日本のビッグ3が語る投資哲学が詰まった本です。
テクニックがどうだとかアクティブかインデックスかみたいな討論ではなく『投資』の本質とは何かという事にフォーカスを当てた内容です。これから投資を始めようと検討している方や既に始めているけど不安を抱えている人にオススメです。
金がないから投資。金が欲しいから投資。ではない事を証明するかの様な諭す語り口に思わず納得しました。
小さな本の中に膨大な思想が詰まった一冊です。
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人生100年時代の らくちん投資 (日本経済新聞出版) Kindle版
2018年1月スタートのつみたてNISAにも完全対応!
これで、老後不安にさよならできる!
現役世代も、リタイア組も必ず役立つ、
積立投信を活用した長期投資の実践術。
コツコツ、ゆったり、争わない、ハラハラしない。
でも、しっかり儲かる投資術を、
プロが平易に指南します。
●人生100年時代、始めるのに遅すぎることはない!
●投資に対する5つの誤解を解く
●肉食系の投信業界。あなたが投資信託で損をしてきた理由
●「草食系投資」をどの投信で実践する?
●肉食業界にいた僕らがらくちん投資に導かれたワケ
●三者三様ホンネでバトル! あなたに合ったらくちん投資
●長期投資がつくる日本の未来
これで、老後不安にさよならできる!
現役世代も、リタイア組も必ず役立つ、
積立投信を活用した長期投資の実践術。
コツコツ、ゆったり、争わない、ハラハラしない。
でも、しっかり儲かる投資術を、
プロが平易に指南します。
●人生100年時代、始めるのに遅すぎることはない!
●投資に対する5つの誤解を解く
●肉食系の投信業界。あなたが投資信託で損をしてきた理由
●「草食系投資」をどの投信で実践する?
●肉食業界にいた僕らがらくちん投資に導かれたワケ
●三者三様ホンネでバトル! あなたに合ったらくちん投資
●長期投資がつくる日本の未来
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2017/12/1
- ファイルサイズ6500 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
雇用も不安。年金も不安。長生きすることも不安。「貯蓄から投資へ」と号令をかけられても、なかなかそんな気になれない。そもそも投資に回すお金もない…。そんな方にお勧めなのが「長期積立投資」。何歳からでもスタートできる。少額でコツコツ、ゆったり、争わない、ハラハラしない。でも、しっかり資産形成できる投資術(草食系投資)を、独立系投信の三傑が指南します。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者について
渋澤 健
コモンズ投信株式会社代表取締役会長
1961年生まれ。テキサス大学科学工学部卒。UCLA大学でMBA取得。JPモルガン、ゴールドマンサックス、米ヘッジファンド、ムーア・キャピタルを経て、2001年にシブサワ・アンド・カンパニー設立。2008年コモンズ投信設立。経済同友会幹事、渋沢栄一記念財団理事。
中野 晴啓
セゾン投信株式会社代表取締役社長
1987年生まれ。明治大学商学部卒。セゾングループ内で投資顧問事業を立ち上げ運用責任者としてグループ資金運用等を手がける。2006年セゾン投信を設立。公益財団法人セゾン文化財団理事。一般社団法人投資信託協会理事。「R&Iファンド大賞」最優秀ファンド賞を4年連続受賞。
藤野 英人
レオス・キャピタルワークス代表取締役社長兼最高投資責任者
1966年生まれ。早稲田大学卒業後、国内外の運用会社で活躍。特に中小型株及び成長株の運用経験が長く、25年間で延べ6500人以上の社長に取材し抜群の成績をあげる。2003年独立、現会社を創業。販売会社を通さずに投資信託を直接販売する「ひふみ投信」を運用し、ファンドマネジャーとして高パフォーマンスをあげ続けている。2017年にはR&Iが選定する「R&Iファンド大賞」最優秀賞を「ひふみ投信「ひふみプラス」でW受賞。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
コモンズ投信株式会社代表取締役会長
1961年生まれ。テキサス大学科学工学部卒。UCLA大学でMBA取得。JPモルガン、ゴールドマンサックス、米ヘッジファンド、ムーア・キャピタルを経て、2001年にシブサワ・アンド・カンパニー設立。2008年コモンズ投信設立。経済同友会幹事、渋沢栄一記念財団理事。
