江戸川乱歩のベストセレクションを何冊か購入して読みました。表題の「人間椅子」始め素敵な怪奇物がたくさんあります。同作者の「芋虫」などは背筋がぞわ〜っとする系統のホラー作品ですが、こちらはミステリー寄り。
「押絵と旅する男」などは情景がありありと浮かぶようです。大衆小説なので読みやすく、その世界にハマれます。江戸川乱歩に興味を持たれた方はこちらと「芋虫」を是非オススメしたいです。
モバイルデバイスをお持ちですか?
Kindleをご利用いただけます。
Kindleをご利用いただけます。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
携帯電話またはEメールアドレスを入力する
リンクを送信
リクエストを処理しています...
「リンクを送信」を押すと、Amazonの利用規約に同意したことになります。
お客様は、AmazonまたはAmazonの代理業者からのKindleアプリに関する自動テキストメッセージを、上記の携帯電話番号に受信することに同意するものとします。同意は購入の条件ではありません。メッセージおよびデータ料金が適用される場合があります。
人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1) (角川ホラー文庫) 文庫 – 2008/5/24
購入を強化する
醜い椅子職人は、椅子の中に潜んでいる。その椅子は、若く美しい夫人の住む、立派な屋敷に納品された。皮一枚を隔てて味わう女体の淫靡な感触に溺れる日々を送った男は、女を愛するようになり、女との接触を試みる。
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2008/5/24
- ISBN-104041053285
- ISBN-13978-4041053287
よく一緒に購入されている商品
この商品を見た後に買っているのは?
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
貧しい椅子職人は、世にも醜い容貌のせいで、常に孤独だった。惨めな日々の中で思いつめた男は、納品前の大きな肘掛椅子の中に身を潜める。その椅子は、若く美しい夫人の住む立派な屋敷に運び込まれ…。椅子の皮一枚を隔てた、女体の感触に溺れる男の偏執的な愛を描く表題作ほか、乱歩自身が代表作と認める怪奇浪漫文学の作品「押絵と旅する男」など、傑作中の傑作を収録するベストセレクション第1弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
江戸川/乱歩
1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。65年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。65年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Kindle化リクエスト
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
第166回芥川賞・直木賞 受賞作決定
登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/5/24)
- 発売日 : 2008/5/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 213ページ
- ISBN-10 : 4041053285
- ISBN-13 : 978-4041053287
- Amazon 売れ筋ランキング: - 145,190位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 269位角川ホラー文庫
- - 3,184位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以後、「D坂の殺人事件」などの探偵小説を 次々発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」などがある。日本の小説界に多大なる業績を残 す。65年没(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 大槻ケンヂが語る江戸川乱歩 私のこだわり人物伝 (ISBN-13:978-4041847213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
31 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的には短編集ってあまり好きじゃなくて、今回は人間椅子が読みたいのでしょうがなしに購入したって感じです。
しかし人間椅子のこの奇抜なアイデアったら!!!
最後に大槻ケンジがコメントしていたみたいに、こんなむちゃくちゃなアイデアをこんな風に小説にできるのが江戸川乱歩のすごさなんだろうなーーー
この人間椅子はもっと長くしてもらって長編で読んでみたかった!!
このほかの作品だと
「お勢登場」「鏡地獄」「押絵と旅する男」
が特に面白かった。
ただ、何度も言うようだけど、短編だと消化不良な感じで(あくまで個人的理由)物足りない気がするので評価は低くしました。
しかし人間椅子のこの奇抜なアイデアったら!!!
最後に大槻ケンジがコメントしていたみたいに、こんなむちゃくちゃなアイデアをこんな風に小説にできるのが江戸川乱歩のすごさなんだろうなーーー
この人間椅子はもっと長くしてもらって長編で読んでみたかった!!
