まず一言、これにスピリチュアルな事は一切ありません。むしろ徹底的にスピリチュアルを粉砕する内容が満載です。
ですが、真実なのです。人間が今まで持っている認知力、つまり、こうである…とか…こうだ…とかの間違いがどうして起こるのか?それを記した人間の取り扱い説明書のような本です。
再度、申し上げます。まさに人間の持っているどうしてこんな考えになるのか?それを記述した最良の教科書でありつつ、超能力やスピリチュアルに宗教といった神の奇跡が全て人間の認知機能による誤作動であると、丁寧に書いてあります。
これを本から理解できない方は、最新の心理学で、認知機能が低い人間ほど、宗教や偏見にはまりやすい方という事です。
つまり愚か者には全く理解できない書物です。
これを理解できた方は、新たな考えを手にするのは間違いありません。
私は、それを手に入れて現実世界を楽しんでいます。
バカのまま使われる奴隷になるか?
理解して現実を楽しむか?
それはこの本を買った貴方次第です。
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人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書) 単行本 – 1993/6/1
トーマス ギロビッチ
(著),
Thomas Gilovich
(原著),
守 一雄
(翻訳),
守 秀子
(翻訳)
&
1
その他
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- 本の長さ356ページ
- 言語日本語
- 出版社新曜社
- 発売日1993/6/1
- ISBN-104788504480
- ISBN-13978-4788504486
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商品の説明
出版社からのコメント
人間、この信じやすきもの 人間は誤りやすく信じやすい。前後関係と因果関係を取り違えたり、ランダムデータに規則性を読み取ってしまったり、願望から事実を歪めて解釈したり。迷信誤信のよって来たる由縁を日常生活の数々の実例をもとに明快に整理。人間心理への理解を深める。
抜粋
誤信や迷信を許容していると、間接的に出はあるが、別の被害を受けることになる。誤った考えを許容し続ける事は、初めは安全に見えてもいつのまにかブレーキが効かなくなる「危険な坂道」なのである。誤った推論や間違った信念をわずかとはいえ許容し続けている限り、一般的な思考習慣にまでその影響が及ばないという保証が得られるだろうか?世の中のものごとについて正しく考えることができることは貴重で困難であり、注意深く育てていかなくいかなければならないものなのである。
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松本大学教育学部教授
こんな素晴らしい書評をしてくださっているYouTuberがいらっしゃいます。
https://www.youtube.com/watch?v=LhUDKfXg3GY
トモヤさん、どうもありがとうございます。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.avis.ne.jp/~uriuri/kaz/index.html
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
32 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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VINEメンバー
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人間が誤信する背景には、人間特有の認識行動がある。これは主として次のようなものである。
・偶然に生じた出来事に意味づけをしてしまう
・わずかなことから肯定的な情報を探し求める
・信じていると、そのように物事は見えてくる
・自分が信じたいものを信じようとする
また、ひとを取り囲む環境の中にも誤信の要因を見出せる。テレビ番組やニュースなどを含む人づての情報の
もつ歪みだ。その情報には、誇張と省略があることを心にとめておかなければならない。人目を引く内容は、
視聴率や雑誌の販売にも有効だが、誇張と省略によって魅力的にみせることが考えられる。
誤信しないためには、ひと特有の認識行動をよく理解し、それを矯正する心的習慣を身につけることとあるが、
とても高い壁のように目に映る。
読んでいてある一文にハッとした。「与えれた情報を越えた解釈」をする人間の能力は、コンピュータを上回る。
間違いをするが、これが人間の賢さなのだと。推論できるのは、優れたところだが、誤信を招き寄せる人間の
認識行動ゆえではないかと思えた。
・偶然に生じた出来事に意味づけをしてしまう
・わずかなことから肯定的な情報を探し求める
・信じていると、そのように物事は見えてくる
・自分が信じたいものを信じようとする
また、ひとを取り囲む環境の中にも誤信の要因を見出せる。テレビ番組やニュースなどを含む人づての情報の