中野 晴啓
セゾン投信株式会社代表取締役社長
1987年生まれ。明治大学商学部卒。セゾングループ内で投資顧問事業を立ち上げ運用責任者としてグループ資金運用等を手がける。2006年セゾン投信を設立。公益財団法人セゾン文化財団理事。一般社団法人投資信託協会理事。「R&Iファンド大賞」最優秀ファンド賞を4年連続受賞。
藤野 英人
レオス・キャピタルワークス代表取締役社長兼最高投資責任者
1966年生まれ。早稲田大学卒業後、国内外の運用会社で活躍。特に中小型株及び成長株の運用経験が長く、25年間で延べ6500人以上の社長に取材し抜群の成績をあげる。2003年独立、現会社を創業。販売会社を通さずに投資信託を直接販売する「ひふみ投信」を運用し、ファンドマネジャーとして高パフォーマンスをあげ続けている。2017年にはR&Iが選定する「R&Iファンド大賞」最優秀賞を「ひふみ投信「ひふみプラス」でW受賞。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中野/晴啓
セゾン投信株式会社代表取締役社長。セゾングループ内の運用会社で国内外契約資産の運用アドバイスを手がける。2006年セゾン投信を設立。セゾン文化財団理事、投資信託協会理事。「R&Iファンド大賞」最優秀賞を4年連続受賞
渋澤/健
コモンズ投信株式会社取締役会長。JPモルガン、ゴールドマンサックス、米ヘッジファンド、ムーア・キャピタルを経て、2001年にシブサワ・アンド・カンパニー設立。2008年コモンズ投信設立。経済同友会幹事、渋沢栄一記念財団理事
藤野/英人
レオス・キャピタルワークス代表取締役社長兼最高投資責任者。ひふみ投信ファンドマネジャー。国内外の運用会社を経て、2003年独立、現会社を創業。一般社団法人投資信託協会理事、国境なき医師団日本フィランソロピック・アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
セゾン投信株式会社代表取締役社長。セゾングループ内の運用会社で国内外契約資産の運用アドバイスを手がける。2006年セゾン投信を設立。セゾン文化財団理事、投資信託協会理事。「R&Iファンド大賞」最優秀賞を4年連続受賞
渋澤/健
コモンズ投信株式会社取締役会長。JPモルガン、ゴールドマンサックス、米ヘッジファンド、ムーア・キャピタルを経て、2001年にシブサワ・アンド・カンパニー設立。2008年コモンズ投信設立。経済同友会幹事、渋沢栄一記念財団理事
藤野/英人
レオス・キャピタルワークス代表取締役社長兼最高投資責任者。ひふみ投信ファンドマネジャー。国内外の運用会社を経て、2003年独立、現会社を創業。一般社団法人投資信託協会理事、国境なき医師団日本フィランソロピック・アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B077XSKVFP
- 出版社 : 日経BP (2017/12/1)
- 発売日 : 2017/12/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 6500 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 213ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,495位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 7,565位投資・金融・会社経営 (Kindleストア)
- - 18,550位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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2019年8月26日に日本でレビュー済み
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4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
優れた仕組みである投資信託がなぜこれまで日本であまり受け入れられてこなかったのかということや個人の投資家において成功体験が少なかった理由がよく分かります。
長期、積立、分散、低コストなどが資産形成においてなぜ大切なのかが腹落ちしました。
預貯金だけをずっと続けている人に読んでほしい名著です。