このほかの作品だと
「お勢登場」「鏡地獄」「押絵と旅する男」
が特に面白かった。
ただ、何度も言うようだけど、短編だと消化不良な感じで(あくまで個人的理由)物足りない気がするので評価は低くしました。
ベスト1000レビュアー
名前くらいは知ってたし、作品名から内容の想像もしていた江戸川乱歩だが、実際に読んだのは初めて。本屋で装丁に惹かれて買ったんだけど、大正解だった。
短編傑作集のようだけど、角川ホラー文庫だけに明智小五郎とか少年探偵団の話は一切なく、幻想小説が中心。タイトル作の「人間椅子」は、SM小説的な生身の人間を家具にしていたぶる話かと思っていたら、頑丈な椅子の中に入り込んで生活する男と言うアイディアだった。見えないけど、何も知らない人間が座ってくれる感触を楽しむと言うのは、十分にエロティックな想像力をかき立てられる。椅子の所有者は変わってゆき、最後に座る女性作家のもとに、この男から変態行為を告白する手紙が届き・・・と言うオチも見事に決まる好短編だと思った。素人作家の私が書いてる人間家具は、身動き取れず家具扱いされるM奴隷女性を性的に陵辱するゲスなアイディアだけど、そんなのを想像してたのは失礼だった。
短かめのミステリーっぽいものには消化不良も見られたが、幻想小説風のものは見事な出来ばかり。中でも世評高いらしい「押絵と旅する男」はすがに圧巻で、これを読むだけでも購入の価値があった。
共通して、子供っぽく変な性癖を持つ男と、そういう男を翻弄する世知辛く狡猾な女と言う図式が目立った。確かに椅子に入り込むとか、狭い場所が病的に好きなのはいかにも男らしく、母胎回帰願望を表しているように思う。実は私自身実家にいる頃は押し入れの中で寝るのが好きで、よく親に呆れられたものだ。
賢い女に翻弄されるバカな男、と言うのも我が家の構図。たぶん江戸川乱歩はちょっと屈折した変態性癖のある男性にこそ、真価が理解される作家なんじゃないだろうか?
http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/archives/12539033.html
短編傑作集のようだけど、角川ホラー文庫だけに明智小五郎とか少年探偵団の話は一切なく、幻想小説が中心。タイトル作の「人間椅子」は、SM小説的な生身の人間を家具にしていたぶる話かと思っていたら、頑丈な椅子の中に入り込んで生活する男と言うアイディアだった。見えないけど、何も知らない人間が座ってくれる感触を楽しむと言うのは、十分にエロティックな想像力をかき立てられる。椅子の所有者は変わってゆき、最後に座る女性作家のもとに、この男から変態行為を告白する手紙が届き・・・と言うオチも見事に決まる好短編だと思った。素人作家の私が書いてる人間家具は、身動き取れず家具扱いされるM奴隷女性を性的に陵辱するゲスなアイディアだけど、そんなのを想像してたのは失礼だった。
短かめのミステリーっぽいものには消化不良も見られたが、幻想小説風のものは見事な出来ばかり。中でも世評高いらしい「押絵と旅する男」はすがに圧巻で、これを読むだけでも購入の価値があった。
共通して、子供っぽく変な性癖を持つ男と、そういう男を翻弄する世知辛く狡猾な女と言う図式が目立った。確かに椅子に入り込むとか、狭い場所が病的に好きなのはいかにも男らしく、母胎回帰願望を表しているように思う。実は私自身実家にいる頃は押し入れの中で寝るのが好きで、よく親に呆れられたものだ。
賢い女に翻弄されるバカな男、と言うのも我が家の構図。たぶん江戸川乱歩はちょっと屈折した変態性癖のある男性にこそ、真価が理解される作家なんじゃないだろうか?
