとめて一刀両断!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/12/18
- 寸法11.5 x 1.4 x 17.3 cm
- ISBN-104062729199
- ISBN-13978-4062729192
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「オレは聞いてない!」…と上司が口にした時、あなたの会社は危ない。東芝、フォルクスワーゲン、旭化成建材…会社の病気は制度・風土・ルールから始まる。
著者について
江上 剛
えがみ・ごう―1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。旧第一勧銀広報部在籍中に、総会屋利益供与事件の混乱収拾に尽力する。在職中の2002年、『非情銀行』で作家デビュー。03年、みずほ銀行退行後は執筆に専念。主な作品に『小説金融庁』『リベンジホテル』『慟哭の家』(以上講談社文庫)など。近著に『退職歓奨』『抗争 巨大銀行が溶融した日』『ザ・ブラックカンパニー』ほか。ビジネス評論家、テレビコメンテーターとしても活躍。
えがみ・ごう―1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。旧第一勧銀広報部在籍中に、総会屋利益供与事件の混乱収拾に尽力する。在職中の2002年、『非情銀行』で作家デビュー。03年、みずほ銀行退行後は執筆に専念。主な作品に『小説金融庁』『リベンジホテル』『慟哭の家』(以上講談社文庫)など。近著に『退職歓奨』『抗争 巨大銀行が溶融した日』『ザ・ブラックカンパニー』ほか。ビジネス評論家、テレビコメンテーターとしても活躍。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
江上/剛
1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。旧第一勧銀広報部在籍中に、総会屋利益供与事件の混乱収拾に尽力する。在職中の2002年、『非情銀行』で作家デビュー。03年、みずほ銀行退行後は執筆に専念。ビジネス評論家、テレビコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。旧第一勧銀広報部在籍中に、総会屋利益供与事件の混乱収拾に尽力する。在職中の2002年、『非情銀行』で作家デビュー。03年、みずほ銀行退行後は執筆に専念。ビジネス評論家、テレビコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2015/12/18)
- 発売日 : 2015/12/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062729199
- ISBN-13 : 978-4062729192
- 寸法 : 11.5 x 1.4 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 476,236位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 635位講談社+α新書
- - 15,626位経営学・キャリア・MBA
- - 49,007位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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著者について
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カスタマーレビュー
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会社の様々な病を実例を挙げながら紹介していく。果たして多くの企業経営者はこの本を読んだら納得し改革に繋がるのだろうか。疑問多い問いだろうが日本企業の再生に役立ったら儲けもの。一般文学通算2293作品目の感想。2019/07/19 17:55
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が経験した銀行を例に企業としてイケてない要素をあげている。
そもそも会社に会議が多いのは無責任体質がはびこっているからだと著者は述べる。
何か部下から案件が上がってきたら、上司は関係部署を集めろという。
自分が一人で決める勇気がないからだ。
関係部署は関係部署で、案件に噛んでいるということが重要だったりする。
後々、自分が関わった案件だと吹聴することを生きがいにしていたりするからだ。
こうは腐りたくはないものだなと。
自分の会社が腐ってきていると感じている方におすすめ。
そもそも会社に会議が多いのは無責任体質がはびこっているからだと著者は述べる。
何か部下から案件が上がってきたら、上司は関係部署を集めろという。
自分が一人で決める勇気がないからだ。
関係部署は関係部署で、案件に噛んでいるということが重要だったりする。
後々、自分が関わった案件だと吹聴することを生きがいにしていたりするからだ。
こうは腐りたくはないものだなと。
自分の会社が腐ってきていると感じている方におすすめ。