長期、積立、分散、低コストなどが資産形成においてなぜ大切なのかが腹落ちしました。
預貯金だけをずっと続けている人に読んでほしい名著です。
2017年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は2010年に刊行された「運用のプロが教える草食系投資」を文庫化にあたって改題のうえ、大幅に加筆・修正したものです。
私は61才の自営業者です。同級生が次々と定年退職していくなかで、体力・気力の続くかぎりは生涯現役でがんばりたいと思っています。
29才で父親が他界したときに、当時の私にとってはかなりの金額の借金が残されましたので、5年ほど必死に働いて、返済をすませました。父が亡くなったときに、まわりから「あなたのお父さんは、本当にいい人だった」とよく言われました。その時に強く思ったのは、死んでから、人に「あの人はいい人だった」と言われなくてもいいから、「生きている間に金持ちになりたい」ということでした。
そのためには、じぶんの仕事に真面目にとりくむだけでは、普通に生活していくことはできても、金持ちになることは多分無理だろうと考えました。5年かけて借金を返済していたときには、毎月30万円づつ返していたので、借金の完済後も生活レベルを上げないで、毎月、30万円づつ貯金を続けました。
人に抜きん出た商才が有ったりとか、世渡り上手ということではありませんでしたが、コツコツと時間をかけて、地道に努力を続ける自信はありましたので、この貯金を元手にすれば道が開けるのではないか?・・と考えました。
幸い、本を読むことは小さい頃からすきだったので、利殖や蓄財に関する本をかなり読み込みました。そんな当時、株の名人で「金儲けの神様」として有名だった邱永漢さんの著書に共鳴して、株式投資を始めました。
おかげで、40才の頃には、地方都市の中心部に200坪の自分の会社名義の敷地で、自己所有の建物にすむことができました。
邱永漢先生いわく、「投資信託などというものは、合法的な詐欺だからけっして手を出してはいけない」ということでした。この教えは、現在でもそのまま通用する内容だと考えています。
ところが、1999年に「さわかみ投信」が運用を開始し、独立系の投資運用会社が誕生しました。沢上篤人さんには大変期待をしていましたし、実際に投資も検討していたのですが、あろうことか、息子の沢上龍に代表権を譲り渡すという、信じられない暴挙にでました。
ということで、私の投信デビューは頓挫の止む無きに至りました。そんな時に「草食投資隊」という、魅力的なキャッチコピーとともに、この3人組が登場してきました。もちろん、大切なお金をまかせるにあたっては、慎重なうえにも細心な注意をはらって、具体的には、「3人の著書を読む。草食投資隊のセミナー(講演会)を聞きに行く。第三者が評価している、それぞれの運用実績を調べる。ネット上の各種情報を吟味する。」という、事前の準備を踏んだうえで、毎月1万円づつの積み立て投資からスタートしました。
私の約30年来の投資経験が、個別株への長期投資だったので、この3人の内で、渋澤さんの「コモンズ投信」と、藤野さんの「ひふみ投信」、それに「鎌倉投信」の3本を、毎月1万円づつ、1年間積み立ててみました。
その結果、私の投資スタイルや、好み、性格等々を鑑みて、最もしっくりするのは、藤野英人さんの「ひふみ投信」だと確認できたので、現在はこれ1本にしぼっています。
2015年の9月から、「ひふみ投信」で資産運用をしていますが、今日(2017年12月8日)現在の運用残高は、購入金額が¥17,983,990円で、評価金額が¥25,240,390円。評価益が¥7,256,400円ですので、2年3か月で、40,35%の利回りになります。
なお、「ひふみ投信」自体の基準価額は12月8日現在で、5万円を超えましたので、2008年10月の設定直後に1万円を投資していれば、5倍の5万円になったことになります。
ここまで、私の拙い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。このような駄文ではありますが、書くのには3時間以上かかりました。どうしてそうまでして、このレビューを書くのかといえば、「この3人を是非とも応援したい」、そして、そのことを通じて、「日本の閉塞感を打ち破る一助にしたい」と思ったからです。もし少しでもこの本に興味を持たれた方は、誰のためではなく、あなた自身の明るい未来を切り開くための第一歩として、この本を読まれることを強くお勧めします。
