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井伏鱒二全詩集 (岩波文庫) 文庫 – 2004/7/16

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

諧謔と哀愁に満ちた言葉を自在に駆使し、独自の詩世界を切りひらいた井伏鱒二(1898‐1993)。「散文が書きたくなるとき、厄除けのつもりで」書いたという『厄除け詩集』に初期の作品を加え、生涯の全詩作70篇を凝集。


登録情報

  • 文庫: 214ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2004/7/16)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4003107748
  • ISBN-13: 978-4003107744
  • 発売日: 2004/7/16
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6 5件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 321,683位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
井伏鱒二という「詩人」の全貌がやっと身近なものになった。私は彼の詩の一部しか知らなかった。今回の詩集は今まで一番充実していた「全集」のそれよりも「拾遺詩篇」19篇が付き、まさに「決定版」になっている。彼の詩は一言で言うと「個性の塊」である。そして一方では「柔らかい日本語」なのだ。そして時々「どきりとする表現」があり、時々「謎な表現」がある。
例えば「逸題」。「今宵は中秋名月/初恋を偲ぶ夜/われら万障繰りあわせ/よしの屋で独り酒をのむ    春さんたこのぶつ切りをくれえ/それも塩でくれえ…」この見事なリズム感、見事な庶民性。そしてなぜ「われら」が「独り」なのかという謎。
また訳詩という作業において、井伏はまだ誰も追い越していない換骨奪胎の偉業を成し遂げている。「ハナニアラシノタトエモアルゾ/「サヨナラ」ダケガ人生ダ」干武陵の「勧酒」を見事に訳したこれだけではない。「ドコモカシコモイクサノサカリ/オレガ在所ハイマドウヂヤヤラ/ムカシ帰ツタトキニサヘ/ズヰブン馴染ガウタレタソウダ」(杜甫「復愁」)今回彼の詩を全部読んで気づいたのはその詩の中に庶民から見た戦争の影がどうしようもなくまとわりついているということだ。これは井伏でしか書けなかった詩であり、もう現代では誰も書けない詩である。そういう目で見ると「つくだ煮の小魚」も「顎」も「春宵」も突然いなくなった者たちへのもの哀しくオカシイ鎮魂歌の様にも思える。のは私だけだろうか。
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形式: 文庫
井伏鱒二唯一の詩集『厄除け詩集』および拾遺詩篇を網羅した詩集である。

有名な『勧酒』は勿論、『逸題』『つくだ煮の小魚』など、
独特のユーモアのある語り口で、どうにもならないヒト・モノ・世界の境界線を詠う作風が素晴らしい。
多くの作品はいわゆる「詩らしい詩」ではないが、その詩情はまことに個性的である。

『厄除け詩集』は幾たびも出版され、出版されるたびに作者の訂正が加えられたそうだが、
出版のたびに書かれた序やあとがきも全て収録されているのが嬉しい。
巻末付属の穂村弘氏の手による解題『この世の友達への眼差し』は短いながらも井伏鱒二の詩の核心を衝いている。
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投稿者 オイラー鏡 トップ1000レビュアー 投稿日 2016/4/27
形式: 文庫
井伏鱒二の「黒い雨」を映画で見た時(もう30年ほど前になるか?)家の中でおばあさんが嫁に向けて嫌味っぽく言う場面があったと記憶する。正確ではないが「味噌汁に油揚げを入れるなんて、このご時世にぜいたくだ」という台詞。
そんな台詞から垣間見られる井伏鱒二という人間が、この詩集には蔓延しているような気がする。
世の中や人生にとってさして重要なことでもないようなところに目を向け、ほんわかした気配のなかに一人こっそり愉快になったり他人にもそれを感じ取らせたりしているような。
漢詩の翻訳なのに、やたらと日本の土地の名前が出てくるのが可笑しい。わずかな漢字交じりのカタカナでそれら訳詩は書かれているが、そのことも面白い。

コンドキサマハオ江戸ヘユキヤル(送朱大入秦)
アサガヤアタリデ大ザケノンダ(田家春望)
ヨシハラヘンガ気ニカカル(古別離)
アキノオンタケココノツドキニ(登柳州蛾山)
イヌヰノカタハヒダノヤマ(登柳州蛾山)

といった具合だ。まるで自作詩のように見える。

自作詩はどれも不思議なものが多いが読みやすいので、誰でも一度読むと親しみを感じるのではないだろうか? 
荒くれた世相や自然の脅威を目の当たりにして冷え切った心に今少し暖を取ろうとするのには、もってこいの詩集ではなかろうか?
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投稿者 kaz-p VINE メンバー 投稿日 2004/8/5
形式: 文庫
「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」でおなじみの「勧酒」が収録されています。(全詩集だから当たり前ですが…)
今までこの詩を読もうとすると、結構お高い本しかなかった訳ですが、この度、お求め安いお値段で提供されることになりました。
これは買い、でしょう。
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投稿者 819 投稿日 2016/1/20
形式: 文庫
教科書に載っていた コノサカヅキヲウケテクレ ドウゾナミナミツガセテオクレ ハナニアラシノタトエモアルサ サヨナラダケガジンセイダ を思い出し手に取りました。日本語のオリジナルの作品も素晴らしいですが、漢詩をこんなに柔らかい日本語に翻訳してしまう技に脱帽です。
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