2016年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入すると冒頭にこの本の目的がさらりと書いてあります。読んでいくとその通りに書かれていて
溜飲を下げる思いというのでしょうか、そんな感情に浸ることができます。
とはいえ、早稲田という難関校を卒業して当時の第一勧業銀行に就職できた筆者は、ズバリ
社会のエリート層に属します。これは誰しも異論の無いところだと思います。
わたしは会社によって精神をズタボロにされたあげく、母もボケが始まって親1人子1人、まさに
行き詰まった状態なのですが、その原因は最終学歴にあります。我ながら馬鹿に生まれてしまった
ことに憤りを通り越して死を考える毎日です。
そんな自分から見た筆者は大変立派で、光り輝いて見えます。けれども、その輝きがわたしの心を
ますます蝕んでしまいました。つらいです。同じ人間に生まれてこうも違うものなのか。
一晩でサクッと読めてしまうように書かれた本です。これを読んだからといって現状が変わるわけでも
なく、すぐに魔法が解けていつもの鬱陶しい会社での日々が戻ってくるでしょうけれども、それでも
一読に値する本だと思います。
溜飲を下げる思いというのでしょうか、そんな感情に浸ることができます。
とはいえ、早稲田という難関校を卒業して当時の第一勧業銀行に就職できた筆者は、ズバリ
社会のエリート層に属します。これは誰しも異論の無いところだと思います。
わたしは会社によって精神をズタボロにされたあげく、母もボケが始まって親1人子1人、まさに
行き詰まった状態なのですが、その原因は最終学歴にあります。我ながら馬鹿に生まれてしまった
ことに憤りを通り越して死を考える毎日です。
そんな自分から見た筆者は大変立派で、光り輝いて見えます。けれども、その輝きがわたしの心を
ますます蝕んでしまいました。つらいです。同じ人間に生まれてこうも違うものなのか。
一晩でサクッと読めてしまうように書かれた本です。これを読んだからといって現状が変わるわけでも
なく、すぐに魔法が解けていつもの鬱陶しい会社での日々が戻ってくるでしょうけれども、それでも
一読に値する本だと思います。
ベスト1000レビュアー
小説家として活躍している著者は旧第一勧銀の出身で総会屋への利益供与事件の収拾に尽力した元銀行マン。人事、部課長、根回しといった29のキーワードをもとに勤め人として意識したい心構えを語ります。
出世欲は若いときには必要だが年齢を重ねると広い視野で自分を磨くことを考えるべき。左遷がその先の人生を切り開く転機になる可能性すらあるので必ずしも落ち込む必要はない。部長は組織の指揮官だが課長は現場の監督として部下の特性を見抜いて彼らをシンプルに動かすことを考える。残業を減らすには自分のために時間を確保する意識を持たせるのが有効。
元大企業出身で組織で柔軟に生きる術を説くあたり、同じ作家の楠木新氏の主張に重なるところがあります。
出世欲は若いときには必要だが年齢を重ねると広い視野で自分を磨くことを考えるべき。左遷がその先の人生を切り開く転機になる可能性すらあるので必ずしも落ち込む必要はない。部長は組織の指揮官だが課長は現場の監督として部下の特性を見抜いて彼らをシンプルに動かすことを考える。残業を減らすには自分のために時間を確保する意識を持たせるのが有効。
元大企業出身で組織で柔軟に生きる術を説くあたり、同じ作家の楠木新氏の主張に重なるところがあります。
ベスト500レビュアー
旧第一勧銀広報部在籍中に、総会屋利益供与事件の混乱収拾に尽力し、同銀行在籍中
に作家としてデビューした江上剛氏が、小説ではなく新書というジャンルでの登場だ。編集
者との対話の中から、日本の会社員の元気の無さに対して、幾ばくかのエールになれば、
というつもりで書き上げた内容は、舌鋒鋭く、確かに今元気の無い会社員へのエールには
なりそうだ。人事・出世・派閥・上司・左遷・会議・残業・定年・根回し・社長というそれぞれの
病を氏の経験なりに綴っているその中身は、それは一勧のような超有名銀行だからでしょ
という内容もあるものの、ここまで断定調で迫ってくると妙に納得できてしまうこともある。
こうした病も、今日的にはやや薄れているものも増えてきているように感じる。それは、本書
が、氏がこれまで経験してきた「日本の会社」的であるものが列挙されているからに他なら
ない。5年もすれば、上記と異なる会社の病が噴出しているだろう。
氏の期待する「真の対話」が、組織内の文化に内包されないのであれば。
に作家としてデビューした江上剛氏が、小説ではなく新書というジャンルでの登場だ。編集
者との対話の中から、日本の会社員の元気の無さに対して、幾ばくかのエールになれば、
というつもりで書き上げた内容は、舌鋒鋭く、確かに今元気の無い会社員へのエールには
なりそうだ。人事・出世・派閥・上司・左遷・会議・残業・定年・根回し・社長というそれぞれの
病を氏の経験なりに綴っているその中身は、それは一勧のような超有名銀行だからでしょ
という内容もあるものの、ここまで断定調で迫ってくると妙に納得できてしまうこともある。
こうした病も、今日的にはやや薄れているものも増えてきているように感じる。それは、本書
が、氏がこれまで経験してきた「日本の会社」的であるものが列挙されているからに他なら
ない。5年もすれば、上記と異なる会社の病が噴出しているだろう。
氏の期待する「真の対話」が、組織内の文化に内包されないのであれば。