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仮面の告白 (新潮文庫) 文庫 – 2003/6/1

5つ星のうち4.0 167個の評価

「私は無益で精巧な一個の逆説だ。この小説はその生理学的証明である」と作者・三島由紀夫は言っている。女性に対して不能であることを発見した青年は、幼年時代からの自分の姿を丹念に追求し、“否定に呪われたナルシシズム"を読者の前にさらけだす。三島由紀夫の文学的出発をなすばかりでなく、その後の生涯と、作家活動のすべてを予見し包含した、戦後日本文学の代表的名作。

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (2003/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101050015
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101050010
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 167個の評価

著者について

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三島 由紀夫
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(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威。

1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。

主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
167グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年9月29日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    自決した三島には何となく嫌悪感のようなものを抱えていたが、昔読んだ「金閣寺」「近代能楽集」に引き続き挑戦した。初期の作品だが、虜になってしまい短期間で読み上げた。大人的高度で実に論理的な作品だった。青年男子の息吹に共感できる。高校生には高レベルな生徒でないと難解と思われるが、日本の教育についても考えさせられた。恋の相手園子には個人的に反感を覚える。三島についてはその生涯を感じ取りたい。45年の短い生だったが、私と共に10年生きたわけである。次はプライバシー裁判小説と言われる「宴のあと」に挑戦である。
  • 2016年3月9日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
     この小説はむかし女性たちの間でもよく読まれていたように思う。三島由紀夫の少年時代から23歳に至るまでの時期を自伝的に書いたものである。普通の自伝小説と違うのは彼の性欲を中心に描かれていることと甘い自己陶酔を排除していることである。戦後の作家としては太宰治が爆発的人気を博したが、三島は太宰を追うように出てきた。太宰の文章は流麗で音楽的だ。対する三島は単語そのものが典雅で難解だ。それは彼が20代前半の若者だった故の力みもあったのかもしれない。

     三島は女性に対して性欲が湧かず、本当に性欲を感じるのは男に対してだという性倒錯者である。この小説に群がった女性読者にはそのあたりのことはよく分かっていたのだろうか? 三島が性倒錯者であることを率直に書いた作品は他にもあるのだろうか? ともあれ昭和20年代前半の日本ではこの作品は時代を超えた作品であったことは間違いない。
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年12月7日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    難解な文章ですが、少しずつ読んでいけばその当時の背景がわかっていき、楽しいですよ。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年7月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    三島の5年後輩で三島に憧れていた野坂昭如はその著『赫奕たる逆光 私説三島由起夫』のあとがきで、

    「書き終えて思うのは、三島のすべては『仮面の告白』と、(豊饒の海シリーズの)『春の雪』『天人五衰』に凝縮されていること。
    『英霊の声』以後の三島は、分裂症気質から、分裂病にふみこんでいる印象で、以後、自刃までの四年間の生は、存在苦とでもいいたい、苛烈なものだった。」

    と述懐しました。

    東大法学部を出て樺太庁長官まで登りつめるも失脚した出自は良くない祖父を、譜代大名の血を引き宮家で奉公した気位の高い祖母が憎み、時に狂人となる中、そのことが

    生まれながらにひ弱で感受性の優れた三島少年に与えた悪しき影響は計り知れないものと推察します。

    三島の聖セバスチャンへの憧れは、野坂昭如の言うように祖父への憧れであったのかも知れません。

    男色の告白にとどまらず、友人の妹への肉欲とは切り離された愛と恋と執着も描かれており、自画像(自伝)的な傑作だと思います。

    冒頭、三島はドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の第三篇第三話(熱烈なる心の懺悔~詩)※以下一部抜粋 を紹介していますが、そこに三島の美学と告白の決意(結局自分しか愛せない男色家であり、革命に参加したドストエフスキーを目指すこと)を感じましたが如何に。

    ◯長男ミーチャ
    「俺がどうしても我慢できないのは、美しい心と理性を持った立派な人間までが、往々聖母の理想を懐いて踏み出しながら、結局ソドム(悪行)の理想を持って終わるということなんだ。

    いや、まだまだ恐ろしい事がある。つまりそのソドム(悪行)の理想を心に懐いている人間が、同時に聖母の理想をも否定しないで、まるで純潔な青年時代のように、真底から美しい理想の憧憬を燃やしているのだ。

    いや実に人間の心は広い、あまり広すぎるくらいだ。俺は出来る事なら少し縮めてみたいよ。ええ畜生、何が何だか分かりゃしない、本当に!

    理性の目で汚辱と見えるものが、感情の目には立派な美と見えるんだからなあ。一体ソドム(悪行)の中に美があるのかしらん?

    ・・・しかし、人間て奴は自分の痛いことばかり話したがるものだよ。」
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年2月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    「性同一性障害のカミングアウト」といったタイトルでしょうか。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年12月6日に日本でレビュー済み
    一人の男が,堂々と自分を曝け出す勇気を与えてくれる一冊.
    時を超え,それがどれほど勇気の要ることだっただろうか.
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年11月5日に日本でレビュー済み
    「仮面の」告白なのだから、この小説はフィクションだなどという人がいるが、仮にそうだとすれば、あまりにも精緻な心情描写は、常軌を逸しているレベルの大天才の所業と言わざるを得ない。

    三島の私小説として見るなら、常識的なレベルの天才の小説だ。

    しかも24歳でこんな化け物のようなモノを書いたと言うのだから…
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年9月24日に日本でレビュー済み
    三島は割腹自殺があまりに衝撃的で、強面の右翼作家と思ってる方も多いが、

    男色でもあり、コンプレックスも強く、30代からひ弱な体を肉体改造したことなどは

    知っていたので、大きな驚きもなくすんなり読めた。

    三島は間違いなく天才的な作家だと思う。本作も24歳の時の作品。知識の豊富さに恐れ入る。

    純文学の「潮騒」、

    現代に警鐘を鳴らす「憂国」、「美しい星」、「若きサムライたちへ」

    心理描写の巧みな「金閣寺」。

    いずれも文体の美しさと、三島の異常な繊細さを感じる。

    戦時中に青年時代を過ごし、戦争で死ぬ覚悟をしていた三島は、戦後社会が、戦争を風化させ、

    国について深く考えない風潮に強い憤りを感じた。

    (彼自身もまたおぼろげに予知していた。彼の行手にあって彼を待つものは殉教に他ならないことを。

    凡俗から彼を分け隔てているものは、この悲運のしるしに他ならぬことを。)p45

    聖セバスチャンのことを書いた文章だが、今にして読めば、三島本人の予言のようにも思える。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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