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世界一大きな問題のシンプルな解き方――私が貧困解決の現場で学んだこと 単行本(ソフトカバー) – 2011/6/14
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15カ国、2000万人の貧困脱却を可能にした単純かつ大胆な解決策とは――?
「残りの90%の人たちのためのデザイン」を提唱し、スタンフォード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)など最先端の研究者から絶大な支持を集める社会起業家が贈る、本当に貧困を解決したい人たちへのメッセージ。
30年間にわたり現地の人びとと対話し続けて培ったデザイン・ノウハウの全てを大公開。
「世界を変える仕事」のリアルな姿が見えてくる!
【ポイント】
・貧困を解決するビジネスモデルをつくるときに考えるべき点を分かり易く説明
・実際に途上国の農家で行ってきた製品開発・市場開拓・マーケティングのプロセスを公開
・農業だけでなく、都市のスラムにおいても貧困解決に向けた独創的かつ現実的なアイデアを提案
複雑にとらえられがちな貧困問題を解決するために私たちが考えるべきことはたった1つ――収入向上に他ならない! 世界を変えるイノベーションを生み出すためには、机に座ってじっと悩んでも始まらない。現地に飛びこみ、現地の人たちの話を聞けば、自ずと答えは見えてくる!
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2011/6/14
- ISBN-104862761062
- ISBN-13978-4862761064
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
ポール・ポラック(Paul Polak)
世界の貧困問題に現実的なソリューションを見出すべく、1981年に起業家2人とIDE(International Development Enterprises)を設立。「実践的なビジネス戦略を用いて、1日1ドルの貧しい人々の収入を増やす」というミッションのもと、小規模農家に焦点をあてた様々なプロジェクトを主導し、各国で劇的な成功をおさめている。
2003年にIDE開発のドリップ灌漑システムがScientific American「トップ50」に選出。2004年には著者がErnst & Young の「世界の起業家」を受賞した。その実績を評価され、2006年にビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から1400万ドルの助成金を獲得し、今日に至るまで事業を拡大し続けている。
また、多国籍企業の製品開発を支援する「D-rev:残りの90%の人たちのためのデザイン」の立ち上げや、MIT(マサチューセッツ工科大学)にある最先端のデザイン研究プログラム「D-lab」の設立にも携わり、企業や研究機関とのパートナーシップを通じて多方面からの貧困解決を支援している。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
世界の貧困問題に現実的なソリューションを見出すべく、1981年に起業家2人とIDE(International Development Enterprises)を設立。「実践的なビジネス戦略を用いて、1日1ドルの貧しい人々の収入を増やす」というミッションのもと、小規模農家に焦点をあてた様々なプロジェクトを主導し、各国で劇的な成功をおさめている。2003年にIDE開発のドリップ潅漑システムがScientific American「トップ50」に選出
東方/雅美
慶應義塾大学法学部卒。バブソン大学経営大学院修士課程修了。雑誌記者として出版社に勤務した後、経営大学院の出版部門にて、経済・経営書の企画・制作に携わる。現在はフリーランスとして、翻訳、編集、執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 英治出版; 第1版 (2011/6/14)
- 発売日 : 2011/6/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 336ページ
- ISBN-10 : 4862761062
- ISBN-13 : 978-4862761064
- Amazon 売れ筋ランキング: - 294,945位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,476位経済学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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借り物ではなく家に置きたい!と思い購入しました。