もつ歪みだ。その情報には、誇張と省略があることを心にとめておかなければならない。人目を引く内容は、
視聴率や雑誌の販売にも有効だが、誇張と省略によって魅力的にみせることが考えられる。
誤信しないためには、ひと特有の認識行動をよく理解し、それを矯正する心的習慣を身につけることとあるが、
とても高い壁のように目に映る。
読んでいてある一文にハッとした。「与えれた情報を越えた解釈」をする人間の能力は、コンピュータを上回る。
間違いをするが、これが人間の賢さなのだと。推論できるのは、優れたところだが、誤信を招き寄せる人間の
認識行動ゆえではないかと思えた。
2008年12月23日に日本でレビュー済み
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論旨も明確で読みやすい。人間がいかに騙されやすいか、信じ込みやすいかということを科学的
に紹介してくれる。
超能力の問題、総合的健康法と呼ばれるものなど、具体例も豊富に解説されている。
マスコミなど、無数の事実の中から商業的に受ける内容、側面だけを故意に選んで、歪んだ
情報を流すというのは良くあることでしょう。
これだけたくさんの情報が氾濫し、インターネットの普及によって誰もが簡単に情報にアクセス
できる時代、社会科学者の役割は大きい。物事を正確に判断するための良書と言えます。
に紹介してくれる。
超能力の問題、総合的健康法と呼ばれるものなど、具体例も豊富に解説されている。
マスコミなど、無数の事実の中から商業的に受ける内容、側面だけを故意に選んで、歪んだ
情報を流すというのは良くあることでしょう。
これだけたくさんの情報が氾濫し、インターネットの普及によって誰もが簡単に情報にアクセス
できる時代、社会科学者の役割は大きい。物事を正確に判断するための良書と言えます。
VINEメンバー
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どうしてギャンブラーは繰り返し損をしても「今度こそ儲かる」と信じるのだろう...。
どうして占いは当たる(当たっているように感じる)のだろう...。
どうしてルーキーには「2年目のジンクス」がつきまとうのだろう...。
人の心はさまざまな情報を自ら統合しつつ外の世界を認識しています。情報量は膨大ですから効率的に処理しなければならず、要らない情報は取り除かれ、重要な情報は他の情報と一緒にまとめられて単純な形にされます。この合理化の機能こそ、コンピューターには到底真似のできない、人の心のすばらしさです。
ところが、この優れた仕組みがあるが故に、無いものを認識したり、意味の無いものに意味を見出したり、人はしばしば迷信や誤信や過度な自信に、極めてあっさりと陥ってしまいます。
そんな人の心の不思議な性質について、本書は認知・社会心理学の視点から考察をしています。著者は学術的な心理学のエキスパートであり、多くの実証研究を踏まえながら説得力のある論を展開していきます。
訳文の質の高さもあって文章は判りやすく、内容の充実具合とは裏腹に無味乾燥な学術書からほど遠い読みやすさです。アメリカでの話題が多いものの、心理学には縁遠い読者にも馴染みやすいトピックスが散りばめられており、読後には冒頭の問いの答えに気づくでしょう。
人の心についての知的好奇心を満たすだけでなく、迷信や誤信にできるだけ陥らない為にも大いに役立つ本だと思います。
どうして占いは当たる(当たっているように感じる)のだろう...。
どうしてルーキーには「2年目のジンクス」がつきまとうのだろう...。
人の心はさまざまな情報を自ら統合しつつ外の世界を認識しています。情報量は膨大ですから効率的に処理しなければならず、要らない情報は取り除かれ、重要な情報は他の情報と一緒にまとめられて単純な形にされます。この合理化の機能こそ、コンピューターには到底真似のできない、人の心のすばらしさです。
ところが、この優れた仕組みがあるが故に、無いものを認識したり、意味の無いものに意味を見出したり、人はしばしば迷信や誤信や過度な自信に、極めてあっさりと陥ってしまいます。
そんな人の心の不思議な性質について、本書は認知・社会心理学の視点から考察をしています。著者は学術的な心理学のエキスパートであり、多くの実証研究を踏まえながら説得力のある論を展開していきます。
訳文の質の高さもあって文章は判りやすく、内容の充実具合とは裏腹に無味乾燥な学術書からほど遠い読みやすさです。アメリカでの話題が多いものの、心理学には縁遠い読者にも馴染みやすいトピックスが散りばめられており、読後には冒頭の問いの答えに気づくでしょう。
人の心についての知的好奇心を満たすだけでなく、迷信や誤信にできるだけ陥らない為にも大いに役立つ本だと思います。
VINEメンバー
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本書では、人間が思考のプロセスをスキップして、無意識に信じがちな迷信や超能力と言ったものを、唯物論的立場から考察、解説した本です。
人間がなぜ騙されてしまうのか、を追及する事は大変意義深いと思いますし、本書で例に挙げられた、湾岸戦争時のイラクによる原油放出ニュース(後に誤りだった事が判明)などは、その間に実際に起こっていた事が記録として残っている為、”どのように世界の人は騙されたのか”という著者の結論にも説得力があります。
