全巻揃えていた漫画
数年前の引越しの際に廃棄してから、思い出すこともなかった漫画
何気なくWEB版で読み始めると狂ったように最終巻まで読み続けてしまいました
どなたかがレビューで書かれていましたが、もう見ることは無い…確かに以前は私もそう思っていました
最終章の話が記憶の中では無かったことになっていたのは、同じ様に最悪なラストだと感じたからだと思います
廃棄したのもそんな理由からだったと思い出しました
ただ2度めの今回、不思議な感覚でした
ゲーム落ち、なんとなく覚えていた事により最終章の話がすんなりと読む事ができて、以前感じていた人が簡単に殺されていく事の不条理感や虚無感は無くそういう世界を受け入れている自分がいました
世界のどこかで常に起きている戦争とは、こんな感じなのだろうか?政治判断により世界は大きく変わるんだな…等空想的でありリアリティを感じながら読む事が出来ました
最後のこじつけの説明に近い文章は、さらに話を深めて私にとっては良いメッセージとなって読み応えのあった漫画だったなと感じた次第です
幸せとは何か、人生とは何か
自分自身は本当に自分が選択している自分なのか
もし自分の人生がリセットされた時にどの様な人生を選択するだろう
今日からの生き方も考えさせられたラストです
本当のラスボス
自分がもし成り上がったとしたら、何が戦うべき対象なのか…読み終えても考えさせられています
最終章クソみたいな漫画だったな…
あれ?でもどんなストーリーだっけ?と思った時に再度読み直してみても面白いのでは無いでしょうか?
内容紹介
洋一を始め、たくさんの仲間をカルロスの攻撃によって失い、デパートへと追い詰められた阿久津丈二(あくつ・じょうじ)だったが、催事場で手に入れた日本刀を武器に、ついに最後の勝負に臨む――。江原(えはら)との死闘、そして、ついに明かされるタイムスリップの真相!! 衝撃のラストを目撃せよ!!
著者について
渡辺 潤
1968年12月10日生まれ。89年、漫画家デビュー。90年より『代紋TAKE2』(原作/木内一雅)を連載し、大ヒットとなる。
1968年12月10日生まれ。89年、漫画家デビュー。90年より『代紋TAKE2』(原作/木内一雅)を連載し、大ヒットとなる。