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五体不満足〈2〉全力疾走―中学・高校・予備校時代 (大活字文庫) 単行本 – 2000/3/1

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単行本, 2000/3/1
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商品説明

 「満開の桜に、やわらかな陽射し。やさしい1日だった…」。先天性四肢切断という「超個性的な姿で誕生」した日を、著者はそんな言葉で描写している。そして「生まれてきただけでビックリされるなんて、桃太郎とボクくらいのものだろう」という感想を書きつけた後で、1ヵ月後に行われた母との対面の様子を紹介する。そのとき母は単純に「かわいい」と言ったのだと――。

   一見客観的な文体でつづられたこの「まえがき」は、ある意味で「神話」である。生後1ヵ月の子に確実な記憶などあるはずはないし、周囲にも何らかの単純化の配慮があったことが、容易にわかるからだ。

   しかし、周囲の事情は問題ではない。大事なのは、「神話」によって培われた著者の強い自己肯定感覚の力である。「靴の代わりに車椅子に乗る」と言い、障害を個性としてとらえてやまない著者の芯の強さは、この自己肯定感覚なしには考えられないからだ。

   本書につづられた著者のアイデンティティー獲得を巡る格闘は、明るく感動的で説得力に満ちている。障害は個性だという主張にも、多くの読者に受け入れられる普遍性があると思う(若者は、誰でも障害者と自己認識しているという言い方だって可能なのだから)。

   しかし、と考える。「かわいい」と言ってくれない両親がいなかったらどうなるのか。世の中には、むしろそんな人の方が多いのではないのかと。この問題の解決は、むろん著者の課題ではないにしても。(今野哲男)

内容(「BOOK」データベースより)

著者は、先天性四肢切断という障害を、単なる「身体的特徴」と考えて、「自分にしかできないこと」=「心のバリアフリー」に少しでも貢献するため、電動車椅子にのって全国を飛び歩いています。本書では、おおよそ小学校4年生以上で習う漢字には、読みがなをつけました。

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登録情報

  • 単行本: 236ページ
  • 出版社: 大活字; OD版 (2000/3/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4925053426
  • ISBN-13: 978-4925053426
  • 発売日: 2000/3/1
  • 梱包サイズ: 21.8 x 15.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 1.0 1 件のカスタマーレビュー
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2016年5月2日
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