▽子供たちの人間関係がそのまま成績に反映される事はよくある事です。
がんばる子の足を引っ張る子や、成績が良くなって行く伸び盛りの子をやっかむ子は、必ずいます。
そして子供だからこそ行動が直接的になり大きなトラブルへと発展します。
この状況を防ぐのは、塾の職員の仕事であり、被害家庭は防ぎようがありません。
ただ、他者に対する意地悪な(問題)行動は早期発見・早期解決がカギなので、保護者が子供の鞄の中やノートや参考書や筆箱の中を、子供が寝た後にチェックしていると、兆候を発見できるかもしれません。兆候が見られたら、子供に聞く前に、出来るだけ早く講師に相談するのが良いと思います。
なぜなら、保護者がわが子に介入するという方法の他に講師が被害者に介入するや、加害者に介入する、両者を注意深く様子を見るという複数手段の内で一番良い方法を選ぶことが出来ます。
加害側保護者も盗んだ物が子供自身の筆箱の中や鞄の中に入っていない限り、把握しようが無い事です。
ただ塾側から、内々に子供の所業を聞いた時に「素直に受け入れる。」事が必要です。
基本的に保護者とのトラブルを避ける塾側が、加害保護者に説明する段階になっているという事は、かなり確実に加害者です。
そしてほぼ全レビューで書いていますが、「教える係に雑務をさせない」原則から言えば、これは雑務です。
加害したと塾に言われた場合、子どもがそれとは違う事を言う時は、被害を受けたと訴える子に必要最低限以上関わらない様に伝えれば良いと思います。
わが子の正しさを主張するのは、不毛です。
▼意図して仕組む人間関係の改善による成績upは無理。
今回(7巻)の減点ポイントなのですが、天才肌と努力型が仲良くなり高め合う描写があります。それを講師が仕組んでいるのですが、現実的にこれは無理です。たしかに偶然の幸運(セレンディピティ)により、その様な結果を生じる子は多くいます。
結果としてそのような出会いがある場所が塾です。が、
それを講師が、今回描写ほど明確に塾外の行動まで仕組むというのは漫画だけです。
まず、そもそも努力タイプが天才タイプの真似をする事自体が危険です(3回書かないと覚えないタイプが1回書いたら覚えるタイプの真似したら、それは事故)。
次に、誰のどの良い部分をどのくらい取り入れれば自身の学力向上に役立つのかというのはすごく微妙なものです(だから、取り入れて欲しい部分を調整できない)。
影響し合いお互いに高め合えるライバルとの出会いは、運に任せるしかない部分だと思います。
良くなる様に仕組むのは無理ですが、席替えなどで悪さ出来ない様に調整してしまうのは、よくあります。
これは改善というより「維持」や「立て直し」です。
子供が不満を口にしても、やんわり聞いて塾側に席替えについての文句を言わない事です。
席替え後は問題ある側の苦情が多いです。だいたいの席替えは全体の成績アップにつながる様になされます。
それはつまり、問題のある子にとってもプラスになります。
席替え程度で講師の時間と労力を奪うのは、おすすめしません。
▽「勉強しなさい」は無意味な指示。
家庭で保護者は子供に「勉強しなさい。」という事がありますが、無意味な指示です。
保護者が科目と分野と量が解らないのであれば、塾の宿題を把握したり、塾の先生に、宿題が終わったら行う学習を聞いて置くなど、事前に出来る事があります。
保護者の声掛けが受験生の邪魔になることもあります。
在宅の子に「勉強しなさい。」程度しか言えないようなら、「勉強の事は〇〇ちゃんに任せてるからね。〇つけとかコピーとか手伝ってほしい事があったら言ってね」と子供自身に任せてサポートの意思表明した方が良いです。
保護者が〇つけするだけでも、学習効率を上げる事ができます。
▽先生にも向き不向きあり
教科指導が上手な先生が子供の問題行動への対応が上手とは限りません。しかし、それを保護者が知る事は基本的にできません。どの講師に相談するかは、問題行動発生時の最重要なカケです。
職員間の情報を閉じがちな先生や思い込みの強い先生への相談はやめた方がいいけれど、保護者には、わからない事です。
補足
子供たちの幸運な出会いを、講師が作中描写の様に積極演出しません。
子供たちの幸運な出会いを意図してもたらす事は、例えるなら複数の笹船の行先を10m離れた陸から石を投げて操作しようとするようなものです。つまり操作が難しい割りに、悪くすると笹船に石をぶち当てて沈めてしまうリスクが常に付きまといます。
