自分にとって未知の世界や業界を体験できるというのが、本を読む魅力のひとつだと思います。本格的な輸出入に携わったことのない私ですが、長年海外への日本企業進出や輸出業に携わる大澤裕さんの著書を読ませていただきました。
発売後、土井英司さんのメルマガ「ビジネスブックマラソン」でも紹介された本書。海外の販売代理店(ディストリビューター、セールスレップ)について、その機能の違い、その管理や契約上の注意点、海外展示会について、海外での販売で使用するカタログなどの資料について、貿易上で使用する英語について…。長年の経験で蓄積された、輸出に関する豊富なノウハウが満載。
個人的には「海外パートナーとウィン=ウィンの関係を作るコツ」という第6章が心に残りました。往々にして人間が持っている、承認欲求。この欲求が他者から認められたような気がすると、やはり嬉しいもの。販売代理店への任命書などで存在を認めてあげるということ、そして、感謝状や表彰状によって感謝の意を表すこと。案外忘れがちなものですが、これは輸出業だけではなく、ごく日常でも「人を動かす」ために必要なことだと思います。
私の理想は世界中がひとつの市場としてまとまることです。経済的に世界がひとつになって、それを人々が実感できれば、戦争は割に合わないと誰しも考えるでしょう。商売を超えた友人が海外にできればなおさらです。そういった理想をもってこの本を書きました。
ー大澤裕『中小企業が「海外で製品を売りたい」と思ったら最初に読む本』
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中小企業が「海外で製品を売りたい」と思ったら最初に読む本 単行本(ソフトカバー) – 2015/5/29
英語できない・・・でも、製品はキラリと光る!という会社が海外販売を成功させる秘訣とは? 販売代理店の探し方から、社内の体制づくりまで、この1冊でわかります。さあ、みんなでグローバルニッチ企業を目指しましょう!
【実際、こんなことが起こっています!】
★英語が苦手な全5名の会社で海外数カ国に展開できた
★日本で出荷価格800円の部品に南米で8万円の値がついた
★試作品を海外代理店に見せて改良し、数千万円の製品で予約受注が50件もとれた
本書は、海外で自社製品を売る販売網をいかに構築するか、みずからの起業やコンサルティングを通して豊富な実績をもつ著者が、そのノウハウをまとめた1冊です。将来のグローバルニッチを目指す中小企業の幹部や、彼等を支援しようとする公的機関に手にとって頂ける内容です。
1番の肝は、販売代理店(ディストリビューター、セールスレップ)と良好な関係を築き、販売先を確保すること。
多くの方が苦手意識を持っている英語も、恐れるには足りません。海外販路を開拓するプロセスで本当に英語による交渉が必要なのはごく一部であり、そこさえ通訳を得て乗り切れれば、必ずしも常に高い英語力が必要なわけではありません。ぜひご覧になってみてください。
【目次構成】
第1章 まずは海外に販売パートナーを見つけよう
第2章 海外の販売代理店は大きく2種類ある
第3章 販売代理店探しには展示会を活用しよう
第4章 海外で通用する資料を作るには日本語から見直そう
第5章 契約は必ず結び、規制・認証や法的問題には随時対応を!
第6章 海外パートナーとウィン=ウィンの関係を作るコツ
第7章 英語の必要性に応じて社内体制を整えよう
<付録>国・地方レベルの海外展開支援機関、ジェトロが出展支援する海外展示会など
【実際、こんなことが起こっています!】
★英語が苦手な全5名の会社で海外数カ国に展開できた
★日本で出荷価格800円の部品に南米で8万円の値がついた
★試作品を海外代理店に見せて改良し、数千万円の製品で予約受注が50件もとれた
本書は、海外で自社製品を売る販売網をいかに構築するか、みずからの起業やコンサルティングを通して豊富な実績をもつ著者が、そのノウハウをまとめた1冊です。将来のグローバルニッチを目指す中小企業の幹部や、彼等を支援しようとする公的機関に手にとって頂ける内容です。
1番の肝は、販売代理店(ディストリビューター、セールスレップ)と良好な関係を築き、販売先を確保すること。
多くの方が苦手意識を持っている英語も、恐れるには足りません。海外販路を開拓するプロセスで本当に英語による交渉が必要なのはごく一部であり、そこさえ通訳を得て乗り切れれば、必ずしも常に高い英語力が必要なわけではありません。ぜひご覧になってみてください。
【目次構成】
第1章 まずは海外に販売パートナーを見つけよう
第2章 海外の販売代理店は大きく2種類ある
第3章 販売代理店探しには展示会を活用しよう
第4章 海外で通用する資料を作るには日本語から見直そう
第5章 契約は必ず結び、規制・認証や法的問題には随時対応を!
