とても明快で分かり易いです。現代中国を理解するためには、やはり歴史を理解することが必須です。最近は、政治家も私たちも「知らないのに語る」ところがあります。これもソーシャルメディアの弊害でしょうか。まずは深く知ってこそ批判も交流も実のあるものになるのだと思いました。ただ、文章が若干技巧に流れているのが好みが分かれるところでしょうか。(比べるのも酷ですが、本文内でも言及される石田幹之助の「長安の春」の流麗さには及ばない)。
全体としては、古代から現代までの歴史を追う形で、中国の思想や発想がどのように変遷したか(しないか)を論じています。新書の限界もあり当然かなり大雑把な解説ですが、故に分かり易くなっているとも言えます。現代部分の情報は足りない気がしますので、特に現代の共産党の行動原理については益尾知佐子さんの「中国の行動原理」(中公新書)をお勧めします。
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