介護する側とされる側、両方の視点から同時並行的に、軽妙な会話がリアルタイムで交わされる。
家族による介護談などは、有名無名を含めたくさんの本が出ているが、このような
ブログ形式の出版物は、はじめて読んだ。
決して肩ひじをはったものでもないし、感動秘話といったものでもない。淡々と、そして楽しく、介護の毎日がつむぎだされてくる。
読んだ人が、「元気をもらえる本」である。
それも声高のメッセージでなく、さりげなさが、この本の持ち味であろう。
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