内容紹介
癖や習慣のように目に見える行動パターンに限らず、思考や考え方にもある種パターンがある。
今の思考パターンが常に最善策や最適な答えを早々に導いてくれるのなら問題ないのだが、
仕事やプライベート、人間関係や恋愛など日々の人生において、何日も悩んだにも関わらず解決策が浮かばない、
なかなか収束に向かわない、次から次へと問題が起こる、新しいアイディアがまるで浮かばない、など、このようなことが多い場合、
それは思考のパターンや、思考の習慣そのものに 問題があるのかも知れない。
では、最善策を導かない、解決に向かわない、その悪しき思考の習慣を改善するには?
往々に紙面に起こすことで客観視できると言われるだろうが、やはりそれを更に図解にする方が得策だろう。
自らに向け図解し、ビジュアルで訴えることでより高い視点から俯瞰できるだろうし、悩みや問題を違った角度から捉えることもできる。
(中略)
さてここで注意したいのは、それが正しい図解であるか?という点だ。
図解に正しいも誤りもないのでは、と思うかも知れないが、
より解決に導くことを目的に図解を研究している人たちと
そうでない人の図解とでは、その違いは大きいだろう。
故にせっかく図解という新しいアプローチを採用しようにもそれが間違った図解では元の木阿弥、
いや、むしろ悪化しかねない、ということだ。
(中略)
テクノロジーの日進月歩と同様に図解を用いた方法論も日々更新されているわけだが、
近年で図解と言えば、やはり多部田氏ではないだろうか。
あの文具のコクヨと図解によるコラボセミナーを展開し、ベストセラー『官僚に学ぶ仕事術』(久保田崇著)の
図解プロデュースも手がけてきた新進気鋭の多部田氏の理論は非常に興味深い。とにかくシンプルで分かりやすいのだ。
日頃から悩みが多いと感じている方、何故かトラブルを呼び込んでしまう方、仕事にプライベート、
人間関係や恋愛と、何かと問題ごとが多い、解決に時間がかかるという方には、
是非体感して頂きたい「図解を用いた解決に導く」技術である。
(木下編集長コメントより抜粋)
出演者について
図解改善士:多部田憲彦
企業に勤めながら、図解で改善クラブを主催し「図を使って、相手の悩み・課題を視覚化し、一緒に改善策を作成することで解決に導く」ことを使命に活動中。文具大手コクヨとのコラボセミナー他、ベストセラー『官僚に学ぶ仕事術』(久保田崇著)の図解プロデュースなども手掛けている。