- 単行本: 234ページ
- 出版社: 金芳堂 (2011/12)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 476531510X
- ISBN-13: 978-4765315104
- 発売日: 2011/12
- 梱包サイズ: 25.8 x 18.5 x 2.1 cm
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人工股関節全置換術 単行本 – 2011/12
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商品の説明
内容紹介
(序文より)
Charnley がポリエチレンの導入により人工股関節全置換術の発展の道を開いて半世紀が経過し,その間も人工股関節の材料,デザイン,固定法,手術手技,合併症予防法など多大なる進歩がみられます.しかしながら,この長足の進歩を理解し,よい人工関節を見極める目をもち,手術適応の判断,手術における技量などを常に洗練して自身の患者の治療に臨むことは容易なことではなく,一度慣れた手法を自己検証せずに惰性で続けている状況になりがちです.かといって,新しい材料やデザインや手術法を盲目的に導入すると,学習曲線による初期不良例や不具合品により,以前の成績よりも悪い結果を招くリスクがあります.人工股関節には数え切れないほどの機種があり,若い整形外科医は研修施設で偶然出会った機種および手術法を習得することになりますが,他の施設の手法はどのようなものか,気になることだと思います.色々な人工股関節の機種や手術法を他の施設に出向いて直接見学したり,セミナーやワークショップに参加したり,手術ビデオなどの媒体を活用することも役に立つことだと思います.しかし,人工股関節の知識を整理し,常に人工股関節の進歩に目を向け,新しい医学情報を吟味しておくことは重要で,文献に常々目を通すのは理想的ですが,そこに至るまでに人工股関節のさまざまな基本的知識をまとめた教科書を読んで基本を身につけておけば,新しい情報も理解しやすく,効率的に知識が整理できるものと思います.
人工股関節の教科書というと,歴史,材料,トライボロジー,バイオメカニクス,術前計画,手術進入法,手術手技,周術期ケア,臨床成績などを詳述した英語記載の分厚く分刷されたものはありますが,比較的コンパクトにまとめられたものが少なく,また,日進月歩の人工股関節の情報や変わり行く患者の手術に対する期待度や術後の活動性などを教科書にまとめると,往々にして情報は時代遅れになりがちです.本書は,人工股関節のことを一度,まとめてできるだけ短時間で勉強したい若い整形外科医向けに編集してみました.再置換術については省略していますが,本書をきっかけに,人工股関節についての理解がいっそう深まることに役立てられれば幸いです.
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