_______________________________________________________
追伸
2017年12月29日
今年の大納会での、ひふみ投信の基準価額と、わたしが所有している分の評価金額が確定しましたので、追記します。
基準価額が¥51,859円。
購入金額が¥18,284、129円で、評価金額が¥26,449、427円。評価益が¥8,165、298円ですので、2年3カ月での利回りは、44,65%になりました。
ひふみ投信が2008年の10月以来、9年間で5倍になりましたので、この間の年平均利回りは、約18%にあたります。
来年、2018年からいよいよ「つみたてNISA」が始まります。これは、金融庁の肝いりで一般の勤労者が長期に資産形成することを、国として後押しする制度です。具体的には、年間の投資額は40万円まで、期間は20年間。この間は、一切税金はかかりませんので、このつみたてNISAを利用した、長期のつみたて投資シミュレーションを、ひふみ投信の場合でやってみました。年間40万円までという事は1ヵ月当たりだと¥33,333円を18%の利回りで、20年間、口座引き落としでコツコツと続けていくことになります。
(なお、このシュミレーションには、CASIOの「生活や実務に役立つ計算サイト」を利用しました。)
1年後の元利合計金額 ¥438,984円。
2年後 ¥956,988円。
3年後 ¥1,568,232円。
4年後 ¥2,289,504円。
5年後 ¥3,140,604円。
6年後 ¥4,144,908円。
7年後 ¥5,329,980円。
8年後 ¥6,728,364円。
9年後 ¥8,378,460円。
10年後 ¥10,325,568円。
11年後 ¥12,623,160円。
12年後 ¥15,334,320円。
13年後 ¥18,533,484円。
14年後 ¥22,308,504円。
15年後 ¥26,763,024円。
16年後 ¥32,019,360円。
17年後 ¥38,221,836円。
18年後 ¥45,540,756円。
19年後 ¥54,177,084円。
20年後 ¥64,367,952円。
いかがでしょうか。
アインシュタインが「人類最大の発明は福利だ」と言ったそうですが、納得ですよね。皆さんも積み立て金額や、積み立て期間を色々と、自分自身が実際に継続していけそうな数値を、さまざまに試されればいいと思います。
現在のつみたてNISAの制度では、最長の運用期間が20年となっていますが、将来の法改正(金額や、期間の拡大)を期待して、40年後までの見通しをしました。
ただし、あまりに煩雑なので、途中を大幅にはぶいて、30年後と40年後の結果だけを、ご紹介します。
30年後 ¥347,216,892円。
40年後 ¥1,827,601,700円。
日ごろ見かけない、天文学的な金額ですので、漢字表記すると、18億2、760万1、700円です。
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追伸
2018年1月1日
毎年、世界の長者番付を発表することで有名な「フォーブス」の2015年8月号に、バークシャー・ハサウェイ社の50周年記念株主総会のレポート記事がでていました。バークシャーは、株式会社の形態はとっていますが、実質は、世界長者番付の常連である、ウォーレン・バフェットが運営する投資ファンドだと考えられます。
バフェットが1965年にバークシャーの経営権を握ってから、2015年までの50年間に、S&P500の上昇率が約14,000%(140倍)だったのに対して、バークシャーの株価は200万%(20,000倍)という桁外れの上昇をみせました。運用成績としては福利計算で、約21%のリターンを50年にわたって出していることになります。
藤野英人さんが1999年に出した「明快投資戦略」の巻末に、「藤野ファンドマネジャーの運用するファンド」という一覧表がのっているので、ご紹介します。
ファンド名 時価総額(億円) 過去半年 過去1年 過去3年
JF新成長株ファンド 232 +95% +268% +130%
JF中小型株オープン 1168 +92% +186%
JFジャパン小型株オープン 167 +79% +213%
JF成長株オープン 192 +98%
