自転車が趣味という程ではありませんが、自分の乗っている折り畳み自転車が登場しているので読んでみました。
アオバ自転車店に訪れるお客さんにスポットを当て、一話毎に自転車とそれに乗る人物が替わってドラマが展開されていきます。
お客さんの背負う悩みや問題を自転車を通じて解決していくというストーリーです。
お客さんは自転車好きから自転車にはさほど興味もない人まで様々で、全巻読めば自分とよく似た境遇の登場人物に出会うかもしれません。
登場する自転車も折り畳み自転車からスポーツ車まで様々で名車が多いのですが、自転車はあくまでも脇役で主張し過ぎない絶妙なバランスで、登場人物に寄り添います。
マニアックさがないので、自転車に全く興味がない人が読んでも、十分楽しめるストーリーだと思います。
店主とその娘のアオバの絶妙な後押しで、お客さんやその周囲の人達が変化(成長)していく様に心温まります。
この漫画の唯一の欠点は読んだあと自転車が欲しくなるってことかもしれません(^^)
並木橋通りアオバ自転車店 (2) (YKコミックス (002)) (日本語) コミック – 2000/6/1
宮尾 岳
(著)
20巻中2巻: 並木橋通りアオバ自転車店
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本の長さ204ページ
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言語日本語
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出版社少年画報社
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発売日2000/6/1
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ISBN-104785920025
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ISBN-13978-4785920029
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
3 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年7月30日に日本でレビュー済み
療養中の母と優しい父、そして快活で理知的な娘。オマージュか偶然かは定かではないが、繊細で情感溢れるタッチは『となりのトトロ』を彷彿とさせます。自転車という身近な乗り物から、それに関わる人のエピソ−ドをタペストリーのように描く切り口は、斬新でありながらも深く響く。初期のころのエピソードはどれも秀逸です。
ただ巻を経るにつれて、作者の画才が皮肉にも作品の方向性を惑わせるのが少し残念です。絵柄を見れば一目瞭然ですが、作者は女の子を綺麗に描くセンスに長けています。それが、初期の頃は透明で清楚なタッチで、それが淡い恋愛のエピソ−ドなどにビー玉のような煌きを与えていました。
が、連載が長寿になるにつれて、いわゆるイマドキの『萌え美少女』路線の比重が徐々にシフトしてきているようです。それが作者の心変わりか、出版社の意向か、はたまた読者のニーズゆえかはわかりませんけど。
その点が少し残念ですけど、初期のころ、特にこの第2巻はホントに素晴らしいです。絵柄から誤解されそうですけどね。
ただ巻を経るにつれて、作者の画才が皮肉にも作品の方向性を惑わせるのが少し残念です。絵柄を見れば一目瞭然ですが、作者は女の子を綺麗に描くセンスに長けています。それが、初期の頃は透明で清楚なタッチで、それが淡い恋愛のエピソ−ドなどにビー玉のような煌きを与えていました。
が、連載が長寿になるにつれて、いわゆるイマドキの『萌え美少女』路線の比重が徐々にシフトしてきているようです。それが作者の心変わりか、出版社の意向か、はたまた読者のニーズゆえかはわかりませんけど。
その点が少し残念ですけど、初期のころ、特にこの第2巻はホントに素晴らしいです。絵柄から誤解されそうですけどね。