講師が幸運な出会いを引き起こす描写だけは、講師の行動として、現実性がありません。
限りなく実態に近い描写だけに非常に残念です。
励みになります。参考にしていただけた場合は、チェックお願いします。
*前半で描写されなかったので、もう描写はされないとは思いますが、
多動が強い場合は、ほかの子の邪魔になるので、退所させられるます。が、
学習障害(LD)そのものや学習障害の疑いがある子に対して、塾側は、保護者に「希望を持たせつつ」「ダラダラと在籍させる」という行動を取ります。講師は子供を「多くの数」見ているので、経験的に何となく「障害だな。。。」と感じますが、絶対に保護者には言いません。むしろ学習効果を針小棒大に伝えます。
学習障害の子は、学習能力が著しく低いだけで、講師の手を他者とのトラブルで煩わせるわけではありません。
言い方は悪いですが、無害な金づるです(仮に保護者に正直に感想を伝えても、受け入れず、気分を害してやめててしまい、塾の悪評のもと)。
成績が著しく低く塾の効果が薄すぎる場合は、医療機関への受診を強くお勧めします。
そして、もしも塾の講師が「LD等の発達障害の疑いがあります。」と伝えてきたら、その先生は誠実な先生である蓋然性(可能性)が高いです。保護者として心に逆らうでしょうが、受診を強くおすすめします。
その子に適切な学習方法を見つける事に、大切な時間とお金を使ってほしいと心から思います。
本当は、ペンギンの子に「羽があるから高く飛るよ」というより、「その羽があるから水の中で速く泳るよ」と言ってあげたい。
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2020/2/12
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カスタマーレビュー
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ベスト1000レビュアー
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89人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学受験の塾講師をしていますので、毎回楽しみにしています。
今回は秋の志望校絞り込みとか、親子の心理描写ですね。
現実の受験では、入試シーズンを終え悲喜交交ですね。休むまもなく新学年が始まり新入生も増え一段落している暇もない。
夏までは調子よく伸びていたが直前になって失速感がある子でも、地に足がついていれば受かる子は受かる。逆に、夏以降どんどん伸びても、当日の心理的状態次第では残念な結果になってしまう。現実では、この後の展開は読めないということです。
私の教え子では、公立中高一貫だと21人受検し、合格有望者9名のうち7名の合格。5から8倍の倍率を考えれば、まずまずの結果でした。
合格する子は、やはり入塾前に合否の大半が決まっていて、親の育て方やその子の性格に依存してるように思います。予想以上の結果を出せる子は稀です。そこそこ伸びますが、安定感というか、余裕がないので当日は綱渡りになる。蓋を開けてみないとわからない。
結果的には、地頭力がある子、論理的思考をする子、メンタルが強い子が最初の予想通り合格していきます。あと、算数が得意というのもあるかな。
そして何より、指示したことをきちんとこなせる子が期待通りに力をつけていくのです。速読や計算のスピードアップは日々のトレーニングなしにはなしえないでしょう。
入試本番はそばにいてあげられないので、模試で合格圏の子でさえも、最後の最後でうっかりミスとか動揺で合格を逃した子もいます。
これでもかってぐらいに私に添削を頼んできた熱心な子が、A判定だったのにまさかの不合格。他人事ではなく悔し涙が流れます。
夏以降すごく成績も伸びて、A判定も出て、本人のモチベが上がり高め狙いしたのがダメだったかなと悔やまれます。メンタルの弱い子には無理にでも安全志向で格下にしておくようアドバイスすべきだったかなと後悔してしまいます。私立と違い、公立はチャレンジ校を受けるリスクが大きい。一校しか受検できないので。
私立中の場合、社会で偏差値70レベルの子がいましたが、国語が苦手科目で60に満たないような状況だと、結果として苦手科目の偏差値帯の学校で落ち着きます。配点の大きな科目、つまり算国が得意でないと、総合点を積み上げることが厳しくなる。理社より算国がトップレベルの方が有利でしょう。