しかし後半で例として挙げられた、信仰及び超能力と言ったテーマに於いては、「始めに結論ありき」(つまりそんなモノは存在しない!と言う考え方)で話が進められているように感じます。
ルルドの泉で、「めがねや、補聴器、杖は捨ててあるのに、なぜ義足が無いのだろう」と言う表現は、本書で奇跡や超能力を否定する立場にある著者自身の考え方と自家撞着を起こしています。
ロジックに凝り固まった人には痛快な本でしょうが、全てを素直に受け入れる事は出来ませんでした。
人間がなぜ騙されてしまうのか、を追及する事は大変意義深いと思いますし、本書で例に挙げられた、湾岸戦争時のイラクによる原油放出ニュース(後に誤りだった事が判明)などは、その間に実際に起こっていた事が記録として残っている為、”どのように世界の人は騙されたのか”という著者の結論にも説得力があります。
しかし後半で例として挙げられた、信仰及び超能力と言ったテーマに於いては、「始めに結論ありき」(つまりそんなモノは存在しない!と言う考え方)で話が進められているように感じます。
ルルドの泉で、「めがねや、補聴器、杖は捨ててあるのに、なぜ義足が無いのだろう」と言う表現は、本書で奇跡や超能力を否定する立場にある著者自身の考え方と自家撞着を起こしています。
ロジックに凝り固まった人には痛快な本でしょうが、全てを素直に受け入れる事は出来ませんでした。
2013年11月28日に日本でレビュー済み
日常生活の中で私たちはうわべだけの事実に惑わされ、迷信や誤信などの間違った情報を信じています。例えば、欧米では「子供ができないため養子をもらった夫婦は、妊娠しやすい。」と広く信じられていますが(P1)、臨床的な調査によれば、養子縁組が妊娠率を高めるという事実はありません。(原註(1)参照)
私たちは、毎日膨大な量の情報を処理するために、物事を単純にしたり、自分の経験や他人から聞いた話などから様々なことを推論したりしています。人間は長い間、狩猟生活をしていた時代までは、敵か見方かを確認するよりも、とにかく武器を振り回して相手を倒したり、とにかくその場から逃げだしたりしたものが、生き延び子孫を残せたのでしょう。
近代になり民主的な国家が成立し、法律や裁判、会計制度などができると、事実に基づいて情報を処理することが重要になってきました。つまり、とにかく武器を振り回すことが間違いになったのです。さらに、ここ数十年の間には、電子機器を製作したり、ソフトウェアをプログラミングしたりするなど、大昔では考えられないような精密さが求められる仕事も増えてきました。実は、電子機器は自然の規則に逆らっては動作しませんし、プログラムは論理的に整合性が無いと度々暴走します。
一方、インターネットの普及で個人が数万人に情報を発信するようになると、迷信や誤信が一度に広まり、個人の人権が脅かされる事件が起きています。ウェブ上でのコメントをみていると、真偽も定かでない情報に基づいて、話したこともあったこともない人に対して、かなり失礼で人権を踏みにじる発言をする方がいます。世の中には、信じやすい方が多いのです。
大昔とは違い、物事を単純にしたり、他人の噂話だけで推論したりすることは、度々大きな失敗に繋がるようになってきたのですが、私たちの思考の癖は、まだそれらに慣れていません。著者はこの本で、日常生活における人間の推論の欠陥を認知心理学などの知識に基づいて明らかにすることで、物事を本当に知るためにはどうすべきであるかを記述しています。
私たちは、毎日膨大な量の情報を処理するために、物事を単純にしたり、自分の経験や他人から聞いた話などから様々なことを推論したりしています。人間は長い間、狩猟生活をしていた時代までは、敵か見方かを確認するよりも、とにかく武器を振り回して相手を倒したり、とにかくその場から逃げだしたりしたものが、生き延び子孫を残せたのでしょう。
近代になり民主的な国家が成立し、法律や裁判、会計制度などができると、事実に基づいて情報を処理することが重要になってきました。つまり、とにかく武器を振り回すことが間違いになったのです。さらに、ここ数十年の間には、電子機器を製作したり、ソフトウェアをプログラミングしたりするなど、大昔では考えられないような精密さが求められる仕事も増えてきました。実は、電子機器は自然の規則に逆らっては動作しませんし、プログラムは論理的に整合性が無いと度々暴走します。
一方、インターネットの普及で個人が数万人に情報を発信するようになると、迷信や誤信が一度に広まり、個人の人権が脅かされる事件が起きています。ウェブ上でのコメントをみていると、真偽も定かでない情報に基づいて、話したこともあったこともない人に対して、かなり失礼で人権を踏みにじる発言をする方がいます。世の中には、信じやすい方が多いのです。
大昔とは違い、物事を単純にしたり、他人の噂話だけで推論したりすることは、度々大きな失敗に繋がるようになってきたのですが、私たちの思考の癖は、まだそれらに慣れていません。著者はこの本で、日常生活における人間の推論の欠陥を認知心理学などの知識に基づいて明らかにすることで、物事を本当に知るためにはどうすべきであるかを記述しています。