当時の藤野さんは、まだ30才そこそこの駆け出しだったのですが、そんな若いときから「カリスマ・ファンドマネジャー」の名を欲しいままにしてきたのも、納得の実績です。バフェットは現在88才ですが、現役バリバリで活躍しているので、藤野さんにもこの本の書名「人生100年時代のらくちん投資」に恥じないように、最低あと40年はがんばって「ひふみ投信」を運営して欲しいとおもっています。(もっとも、藤野さん自身は「日本のマゼランファンド」になる。と発言しておられますが。)
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追伸
2018年2月2日
本当は、1月の末で運用残高の報告をするつもりでしたが、零細企業の経営者は1人で、なんでもやらなければなりません。とくに、月末・月初というのは、従業員さんの給料計算や、請求書の支払い等で忙しく、今日にずれ込みました。
基準価額が¥54,066円。
購入金額が¥18,584、129円で、評価金額が¥27、878、689円。評価益が¥9,294、560円ですので、2年4か月での利回りは、50,01%になります。
去年の2月に作家の村上龍さんの「カンブリア宮殿」というテレビ番組で、ひふみ投信のことが放送されました。ひふみに実際に投資している、個人投資家とはどんな人なのか。ひふみが投資をしている企業は、どんな会社で、その社長は、ひふみをどう思っているのか。ひふみで働いている人は、普段どんな仕事をしているのか。「一目瞭然」という言葉がありますが、私たちの知りたいことが全部、映像で網羅されています。
ひふみ投信に投資を考えているひとは、是非ごらんになるべきです。テレビ東京の「ビジネス オン デマンド」というサイトから、1ヵ月間無料で視聴できます。テレビの影響力というのはたいしたもので、それまでは「知る人ぞ知る」という存在だった、ひふみが一気に日本中でブレイクしました。
ひふみ投信には、同じマザーファンドのもとに①ひふみ投信、②ひふみプラス、③ひふみ年金、という三つの商品があるのですが、この資産残高が放映前の1,294億円から、6、998億円へと、1年足らずで5,4倍に増えて、独立系の資産運用会社としては、日本最大の会社になりました。
私は61才の自営業者です。同級生が次々と定年退職していくなかで、体力・気力の続くかぎりは生涯現役でがんばりたいと思っています。
29才で父親が他界したときに、当時の私にとってはかなりの金額の借金が残されましたので、5年ほど必死に働いて、返済をすませました。父が亡くなったときに、まわりから「あなたのお父さんは、本当にいい人だった」とよく言われました。その時に強く思ったのは、死んでから、人に「あの人はいい人だった」と言われなくてもいいから、「生きている間に金持ちになりたい」ということでした。
そのためには、じぶんの仕事に真面目にとりくむだけでは、普通に生活していくことはできても、金持ちになることは多分無理だろうと考えました。5年かけて借金を返済していたときには、毎月30万円づつ返していたので、借金の完済後も生活レベルを上げないで、毎月、30万円づつ貯金を続けました。
人に抜きん出た商才が有ったりとか、世渡り上手ということではありませんでしたが、コツコツと時間をかけて、地道に努力を続ける自信はありましたので、この貯金を元手にすれば道が開けるのではないか?・・と考えました。
幸い、本を読むことは小さい頃からすきだったので、利殖や蓄財に関する本をかなり読み込みました。そんな当時、株の名人で「金儲けの神様」として有名だった邱永漢さんの著書に共鳴して、株式投資を始めました。
おかげで、40才の頃には、地方都市の中心部に200坪の自分の会社名義の敷地で、自己所有の建物にすむことができました。
邱永漢先生いわく、「投資信託などというものは、合法的な詐欺だからけっして手を出してはいけない」ということでした。この教えは、現在でもそのまま通用する内容だと考えています。
ところが、1999年に「さわかみ投信」が運用を開始し、独立系の投資運用会社が誕生しました。沢上篤人さんには大変期待をしていましたし、実際に投資も検討していたのですが、あろうことか、息子の沢上龍に代表権を譲り渡すという、信じられない暴挙にでました。
ということで、私の投信デビューは頓挫の止む無きに至りました。そんな時に「草食投資隊」という、魅力的なキャッチコピーとともに、この3人組が登場してきました。もちろん、大切なお金をまかせるにあたっては、慎重なうえにも細心な注意をはらって、具体的には、「3人の著書を読む。草食投資隊のセミナー(講演会)を聞きに行く。第三者が評価している、それぞれの運用実績を調べる。ネット上の各種情報を吟味する。」という、事前の準備を踏んだうえで、毎月1万円づつの積み立て投資からスタートしました。