有名進学塾の模試を参考にした合否判定、学校偏差値は作中にもあるように高校受験、大学受験の物差しとは違いかなり低い数値になるので注意が必要です。5から10ぐらい違います。
最底辺のあたりは大手塾ではサンプルが少なくあてにならないが、偏差値50あたりと言ってもそこそこ難しい。60あたりはそう簡単には受からない。70なんて神レベルと考えたら良いです。40後半のところも馬鹿にはできません。私立の場合、高校から入るとハードルが上がると感じるのはそのためです。とはいえ、中弛みした中学入学組を尻目に大学進学実績を底上げしているのが高校入学組という実態もありますが。
中高一貫校が、高校からの募集をやめるという動きもありますので、難関公立高の滑り止めにできるそこそこの私立の選択肢は減ります。私立志向が高まるかもしれませんね。
でも気になるのは、今年の大学入試で中堅私立一貫校の多くが、早慶大合格者を数十人単位で減らしていますね。反面上位の公立高校が健闘していたりするので、これが単純に定員の厳格化による影響だとも断定しにくい。
中学受験の講師をしていて思うのは、無理して嫌がる子供に受験させなくてもいいのかなということです。万事塞翁が馬ですよ。いやいやの子を入れても、下手すると子供が壊れます。
毎年超難関校に多数の実績がある某人気塾に通ったものの途中で挫折した子をたくさん受け入れています。ついていけないのはやはり何かが足りないんですよ。心が折れてまともに勉強できない子もいる。それに気づかず親が期待してもさらに子供を追い詰めるだけ。格下に転塾した時点で過度な期待はせず割り切りましょう。見ていて痛い。
結局、親は多額の投資をした以上、最後は受かるところに妥協して入れますけどね。ほとんど全てのご家庭が。
悲しいのは、この学校に妥協して入ったところで、親の初志貫徹など期待できないだろうなとお気の毒に思うことも多々ある。高校募集がなくなると、公立中から難関私立高へのリベンジもしにくくなるわけで、中学受験をなかったことにするかどうか迷うところです。
さて、作中の面々はみんな合格してくれるのかな?登場する生徒たちに心を寄せてしまいます。結末が楽しみです。
夏のドラマ化決定で盛り上がりますね。
今回は秋の志望校絞り込みとか、親子の心理描写ですね。
現実の受験では、入試シーズンを終え悲喜交交ですね。休むまもなく新学年が始まり新入生も増え一段落している暇もない。
夏までは調子よく伸びていたが直前になって失速感がある子でも、地に足がついていれば受かる子は受かる。逆に、夏以降どんどん伸びても、当日の心理的状態次第では残念な結果になってしまう。現実では、この後の展開は読めないということです。
私の教え子では、公立中高一貫だと21人受検し、合格有望者9名のうち7名の合格。5から8倍の倍率を考えれば、まずまずの結果でした。
合格する子は、やはり入塾前に合否の大半が決まっていて、親の育て方やその子の性格に依存してるように思います。予想以上の結果を出せる子は稀です。そこそこ伸びますが、安定感というか、余裕がないので当日は綱渡りになる。蓋を開けてみないとわからない。
結果的には、地頭力がある子、論理的思考をする子、メンタルが強い子が最初の予想通り合格していきます。あと、算数が得意というのもあるかな。
そして何より、指示したことをきちんとこなせる子が期待通りに力をつけていくのです。速読や計算のスピードアップは日々のトレーニングなしにはなしえないでしょう。
入試本番はそばにいてあげられないので、模試で合格圏の子でさえも、最後の最後でうっかりミスとか動揺で合格を逃した子もいます。
これでもかってぐらいに私に添削を頼んできた熱心な子が、A判定だったのにまさかの不合格。他人事ではなく悔し涙が流れます。
夏以降すごく成績も伸びて、A判定も出て、本人のモチベが上がり高め狙いしたのがダメだったかなと悔やまれます。メンタルの弱い子には無理にでも安全志向で格下にしておくようアドバイスすべきだったかなと後悔してしまいます。私立と違い、公立はチャレンジ校を受けるリスクが大きい。一校しか受検できないので。
私立中の場合、社会で偏差値70レベルの子がいましたが、国語が苦手科目で60に満たないような状況だと、結果として苦手科目の偏差値帯の学校で落ち着きます。配点の大きな科目、つまり算国が得意でないと、総合点を積み上げることが厳しくなる。理社より算国がトップレベルの方が有利でしょう。
