作者が「京都本大賞」を受賞したのは、このシリーズを読んだ読者の多くが「京都へ行きたい!」と思ったからではないだろうか。私は、万城目学や森見登美彦、そして川端康成『古都』を読んで猛烈に京都へ行きたくなった。京都へ人を誘うパワーとしては、「寺町三条のホームズ」や「祇園の拝み屋さん」はまったく負けていないと思う。
それが13では上海、そして14ではニューヨークが舞台となった。13の上海編は、急ぎすぎたのかあちこちにあらがめだってしまった。私は出版社に勤務した経験がないので、なぜそんなに急ぐ必要があったのかはわからない。しかし、もう少し丁寧に扱ってほしかった。
それが14に至ってはかなり改善されている。発行日が延期されたおかげなのだろうか。何よりも地下鉄の駅の階段を上がった瞬間に、圧倒されるニューヨークの風景描写が圧巻であった。巻末で作者自身の感想だと書いてあったが、私もニューヨークへ行けばそんな気持ちになれるのだろうか。ぜひ行ってみたいと思った。
内容的には、葵と清貴の気持ちのすれ違い、利休と彼女の復縁、キュレーター同士のいがみ合い、闇のマーケットと贋作など、もりだくさんでページ数が少なすぎたのではないかと思うほど。おそらく、取りこぼした内容は続編でカバーされるのだろう。そのあたりも期待したい。
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京都寺町三条のホームズ : 14 摩天楼の誘惑 (双葉文庫) Kindle版
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言語日本語
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出版社双葉社
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発売日2020/2/11
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ファイルサイズ3978 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
清貴が上海に旅立った数日後、葵は利休、好江とともにニューヨークの地にいた。世界的な女性キュレーター、サリー・バリモアにより、女性キュレーター育成の一環で招かれたのだが、待ち受けていたのは厳しい試験。なんとか「特待生」に残った葵は、他の2人の特待生とともに企画展示をプロデュースするよう言われる。利休の助けも借り奮闘する葵だが、徐々に自分の中で清貴との間に葛藤が生じていることに気がついていた―2ヶ月連続刊行、第二弾!
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
望月/麻衣
北海道出身、現在は京都在住。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞でデビュー。2016年『京都寺町三条のホームズ』が『京都本大賞』を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
北海道出身、現在は京都在住。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞でデビュー。2016年『京都寺町三条のホームズ』が『京都本大賞』を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B0833SD2HZ
- 出版社 : 双葉社; フタバブンコ版 (2020/2/11)
- 発売日 : 2020/2/11
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3978 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 23,751位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 212位双葉文庫
- - 3,906位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年2月15日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵を3日で仕上げたり、利久が階段上の大男を投げ飛ばしたり、一番嫌だったのは葵の思い上がり。
受験期間を考えると学業と平行しての2年程度の勉強で嫉妬とか。。。
まぁ、最後にホームズを選んだ(教えを乞う立場なんだけどね)のは良かったので、この評価にしました
一方で気になるのは香織。目黒先輩と別れた直後の春彦との傷の舐めあいはらしくない。自分を犠牲にして相手を立てられるが、目上にもしっかりと意見が出来るし行動力もある。個人的には円生を上手く扱えるのは香織しか居ないと思う。例えばホームズを挑発するような言動をした円生を叱る一方、それを笑ったホームズに『何どすか?』と凄むなんて。円生は直接口出しされるのは嫌うけど、陰で支えてくれるだろうし、英語もカバー出来る。円生も不器用だけど一途だから、香織をとても大切にするだろうし。などと妄想
それを笑ったホームズに『何どすか?』
受験期間を考えると学業と平行しての2年程度の勉強で嫉妬とか。。。
まぁ、最後にホームズを選んだ(教えを乞う立場なんだけどね)のは良かったので、この評価にしました
一方で気になるのは香織。目黒先輩と別れた直後の春彦との傷の舐めあいはらしくない。自分を犠牲にして相手を立てられるが、目上にもしっかりと意見が出来るし行動力もある。個人的には円生を上手く扱えるのは香織しか居ないと思う。例えばホームズを挑発するような言動をした円生を叱る一方、それを笑ったホームズに『何どすか?』と凄むなんて。円生は直接口出しされるのは嫌うけど、陰で支えてくれるだろうし、英語もカバー出来る。円生も不器用だけど一途だから、香織をとても大切にするだろうし。などと妄想
それを笑ったホームズに『何どすか?』