私の約30年来の投資経験が、個別株への長期投資だったので、この3人の内で、渋澤さんの「コモンズ投信」と、藤野さんの「ひふみ投信」、それに「鎌倉投信」の3本を、毎月1万円づつ、1年間積み立ててみました。
その結果、私の投資スタイルや、好み、性格等々を鑑みて、最もしっくりするのは、藤野英人さんの「ひふみ投信」だと確認できたので、現在はこれ1本にしぼっています。
2015年の9月から、「ひふみ投信」で資産運用をしていますが、今日(2017年12月8日)現在の運用残高は、購入金額が¥17,983,990円で、評価金額が¥25,240,390円。評価益が¥7,256,400円ですので、2年3か月で、40,35%の利回りになります。
なお、「ひふみ投信」自体の基準価額は12月8日現在で、5万円を超えましたので、2008年10月の設定直後に1万円を投資していれば、5倍の5万円になったことになります。
ここまで、私の拙い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。このような駄文ではありますが、書くのには3時間以上かかりました。どうしてそうまでして、このレビューを書くのかといえば、「この3人を是非とも応援したい」、そして、そのことを通じて、「日本の閉塞感を打ち破る一助にしたい」と思ったからです。もし少しでもこの本に興味を持たれた方は、誰のためではなく、あなた自身の明るい未来を切り開くための第一歩として、この本を読まれることを強くお勧めします。
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追伸
2017年12月29日
今年の大納会での、ひふみ投信の基準価額と、わたしが所有している分の評価金額が確定しましたので、追記します。
基準価額が¥51,859円。
購入金額が¥18,284、129円で、評価金額が¥26,449、427円。評価益が¥8,165、298円ですので、2年3カ月での利回りは、44,65%になりました。
ひふみ投信が2008年の10月以来、9年間で5倍になりましたので、この間の年平均利回りは、約18%にあたります。
来年、2018年からいよいよ「つみたてNISA」が始まります。これは、金融庁の肝いりで一般の勤労者が長期に資産形成することを、国として後押しする制度です。具体的には、年間の投資額は40万円まで、期間は20年間。この間は、一切税金はかかりませんので、このつみたてNISAを利用した、長期のつみたて投資シミュレーションを、ひふみ投信の場合でやってみました。年間40万円までという事は1ヵ月当たりだと¥33,333円を18%の利回りで、20年間、口座引き落としでコツコツと続けていくことになります。
(なお、このシュミレーションには、CASIOの「生活や実務に役立つ計算サイト」を利用しました。)
1年後の元利合計金額 ¥438,984円。
2年後 ¥956,988円。
3年後 ¥1,568,232円。
4年後 ¥2,289,504円。
5年後 ¥3,140,604円。
6年後 ¥4,144,908円。
7年後 ¥5,329,980円。
8年後 ¥6,728,364円。
9年後 ¥8,378,460円。
10年後 ¥10,325,568円。
11年後 ¥12,623,160円。
12年後 ¥15,334,320円。
13年後 ¥18,533,484円。
14年後 ¥22,308,504円。
15年後 ¥26,763,024円。
16年後 ¥32,019,360円。
17年後 ¥38,221,836円。
18年後 ¥45,540,756円。
19年後 ¥54,177,084円。
20年後 ¥64,367,952円。
いかがでしょうか。
アインシュタインが「人類最大の発明は福利だ」と言ったそうですが、納得ですよね。皆さんも積み立て金額や、積み立て期間を色々と、自分自身が実際に継続していけそうな数値を、さまざまに試されればいいと思います。
現在のつみたてNISAの制度では、最長の運用期間が20年となっていますが、将来の法改正(金額や、期間の拡大)を期待して、40年後までの見通しをしました。
ただし、あまりに煩雑なので、途中を大幅にはぶいて、30年後と40年後の結果だけを、ご紹介します。
30年後 ¥347,216,892円。
40年後 ¥1,827,601,700円。
日ごろ見かけない、天文学的な金額ですので、漢字表記すると、18億2、760万1、700円です。
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追伸