有名進学塾の模試を参考にした合否判定、学校偏差値は作中にもあるように高校受験、大学受験の物差しとは違いかなり低い数値になるので注意が必要です。5から10ぐらい違います。
最底辺のあたりは大手塾ではサンプルが少なくあてにならないが、偏差値50あたりと言ってもそこそこ難しい。60あたりはそう簡単には受からない。70なんて神レベルと考えたら良いです。40後半のところも馬鹿にはできません。私立の場合、高校から入るとハードルが上がると感じるのはそのためです。とはいえ、中弛みした中学入学組を尻目に大学進学実績を底上げしているのが高校入学組という実態もありますが。
中高一貫校が、高校からの募集をやめるという動きもありますので、難関公立高の滑り止めにできるそこそこの私立の選択肢は減ります。私立志向が高まるかもしれませんね。
でも気になるのは、今年の大学入試で中堅私立一貫校の多くが、早慶大合格者を数十人単位で減らしていますね。反面上位の公立高校が健闘していたりするので、これが単純に定員の厳格化による影響だとも断定しにくい。
中学受験の講師をしていて思うのは、無理して嫌がる子供に受験させなくてもいいのかなということです。万事塞翁が馬ですよ。いやいやの子を入れても、下手すると子供が壊れます。
毎年超難関校に多数の実績がある某人気塾に通ったものの途中で挫折した子をたくさん受け入れています。ついていけないのはやはり何かが足りないんですよ。心が折れてまともに勉強できない子もいる。それに気づかず親が期待してもさらに子供を追い詰めるだけ。格下に転塾した時点で過度な期待はせず割り切りましょう。見ていて痛い。
結局、親は多額の投資をした以上、最後は受かるところに妥協して入れますけどね。ほとんど全てのご家庭が。
悲しいのは、この学校に妥協して入ったところで、親の初志貫徹など期待できないだろうなとお気の毒に思うことも多々ある。高校募集がなくなると、公立中から難関私立高へのリベンジもしにくくなるわけで、中学受験をなかったことにするかどうか迷うところです。
さて、作中の面々はみんな合格してくれるのかな?登場する生徒たちに心を寄せてしまいます。結末が楽しみです。
夏のドラマ化決定で盛り上がりますね。
2020年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早速通勤電車で読了しました。
9月ということで文化祭訪問から始まる二月の勝者、第7巻。
文化祭で見るべきポイントなどが語られるかと思いきや、そうではなかったですね。文化祭見学に関しては私も一つ柱にしていることはあるのですが、それはまた別の場にて。(文化祭を見ていると、偏差値って正直だなって思います)
しかしその後は、相変わらず圧巻の筆致で中学受験の場を親の立場、子の立場、そして塾の立場で描いていきます
さて今回の一番のキーワードは
「小学生女子は、人間関係で簡単に成績が落ちます」p45
「逆もまた然り」p131
でしたね。よく描かれていました。毛筆という小道具の話も勉強になりました。
やっぱり、一講師として、学び手同士の学びあいを起こせたら、これ以上にすごいものってないよなーと思います。
作中のJG志望2名には揃って合格してほしい。でも、そんな2人でも明暗が分かれる事があるのも事実。
しかし、同じ校舎同士が4人とも桜蔭に受かった例を3年前と今年それぞれ目撃したので、「仲間同士だからこそ受かる」というのも事実。はたして、両名は二月の勝者になれるのか・・・目が離せません。
もう一点、「親のメンタル」と「子のメンタル」についても大事なことが書かれており、紙幅が割かれています。
そして、さらっと書かれていますが、GMARCH附属が急騰しているのも事実です。特に女子。これは塾の説明会などに一度でも出たら昨今必ず出る話。
でもこれに関しては個人的にはGMARCH附属に行かせて高3までなった親が身近にいたら、一度話は聞いてみた方がいいと思います。まぁ5年前に入っていた層と今の層はまた違うのでまだ一概には言えませんが。
今回の一冊も、実に味わい深い一冊でした。中学受験を少しでも考える人なら、十分に買いの一冊だと思います。そしてこの漫画を通じて塾と親との相互理解が進むことを切に願います
さて、この第7巻。これまでもうすうす描かれていましたが、特に今回、人間関係に関して、わざわざ作中から「言葉での説明」はありませんが、言外に語られていることがあります。
