読むだけで仏像に会いたくなる本です。
「基本四寺」という、飛鳥・平安・摂関・院政時代の建築物である寺院とその仏像の紹介を基軸としており、
オプションとして、地域毎のおすすめ寺院の紹介があります。
先日、この本のお勧め通り、基本四寺を時代順に拝観してきましたが、
地域的に効率悪くて四寺回るだけで一日かかります。
しかし、四寺のコンセプトの違いが明確に頭に入っていたので、逆に四寺それぞれを印象深く、
身体で感じることが出来ました。
今まで、有名寺院を地域毎に巡回する確認作業だったのが、この本により、その中の仏像の意味を考える
拝観方法を教わりました。
京都の寺を観光しても、どの寺も同じに見える方、「○○は行った、××も行った、△△と□□は今度行く」
みたいな百名山達成の如き確認作業に終わってる方には、特にこの本をお薦めします。
山も寺もそれぞれの良さを味わいましょう。
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京都、仏像をめぐる旅 (be文庫) 文庫 – 2008/4/18
寺院回りの楽しみ方と仏像案内
広隆寺、東寺、平等院、醍醐寺、鞍馬寺、三千院、嵯峨野…など京都の人気寺とエリアを仏像をキーワードにたずねる旅。尽きない仏像への思いを語る、ミーハー仏像マニアによる熱烈ファンブック。
広隆寺、東寺、平等院、醍醐寺、鞍馬寺、三千院、嵯峨野…など京都の人気寺とエリアを仏像をキーワードにたずねる旅。尽きない仏像への思いを語る、ミーハー仏像マニアによる熱烈ファンブック。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/4/18
- ISBN-104086501465
- ISBN-13978-4086501460
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
弥勒菩薩、千手観音、不動明王、梵天…憧れの仏像の魅力を探す京都の旅。街歩きの魅力あふれる叙情エッセイ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉田/さらさ
テラタビスト(寺旅研究家)。早稲田大学第一文学部美術史学科卒業。ノンノ編集部、たまごクラブ編集長などを経て、日本で唯一のテラタビストとなる。仏像、寺院建築、美術鑑賞など日本文化全般をテーマとするが、最近は韓国の寺院取材も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
テラタビスト(寺旅研究家)。早稲田大学第一文学部美術史学科卒業。ノンノ編集部、たまごクラブ編集長などを経て、日本で唯一のテラタビストとなる。仏像、寺院建築、美術鑑賞など日本文化全般をテーマとするが、最近は韓国の寺院取材も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/4/18)
- 発売日 : 2008/4/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4086501465
- ISBN-13 : 978-4086501460
- Amazon 売れ筋ランキング: - 795,368位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 48位be文庫
- - 4,060位紀行文・旅行記
- - 23,537位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
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著者について
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カスタマーレビュー
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2011年12月12日に日本でレビュー済み
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8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2008年5月21日に日本でレビュー済み
私は著者の吉田さらさ先生の大ファンで著作のほぼすべてを読んでいます。
50年近く京都へ通い続け、かなりの数のお寺へ行っているにもかかわらず
知識が断片的で、やれどの寺の仏像が、枯山水の庭が、襖絵がいいなど
抽象的な見方から脱皮できませんでした。野球のルールをろくに知らず、
やれイチローや松井がすごいと思うのと一緒です。昨年中頃先生の著作を知り、
今までの京都の旅の仕方はなんと無駄で非効率だったのかとショックを受け
また反省させられました。
独特の温かいユーモアと省エネのセンスの中、現場実証主義に基づいた具体性と
夢のある豊かな文章力で読者を一気に読ませます。
世にある観光案内ブックのたいくつで形式的で画一的な書き方やグラフィック雑誌
と見まごうばかりの本とはまったく違って、たのしくバランスよく系統的な知識が
得られる上質な内容です。
いわゆる「京都本」は書店にたくさん並んでいますが、ガイドと紀行をこれほど
両立させている作品はあまり見当たりません。
とくにこの最新刊は京都の寺めぐりの「教科書」的な本といえる完成度の高さです。
仏像の基本知識や基本の4つの寺の解説を理解すれば(簡単に理解できる。)
どの寺に行っても効率的で実りの多い拝観ができると思います。
7つのお勧めコースもちょっぴり玄人っぽくお勧めです。旅の伴侶として携行し、
本に書き込みをしながら寺を巡れば、実り豊かになると思います。
この本の内容をヒントに読者の主体的な行動を期待するようなメッセージが著者から
発せられているのを感じます。また先生の京都への知識と愛着がますます深まるのを、
抑えめな筆致から実感した最新刊です。
50年近く京都へ通い続け、かなりの数のお寺へ行っているにもかかわらず
知識が断片的で、やれどの寺の仏像が、枯山水の庭が、襖絵がいいなど
抽象的な見方から脱皮できませんでした。野球のルールをろくに知らず、
やれイチローや松井がすごいと思うのと一緒です。昨年中頃先生の著作を知り、
今までの京都の旅の仕方はなんと無駄で非効率だったのかとショックを受け
また反省させられました。
独特の温かいユーモアと省エネのセンスの中、現場実証主義に基づいた具体性と
夢のある豊かな文章力で読者を一気に読ませます。
世にある観光案内ブックのたいくつで形式的で画一的な書き方やグラフィック雑誌
と見まごうばかりの本とはまったく違って、たのしくバランスよく系統的な知識が
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仏像の基本知識や基本の4つの寺の解説を理解すれば(簡単に理解できる。)
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7つのお勧めコースもちょっぴり玄人っぽくお勧めです。旅の伴侶として携行し、
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発せられているのを感じます。また先生の京都への知識と愛着がますます深まるのを、
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