はじめにのところで、ダーウィンも人と接することが苦手で、人と会うと何日も休まないとならなかったとあるのを読み、それだけで励まされました。心の病があったそうですね。
私は躁鬱と診断されているのですが、ダーウィンのことについて少し調べたら、リンカーンやチャーチルも躁鬱と知り驚きました。
人と会うのが苦痛。…もうそれは、この社会で生きていけないダメな人間で未来がないように感じていましたが、本を読んで同様の方がたくさんいることに気持ちが軽くなりました。
念のために書きますが、この本の趣旨はそういうことではありません。ただ全体を通じて精神科医である筆者の「経験」を感じましたし、こういった本が出版されている事実も需要があるからなのだろうと。
内容も見開きで実践的なアドバイスを一つ一つ見て行かれるのが良いです。
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