http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/archives/12539033.html
2013年2月17日に日本でレビュー済み
小学生の時に初めて出会い、実に約30年振りに読んだのだが、
奇妙で、不可解で、理不尽で、非現実的で、そして何より美しい。
古さよりも品を感じる文言、艶めかしく香る台詞、悲哀と喜劇。
絶えず新装版で刷り直されるだけの魅力を、改めて感じた。
(特に今回の装丁は、暗色が多い乱歩作品に珍しく薄い色彩で意表を突かれた)
世界名作全集の類しか読んでいなかった私に、乱歩作品は衝撃だった。
乱歩は「正義=善=美」と思っていた私に、新しい世界を見せた。
歪んでいるのに何故か美しい、滑稽なのに悲しい風景だ。
退廃的で仄暗い情欲の描写に、後ろめたささえ感じつつ、
幻想怪奇小説ばかりを読み漁った。 探偵物には行かなかった。
私のそれからの美的感覚には、乱歩世界が大きく影響した。
高校時代に大槻ケンヂ氏の詩に出会った時、ふと懐かしさを感じ、
彼が乱歩ファンだと知った時には、大いに納得したものだ。
どこか不健全な乱歩作品は、不完全を自覚する人間を虜にするのかも知れない。
耽溺という言葉が似合う世界観を持つ作者だと思う。
奇妙で、不可解で、理不尽で、非現実的で、そして何より美しい。
古さよりも品を感じる文言、艶めかしく香る台詞、悲哀と喜劇。
絶えず新装版で刷り直されるだけの魅力を、改めて感じた。
(特に今回の装丁は、暗色が多い乱歩作品に珍しく薄い色彩で意表を突かれた)
世界名作全集の類しか読んでいなかった私に、乱歩作品は衝撃だった。
乱歩は「正義=善=美」と思っていた私に、新しい世界を見せた。
歪んでいるのに何故か美しい、滑稽なのに悲しい風景だ。
退廃的で仄暗い情欲の描写に、後ろめたささえ感じつつ、
幻想怪奇小説ばかりを読み漁った。 探偵物には行かなかった。
私のそれからの美的感覚には、乱歩世界が大きく影響した。
高校時代に大槻ケンヂ氏の詩に出会った時、ふと懐かしさを感じ、
彼が乱歩ファンだと知った時には、大いに納得したものだ。
どこか不健全な乱歩作品は、不完全を自覚する人間を虜にするのかも知れない。
耽溺という言葉が似合う世界観を持つ作者だと思う。
2008年8月7日に日本でレビュー済み
江戸川乱歩の短編傑作集、或いは、全集などは様々な出版社から文庫として発売されていて、私自身もその多くを書棚に並べているのですが、この角川ホラー文庫のベストセレクションほど充実した内容が一冊に詰まっているものは他にありません。
その理由は、他社とは一線を画した収録作品のセレクトという点にあります。
江戸川乱歩が残した多くの短編は、ファンの方はもうご存知のように所謂「理知的探偵小説」ものと、「怪奇幻想・異常心理」ものという二つの系統に分けることができます。そこで従来の短編集の多くはその両者を半々ずつといった分量で採って一冊に収めていました。それ故に、収録作品の傾向がどっちつかずということが多くなっています。
しかし、この角川ホラー文庫のベストセレクションは、敢えて「理知的〜」なものは一切収録せずに「怪奇幻想・異常心理」に属する作品のみを収録しているのです。その結果、怪奇幻想系の短編の中でも傑作と名高いものばかりが、一冊の中にみっちりと詰まっています。
探偵小説の古典としての乱歩を求めている方には不向きな作品集ですが、そうでない方には文句なしにオススメできます。私自身も今までは友人から乱歩作品を貸して欲しいと言われた際に、どの短編集を渡すべきか迷ったりしていたのですが、今後は自信を持ってこのベストセレクション1および続刊の2を渡すことができそうです。
出来れば、分冊ではなく一冊にまとめて欲しかったという思いもありますが、さすがにそれは贅沢過ぎるのかもしれません。
田島昭宇氏によるカバーイラストも作品世界に合っていて素晴らしいです。
その理由は、他社とは一線を画した収録作品のセレクトという点にあります。
江戸川乱歩が残した多くの短編は、ファンの方はもうご存知のように所謂「理知的探偵小説」ものと、「怪奇幻想・異常心理」ものという二つの系統に分けることができます。そこで従来の短編集の多くはその両者を半々ずつといった分量で採って一冊に収めていました。それ故に、収録作品の傾向がどっちつかずということが多くなっています。
しかし、この角川ホラー文庫のベストセレクションは、敢えて「理知的〜」なものは一切収録せずに「怪奇幻想・異常心理」に属する作品のみを収録しているのです。その結果、怪奇幻想系の短編の中でも傑作と名高いものばかりが、一冊の中にみっちりと詰まっています。
探偵小説の古典としての乱歩を求めている方には不向きな作品集ですが、そうでない方には文句なしにオススメできます。私自身も今までは友人から乱歩作品を貸して欲しいと言われた際に、どの短編集を渡すべきか迷ったりしていたのですが、今後は自信を持ってこのベストセレクション1および続刊の2を渡すことができそうです。
出来れば、分冊ではなく一冊にまとめて欲しかったという思いもありますが、さすがにそれは贅沢過ぎるのかもしれません。
田島昭宇氏によるカバーイラストも作品世界に合っていて素晴らしいです。
他の国からのトップレビュー
Eugenia
5つ星のうち5.0
Magnifico
2019年6月9日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
En perfecto estado.








