作者の卯月妙子さんを存じ上げませんでしたが、面白そうなので購入しました。AV業界の、それもスカトロ系の方だったそうなので当たり前なのかもしれませんが、下品な性表現がこれでもかと出てきます。正直人には勧められないし家族にも見せられません。でも、いやらしくないんです。絵柄もありますが、彼女が幸せなセックスをできる相手と出会えてよかったなと思います。普段私はエロい漫画は嫌いなのですが、そういうのとは違う、人間にとって愛って大事なんだなと思えるような、そんな漫画です。
自分は鬱傾向があり、友人は自殺しました。自分も死のうかと何年も考えています。でも、私よりもしんどそうな卯月さんがこんなに頑張っているんだから、私ももう少し頑張って生きようかな、生きててもいいのかな、と、そんな風に思いました…。
人間仮免中 (日本語) コミック – 2012/5/18
卯月 妙子
(著)
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本の長さ320ページ
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言語日本語
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出版社イースト・プレス
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発売日2012/5/18
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ISBN-104781607411
-
ISBN-13978-4781607412
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
壮絶な過去と統合失調症を抱えた著者が、36歳にして出会った25歳年上のボビー。苛烈で型破りで、そして誰より強靱なふたりの愛を描いた感動のコミックエッセイ。
レビュー
あちこちで「衝撃!」と話題になっている本書だが…衝撃どころじゃねえよこれ!!
漫画読みとして40年近く生きてきたが、時たま出会う「漫画を超えた表現」。
個人的には業田良家「自虐の詩」を初めて読んだ時の感触に近い。価値観がグラグラ揺さぶられる。
後半の「歩道橋バンジー編」は凄まじいとしか言い様がない。
涙が何度もボロボロとこぼれ、もう読みたくないと思いながらもページをめくらずにはいられない。 --『TVBros.』大根仁「中春スケッチブック」
「周囲の愛情や支えに感謝する」という、どう描いてもヌルくしかならないようなテーマが、
ここまで壮絶な事実と筆致で描かれたことが、かつてあっただろうか。
あなたは、漫画史に残る作品を目撃することになるだろう。 --『プレイボーイ』「この漫画がパネェ!!」
ボビー最高だ。
ここまでの地獄を見た人はいないと思うと同時に、ここまでの純愛を手にした人もいないのではないか、と思った。
また卯月さんのお母さんがすばらしい。どんな場面でも、とにかく娘には生きていてほしい、
生きていてくれさえすれば、といいう気持ちがひしひしと伝わってくる。
親とは、そういうものなのだとあらためて思う。 --『週刊現代』俵万智「リレー読書日記」
漫画読みとして40年近く生きてきたが、時たま出会う「漫画を超えた表現」。
個人的には業田良家「自虐の詩」を初めて読んだ時の感触に近い。価値観がグラグラ揺さぶられる。
後半の「歩道橋バンジー編」は凄まじいとしか言い様がない。
涙が何度もボロボロとこぼれ、もう読みたくないと思いながらもページをめくらずにはいられない。 --『TVBros.』大根仁「中春スケッチブック」
「周囲の愛情や支えに感謝する」という、どう描いてもヌルくしかならないようなテーマが、
ここまで壮絶な事実と筆致で描かれたことが、かつてあっただろうか。
あなたは、漫画史に残る作品を目撃することになるだろう。 --『プレイボーイ』「この漫画がパネェ!!」
ボビー最高だ。
ここまでの地獄を見た人はいないと思うと同時に、ここまでの純愛を手にした人もいないのではないか、と思った。
また卯月さんのお母さんがすばらしい。どんな場面でも、とにかく娘には生きていてほしい、
生きていてくれさえすれば、といいう気持ちがひしひしと伝わってくる。
親とは、そういうものなのだとあらためて思う。 --『週刊現代』俵万智「リレー読書日記」
著者について
卯月妙子(うづき・たえこ)
1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働き、カルト的人気を得る。
その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。
さらに自伝的漫画『実録企画モノ』『新家族計画』(いずれも太田出版)を出版し、漫画家としても活躍。
1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働き、カルト的人気を得る。
その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。
さらに自伝的漫画『実録企画モノ』『新家族計画』(いずれも太田出版)を出版し、漫画家としても活躍。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
卯月/妙子
1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働く。排泄物や嘔吐物、ミミズを食べるなどの過激なAVに出演。カルト的人気を得る。その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、自傷行為、殺人欲求等の症状のため入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。さらに自伝的漫画『実録企画モノ』『新家族計画』(いずれも太田出版)を出版し、漫画家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働く。排泄物や嘔吐物、ミミズを食べるなどの過激なAVに出演。カルト的人気を得る。その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、自傷行為、殺人欲求等の症状のため入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。さらに自伝的漫画『実録企画モノ』『新家族計画』(いずれも太田出版)を出版し、漫画家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2012/5/18)
- 発売日 : 2012/5/18
- 言語 : 日本語
- コミック : 320ページ
- ISBN-10 : 4781607411
- ISBN-13 : 978-4781607412
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 1,772位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 96,237位コミック
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.6
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トップレビュー
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2019年9月14日に日本でレビュー済み
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役に立った
2021年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初は、想像以上にエッチシーンが多くて引いてしまったけど、読み進めていくうちにボビーの偏見のない本物の愛を感じて、自分自身を振り返って反省しきり。
卯月さんは大変だと思う。幻覚症状が。
でも、ボビーはもちろん、家族や周囲の人たちの理解があって、しんどいながらも懸命に生きておられる。卯月さんは幸せだと思う。
そういう社会になったらいいなと思う。
色んな人がいるのが当たり前に受け入れられる社会。色んな人が生きやすく工夫するのが当たり前の社会。偏見や差別のない社会。
そういうのを実現するのは難しいかもしれないけど、まずは皆が『知る』事が大事かなと思う。
この本で自分の偏見や差別意識を思わずにはいられなかった。感動と反省と色々渦巻きました。
卯月さんは大変だと思う。幻覚症状が。
でも、ボビーはもちろん、家族や周囲の人たちの理解があって、しんどいながらも懸命に生きておられる。卯月さんは幸せだと思う。
そういう社会になったらいいなと思う。
色んな人がいるのが当たり前に受け入れられる社会。色んな人が生きやすく工夫するのが当たり前の社会。偏見や差別のない社会。
そういうのを実現するのは難しいかもしれないけど、まずは皆が『知る』事が大事かなと思う。
この本で自分の偏見や差別意識を思わずにはいられなかった。感動と反省と色々渦巻きました。
2015年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
飛び降りる人が、なんで落ちてしまうのか。おぼろげながら判る作品です。個人的には彼女の舞台も観てるので、多くの方に読んでで欲しい。続きは体調の関係で難しそうですが、是非北海道編を読みたくなる一冊です。そして、薬の量を勝手に患者がコントロールする事の怖さも書かれています。元気でいてくれる事を願わずにはいられなくなる、そんな一冊です。