第6章 海外パートナーとウィン=ウィンの関係を作るコツ
第7章 英語の必要性に応じて社内体制を整えよう
<付録>国・地方レベルの海外展開支援機関、ジェトロが出展支援する海外展示会など
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2015/5/29
- ISBN-104478061327
- ISBN-13978-4478061329
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
英語ができないでも製品はキラリと光る!会社が海外販売を成功させる秘訣。販売代理店の探し方から社内の体制づくりまで、この1冊でわかる。
著者について
大澤 裕(おおさわ・ゆたか)
株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン (www.ppmj.com) 代表取締役。1988年慶應義塾大学経済学部卒業、米バンカーストラスト銀行東京支店の企業金融部で日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学経営学修士課程において特許製品の販路開拓方法を学ぶ。MBA取得後、家業の建築資材会社の特許製品の販売網を構築するべく米国子会社を設立。その経験を活かして、日本企業の海外販路開拓の支援をはじめ、2000年にピンポイント・マーケティング・ジャパン設立。海外のディストリビューターとセールスレップを使った販路網構築・動機づけ・販売の専門家としてアドバイスや人材育成を行っている。販売対象は産業材(包装機器・産業用ポンプ、PDP、位置センサー、流量計、電流計、溶接機器)、消費財(手袋、キッチン用品、文具、ギフト製品)等、多岐にわたる。経済産業省研修所、ジェトロ、中小企業大学校をはじめ公共団体での講演も多数。
株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン (www.ppmj.com) 代表取締役。1988年慶應義塾大学経済学部卒業、米バンカーストラスト銀行東京支店の企業金融部で日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学経営学修士課程において特許製品の販路開拓方法を学ぶ。MBA取得後、家業の建築資材会社の特許製品の販売網を構築するべく米国子会社を設立。その経験を活かして、日本企業の海外販路開拓の支援をはじめ、2000年にピンポイント・マーケティング・ジャパン設立。海外のディストリビューターとセールスレップを使った販路網構築・動機づけ・販売の専門家としてアドバイスや人材育成を行っている。販売対象は産業材(包装機器・産業用ポンプ、PDP、位置センサー、流量計、電流計、溶接機器)、消費財(手袋、キッチン用品、文具、ギフト製品)等、多岐にわたる。経済産業省研修所、ジェトロ、中小企業大学校をはじめ公共団体での講演も多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大澤/裕
株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン代表取締役。1988年慶應義塾大学経済学部卒業、米バンカーストラスト銀行東京支店の企業金融部で日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学経営学修士課程において特許製品の販路開拓方法を学ぶ。MBA取得後、家業の建築資材会社の特許製品の販売網を構築するべく米国子会社を設立。その経験を活かして、日本企業の海外販路開拓の支援をはじめ、2000年にピンポイント・マーケティング・ジャパン設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン代表取締役。1988年慶應義塾大学経済学部卒業、米バンカーストラスト銀行東京支店の企業金融部で日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学経営学修士課程において特許製品の販路開拓方法を学ぶ。MBA取得後、家業の建築資材会社の特許製品の販売網を構築するべく米国子会社を設立。その経験を活かして、日本企業の海外販路開拓の支援をはじめ、2000年にピンポイント・マーケティング・ジャパン設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2015/5/29)
- 発売日 : 2015/5/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 236ページ
- ISBN-10 : 4478061327
- ISBN-13 : 978-4478061329
