会議でわざと相手が答えられない質問をする、人望のある部下を閑職に飛ばす、同僚の悪評を上司に流す、権力者におもねり反対勢力を潰す―この現代においても、非生産的な足の引っぱりあいが日本の組織にはびこるのはなぜか?個人をむしばみ、ホワイトカラーの“ジジイ化”をうながす「会社員という病」の根源に迫る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
河合/薫
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。その後、東京大学大学院医学系研究科に進学し、現在に至る。「人の働き方は環境がつくる」をテーマに学術研究にかかわるとともに、講演や執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)