『ダンジョン飯』で俄然有名になった、九井諒子の短編集。
現代日本を中心として、「ちょっとしたファンタジー要素」が実在する、いろんな世界のエピソードが描かれます。
基本的には殺伐とした要素がなく、のんびり読める内容です。
不満点は、各々のお話の終わり方。一通りのエピソードを見せて、「なるほど! いいキャラだね! それで!?」と、もうちょっと続きを読みたくなったところで終わります。
エピローグでもなんでも、もう少し見せてくれてもいいのに。
考えてみれば、『ダンジョン飯』で作者が見せる、オチから急激にエピソードが終了するテンポ感とも酷似してますね。
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