2018年1月1日
毎年、世界の長者番付を発表することで有名な「フォーブス」の2015年8月号に、バークシャー・ハサウェイ社の50周年記念株主総会のレポート記事がでていました。バークシャーは、株式会社の形態はとっていますが、実質は、世界長者番付の常連である、ウォーレン・バフェットが運営する投資ファンドだと考えられます。
バフェットが1965年にバークシャーの経営権を握ってから、2015年までの50年間に、S&P500の上昇率が約14,000%(140倍)だったのに対して、バークシャーの株価は200万%(20,000倍)という桁外れの上昇をみせました。運用成績としては福利計算で、約21%のリターンを50年にわたって出していることになります。
藤野英人さんが1999年に出した「明快投資戦略」の巻末に、「藤野ファンドマネジャーの運用するファンド」という一覧表がのっているので、ご紹介します。
ファンド名 時価総額(億円) 過去半年 過去1年 過去3年
JF新成長株ファンド 232 +95% +268% +130%
JF中小型株オープン 1168 +92% +186%
JFジャパン小型株オープン 167 +79% +213%
JF成長株オープン 192 +98%
当時の藤野さんは、まだ30才そこそこの駆け出しだったのですが、そんな若いときから「カリスマ・ファンドマネジャー」の名を欲しいままにしてきたのも、納得の実績です。バフェットは現在88才ですが、現役バリバリで活躍しているので、藤野さんにもこの本の書名「人生100年時代のらくちん投資」に恥じないように、最低あと40年はがんばって「ひふみ投信」を運営して欲しいとおもっています。(もっとも、藤野さん自身は「日本のマゼランファンド」になる。と発言しておられますが。)
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追伸
2018年2月2日
本当は、1月の末で運用残高の報告をするつもりでしたが、零細企業の経営者は1人で、なんでもやらなければなりません。とくに、月末・月初というのは、従業員さんの給料計算や、請求書の支払い等で忙しく、今日にずれ込みました。
基準価額が¥54,066円。
購入金額が¥18,584、129円で、評価金額が¥27、878、689円。評価益が¥9,294、560円ですので、2年4か月での利回りは、50,01%になります。
去年の2月に作家の村上龍さんの「カンブリア宮殿」というテレビ番組で、ひふみ投信のことが放送されました。ひふみに実際に投資している、個人投資家とはどんな人なのか。ひふみが投資をしている企業は、どんな会社で、その社長は、ひふみをどう思っているのか。ひふみで働いている人は、普段どんな仕事をしているのか。「一目瞭然」という言葉がありますが、私たちの知りたいことが全部、映像で網羅されています。
ひふみ投信に投資を考えているひとは、是非ごらんになるべきです。テレビ東京の「ビジネス オン デマンド」というサイトから、1ヵ月間無料で視聴できます。テレビの影響力というのはたいしたもので、それまでは「知る人ぞ知る」という存在だった、ひふみが一気に日本中でブレイクしました。
ひふみ投信には、同じマザーファンドのもとに①ひふみ投信、②ひふみプラス、③ひふみ年金、という三つの商品があるのですが、この資産残高が放映前の1,294億円から、6、998億円へと、1年足らずで5,4倍に増えて、独立系の資産運用会社としては、日本最大の会社になりました。
2018年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コモンズ投信、セゾン投信、レオス・キャピタルワークスの各代表が自社商品をどのような経緯で、どのような思いで作ったか、熱く語っています。
いろいろな想いがあって運用されているのだなぁと知る事ができます。投信の購入者としては、そのような裏側が知れる内容です。
ただ、穿った見方をすれば、3社商品の宣伝とも解釈できます。
書籍説明に「しっかり儲かる投資術を、プロが平易に指南します。」とあるので、もうちょっと自社商品にこだわらない話が読めればなと思いました。
いろいろな想いがあって運用されているのだなぁと知る事ができます。投信の購入者としては、そのような裏側が知れる内容です。
ただ、穿った見方をすれば、3社商品の宣伝とも解釈できます。
書籍説明に「しっかり儲かる投資術を、プロが平易に指南します。」とあるので、もうちょっと自社商品にこだわらない話が読めればなと思いました。