それは、受験において、高学歴な親が過熱する真因の1つと考えていますが。そんなメタ読みに関しては別の場(note)にて。
9月ということで文化祭訪問から始まる二月の勝者、第7巻。
文化祭で見るべきポイントなどが語られるかと思いきや、そうではなかったですね。文化祭見学に関しては私も一つ柱にしていることはあるのですが、それはまた別の場にて。(文化祭を見ていると、偏差値って正直だなって思います)
しかしその後は、相変わらず圧巻の筆致で中学受験の場を親の立場、子の立場、そして塾の立場で描いていきます
さて今回の一番のキーワードは
「小学生女子は、人間関係で簡単に成績が落ちます」p45
「逆もまた然り」p131
でしたね。よく描かれていました。毛筆という小道具の話も勉強になりました。
やっぱり、一講師として、学び手同士の学びあいを起こせたら、これ以上にすごいものってないよなーと思います。
作中のJG志望2名には揃って合格してほしい。でも、そんな2人でも明暗が分かれる事があるのも事実。
しかし、同じ校舎同士が4人とも桜蔭に受かった例を3年前と今年それぞれ目撃したので、「仲間同士だからこそ受かる」というのも事実。はたして、両名は二月の勝者になれるのか・・・目が離せません。
もう一点、「親のメンタル」と「子のメンタル」についても大事なことが書かれており、紙幅が割かれています。
そして、さらっと書かれていますが、GMARCH附属が急騰しているのも事実です。特に女子。これは塾の説明会などに一度でも出たら昨今必ず出る話。
でもこれに関しては個人的にはGMARCH附属に行かせて高3までなった親が身近にいたら、一度話は聞いてみた方がいいと思います。まぁ5年前に入っていた層と今の層はまた違うのでまだ一概には言えませんが。
今回の一冊も、実に味わい深い一冊でした。中学受験を少しでも考える人なら、十分に買いの一冊だと思います。そしてこの漫画を通じて塾と親との相互理解が進むことを切に願います
さて、この第7巻。これまでもうすうす描かれていましたが、特に今回、人間関係に関して、わざわざ作中から「言葉での説明」はありませんが、言外に語られていることがあります。
それは、受験において、高学歴な親が過熱する真因の1つと考えていますが。そんなメタ読みに関しては別の場(note)にて。
2020年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あっという間に読了しました。
今回は「女子受験生の心理」および「9月以降の親子関係」がテーマでしょうか。
受験と向き合えず、周りの友達の足を引っ張り出す女の子の描写はとてもリアル。
受験を他人事にしないこと、これが受験生になるための最低条件だと実感。
中学受験の「途中脱落」は、「子供より親が先に音を上げた結果」。子供は案外タフだが、「親のメンタルを整えることが最優先事項」とは、現場を知り尽くしていないと言えない言葉。
といっても、今回の7巻のキモは、JG志望のおしゃれっ子・樹里ちゃんと内気なメガネっ子・まるみちゃんの、化学反応。特に一緒に勉強しだして、感情をぶつけ合うシーンなんて、12歳の魂の叫びって感じで、涙モノ。
好対照で刺激し合う2人に、一緒に「桜が咲く」ことを祈らずにはいられません。
7月に柳楽君主演でドラマ化決定とのこと。柳楽君は黒木役なんだろうけど、結構イメージに合うかも。
こちらも期待。
今回は「女子受験生の心理」および「9月以降の親子関係」がテーマでしょうか。
受験と向き合えず、周りの友達の足を引っ張り出す女の子の描写はとてもリアル。
受験を他人事にしないこと、これが受験生になるための最低条件だと実感。
中学受験の「途中脱落」は、「子供より親が先に音を上げた結果」。子供は案外タフだが、「親のメンタルを整えることが最優先事項」とは、現場を知り尽くしていないと言えない言葉。
といっても、今回の7巻のキモは、JG志望のおしゃれっ子・樹里ちゃんと内気なメガネっ子・まるみちゃんの、化学反応。特に一緒に勉強しだして、感情をぶつけ合うシーンなんて、12歳の魂の叫びって感じで、涙モノ。
好対照で刺激し合う2人に、一緒に「桜が咲く」ことを祈らずにはいられません。
7月に柳楽君主演でドラマ化決定とのこと。柳楽君は黒木役なんだろうけど、結構イメージに合うかも。
こちらも期待。










