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両シチリア連隊 単行本 – 2014/9/12

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商品の説明

内容紹介

栄誉ある連隊の兵士たちを襲う、奇怪な災厄と姿なき殺人者。謎に次ぐ謎の果て、明らかとなる衝撃の真相とは──退廃の都ウィーンを舞台とした、反ミステリの金字塔。本邦初訳。

内容(「BOOK」データベースより)

1925年、二重帝国崩壊後のウィーン。大戦時に両シチリア連隊を率いたロションヴィル大佐は、娘のガブリエーレとともに元トリエステ総督の催す夜会に招かれた。その席で彼は、見知らぬ男から、ロシアで捕虜となって脱走した末、ニコライ大公に別人と取り違えられたという奇妙な体験談を聞く。そして宴もお開きになるころ、元両シチリア連隊の将校エンゲルスハウゼンが、邸宅の一室で首を捻られて殺害される。六日後には、事件を調べていた元連隊の少尉が行方不明となり…。第一次世界大戦を生き延びた兵士たちが、なぜ今“死”に見舞われるのか。謎に次ぐ謎の果て、明らかとなる衝撃の真相とは。二重身、白昼夢、幻視、運命の謎。夢想と論理が織りなす、世の終わりのための探偵小説。反ミステリの金字塔。

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登録情報

  • 単行本: 281ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2014/9/12)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4488010369
  • ISBN-13: 978-4488010362
  • 発売日: 2014/9/12
  • 梱包サイズ: 19 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 3件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 936,060位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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<ミステリ>の体裁はかろうじて留めているものの、作家の主なる関心がダーツ遊びのような犯人あてや真面目くさった探偵ごっこにないことは、二元論神学への辛辣な揶揄が透けて見える導入の情景描写からも明らかだ。

それどころか、連続殺人の始まりを予感させる第一の事件の幕が切って落とされた後は、捜査の概要さえ圏外に放り出されてしまう。そして我々は、現代に生まれ変わったヘルメス・トリスメギストスの高説もかくやと思わせる、生と死、存在と時間、差異と反復、偶然と運命、肉体と悪魔(つまり魂!)、転生と変身、実像と虚像などトピックが多岐にわたる異端趣味満載の連続講義に付き合わされることになる。もしここに一貫したテーマがあるとすれば、その布石ともいえる身代わりと取り換え子、成り済ましの挿話では、筆者の語り部としての才能の片鱗を堪能することができる。

推理小説の典型からほど遠い、警句と諧謔、霊感と内省、憧憬と郷愁が綯い交ぜになった、叙述というよりは変幻自在な散文詩を思わせる文体。ジャンルの定石を逆手にとった記号遊戯の空騒ぎを期待する者は、きっと出会い頭にかんばせに唾棄されたような驚きと義憤を禁じ得ないだろう。

個人的には、アンチミステリの発案者として知られる某氏の代表作よりも、ジャンルの形式を換骨奪胎した『薔薇の名前』や『LAヴァイス』などのポストモダン文学のほうが親和性が高いと感じられた。
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引き出しの多い小説で、楽しく読めた。訳者解説で、訳者は本書が反ミステリーあるという説をと主張し、別の説として偽装ミステリーであるという多数説を紹介しているが、個人的には、ミステリーは引き出しの一つに過ぎないように思う。ミステリーと考えると、本筋事件と直接関連のない部分が多いこと、事件重要人物の出番が少ないこと、小説の主人公的人物がさっぱり謎を解こうとしないこと、展開も論理もかなり強引であることなどが気になるが、実際には、これらは本書の魅力を形成しているように思う。幻想小説、諷刺小説、哲学小説、運命小説、恋愛小説の引き出しもあり、受け身に終始しているように見えながら、直情的にもなる令嬢ガブリエーレも魅力的である。二重三重の「一人二役」行使も楽しい。
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戦間期のウィーンで、かつての「両シチリア連隊」の生き残りたちが、次々と謎めいた死を遂げて
いくという設定は魅力的だし、いかにもドイツ語圏の作品らしく、ドッペルゲンガーを主題とする
知的遊戯色の強い構成になっていることも、ミステリー好きには受けるだろうと思う。

ただ、普段あまりミステリーを読まない身には、登場人物の描き方が妙に平板というか、そもそも
まともに描き分けられていないようにすら思えたし(ロションヴィル大佐と娘のガブリエーレの容貌
だけは、冒頭できちんと描かれているが、他の人物は殆ど名前だけで区別されているように思える)、
凝った展開も、どこか作者の独りよがりという感じがしてしまったことは否めない。

時折差し挟まれる省察や、幻視とも白昼夢ともつかない描写には、どこかゼーバルトのエッセイ風の
小説を思わせる味わいがあるが、それらが筋の展開の中でやや浮いているように思えることも確かで、
全体としてどこか中途半端な作品に終わっているように感じた。

訳者が言うように、あくまで「アンチ・ミステリー」だと思って読めば、登場人物がほとんど固有名詞に
還元されていることもプラスに転じ、それなりに面白がれるのかもしれないが、そうした読み方に興味
のない私のような読者には、おそらく合わない作品なのだろうと思う。
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