BOPビジネスの考えの基礎があると思います。
とってもわかりやすく、
実践できる内容なので
今後BOP関連の事を考えてる方にはオススメです。
原題:Out of Poverty, what works when traditional approaches fall
図書館本
これまでのODAをはじめとする援助方法を見直す良い書だと思いました。
そして、もっとも重要なのは現場の人々の話を多く聞き、現場での実現性を考えること。
貧しい人々は援助を受ける人という扱いではなく、サービスを購入する顧客と考える。
国連ミレニアム開発目標(MDGs)の話もジェフリー・サックス(推進者)とウイリアム・イースタリー(懐疑派)の名前を出して問題点を指摘しています。もちろんMDGsを全面否定している訳ではありませんが、貧困対策における方法論に異論を唱えています。
足踏みポンプとドリップ灌漑(重力とホース利用の給水装置)による農作物増収が絶対貧困(一日1ドル以下で生活する人々)問題を解決する、それも援助ではなくマイクロクレジットや農業従事者自らの投資(数十ドルから200ドル程度)で。
3つの誤解; 1.寄付で貧困から救いだせる、2.国家の経済成長が貧困をなくす、3.大企業が貧困をなくす
デザイン革命をおこす(いかに安く、いかに沢山助成金なしで売ることができるか)
新しい市場(貧困に苦しむ人々、ソニーのトランジスタラジオ、ジョブスのアップルコンピューターと同じ)
農業だけでなく、スラムでの企業も可能(なぜ人々がスラムに集まるのか?そこに人々が生活できるから。)
MDGsで援助する国、援助される側の対応者はなんらかの支援者との関係(利害)がある。
ゲイツ財団のような支援評価体制(効果実現性、その効果の大規模発展性)の重要性
本書はもちろん完璧な貧困対策ではない、また指摘されていない問題点もある(解説で日本人の方が説明している)。しかし、ザンビア人経済学者ダンビサ・モヨ女史も指摘しているようにこれまでの先進国の途上国援助は多くの無駄と失敗を繰り返してきた。
そのような文脈の中で本書で描かれる様な貧困撲滅への取り組みや、途上国における個人やグループ起業への見返りを求めない投資(kiva等)は今後の流れになるのかもしれないと思った。またconditional cash transferといわれる直接お金を渡す方法論はアメリカの貧困対策や途上国でも行われつつあるということを付記しておきたいと思います。
最新の効率の良い技術は、現場では維持できないし使えない。
効率がわるくても、致命的な失敗にならない程度で、
少しずつ改善する手動の道具から入るのがいいというのがよく分かったし
そこがとても印象に残った。
紛れもなく近代産業は、世界の頂点に君臨するごく一部の経済的富裕層の購買欲を満たすために発展してきた。つまり、優れた産業技術ほど誰もにその恩恵が与えられるのではなく、その恩恵が与えられる経済的上層部を、その下層部が「うらやむ」というかたちで構造化された象徴的価値によって、産業技術の「優れる」ということが担保されてきたのである。
うらやまれるかそうでないかという二項対立は、優れた技術から劣った技術までを段階的に社会へ用意したりはしない。灌漑技術でいえば、ダムや貯水池に蓄えた水を電子制御によって計画的に灌漑する設備をひとたび手にしてしまえば、そのつぎの技術は人力で水を汲むためのバケツ以外、残されないということである。途上国ではダムがディーゼルポンプに変わるだけで、軽油を焚くポンプとバケツの間には何の技術もない空白が残される。本書のいう「貧困」とは、バケツならば買えるけれど、ディーゼルポンプは生涯働いても買えないという、この技術的空白に位置することを意味している。
このように社会構造によって表出した「貧困」だが、考えてみれば奇妙なものである。国や地域といった小さな経済市場では、商品開発の消費者ターゲットはできるだけ広い方が良いとされつつも、世界という大きな市場になると「貧困」と呼ばれる多くの消費者には目が向けられない。高額な株価の僅かな伸びに一喜一憂する人々が、僅かな投資で数倍に伸びるであろう市場には決して関心を示さないのである。著者はきっと経済に精通しているだけに、「BOPビジネス」という既存のモデルではなく、もっと別な分野からのパラダイムシフトを期待しているのであろう。
BOPにおけるビジネスを考える上で、多くの根源的な気づきを与えてくれる良書である。そして本書の「将来お金があるのは先進国ではない。途上国の多数の小規模農民たちの方だ」という主張が、もっと多くの人に現実味を持って受け入れられる日が早くやってくる事を望みたい。