- Amazon 売れ筋ランキング: - 225,874位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 196位中小企業経営
- - 211位ビジネス英文レター・Eメール
- - 242位企業・経営
- カスタマーレビュー:
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著者について
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2015年12月10日に日本でレビュー済み
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3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年8月7日に日本でレビュー済み
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私は企業の法務部門で契約書を作る仕事をしていますが、「代理店契約書」「販売店契約書」「仕入販売契約書」「特約店契約書」「問屋契約書」の違いがいまいちよくわからず、いつも困っていました。
この本を読んで、結局のところは、売る製品の所有権を「持つか」「持たないか」の違いで契約書のタイトルに捉われずに「ありのまま」で作成すればよいということに気がつくことができました。
その他にも、法務的な観点で読むと目から鱗の連続で「もう一段上の」仕事をする上で必ず役に立つ知識だと思います。
この本を読んで、結局のところは、売る製品の所有権を「持つか」「持たないか」の違いで契約書のタイトルに捉われずに「ありのまま」で作成すればよいということに気がつくことができました。
その他にも、法務的な観点で読むと目から鱗の連続で「もう一段上の」仕事をする上で必ず役に立つ知識だと思います。
2019年5月6日に日本でレビュー済み
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上司から海外戦略を考えるようにとのお達しが。藁にもすがる思いで、こちらの本を読ませていただいた。
当方、メーカー勤務で営業職でも経営企画でもない、ものづくりの企画職だが、こちらの本はとても分かりやすく、海外展開へ背中を押してくれるような内容でした。こちらの本を参考に、計画書を作成していこうと思う。
当方、メーカー勤務で営業職でも経営企画でもない、ものづくりの企画職だが、こちらの本はとても分かりやすく、海外展開へ背中を押してくれるような内容でした。こちらの本を参考に、計画書を作成していこうと思う。
2015年7月6日に日本でレビュー済み
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私はこの本についての記事がダイヤモンド・オンラインに出た時、分り易い本のネーミングと思いました。 実に親切にお書きで、著者の、中小企業の輸出を助けたい、日本を助けたいという思いがそこここに感じられました。 この本を世に出すのに秘伝のKnow-Howを発表することに躊躇なさったこと、納得です。 他の輸出入のアドバイスの本は常識で想像できることがほとんどで、ゼロ円でもはじめられる、とかの誘導する文句に対して如何に実現するかの証明が書いていないことが多く、度々がっかりさせられていましたが、この本は著者のご経験からの実の有るアドバイスが全編にあり、是非お読みになると良いと思います。これは海外で製品を売りたいと思ったら「最初に」読む本ですから、これで予備知識を充実なさって下さい。
2018年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は中国に日本のお菓子を輸出する仕事をちょこちょこやってます。
ちょこちょこといっても、40feetコンテナ単位の取引なので、コンテナ1本の取引が500万円程度になりますかね。
業界、ジャンルが少々違うかもしれませんが、この本読んでも私の場合は実践に全く役には立ちませんでした。
実際のビジネスでは人脈が重要で、この本に書かれている総論的、一般論的なレベルで悩んでいるようではビジネスとして考えるのなら厳しいと思います。
同じようなことを考えている企業がいっぱいある中でどう勝つか・・・
バイタリティと行動力と人脈ですかね。
ちょこちょこといっても、40feetコンテナ単位の取引なので、コンテナ1本の取引が500万円程度になりますかね。
業界、ジャンルが少々違うかもしれませんが、この本読んでも私の場合は実践に全く役には立ちませんでした。
実際のビジネスでは人脈が重要で、この本に書かれている総論的、一般論的なレベルで悩んでいるようではビジネスとして考えるのなら厳しいと思います。
同じようなことを考えている企業がいっぱいある中でどう勝つか・・・
バイタリティと行動力と人脈ですかね。