「紙芝居なんかで食べていけるはずがない」というまわりの失笑をものともせず、世界一の紙芝居屋として人気を博し、年商は紙芝居だけで1500万円に!まさにオンリーワンの存在だった世界一の紙芝居屋ヤッサンの熱いの言葉は、「やろうかやるまいか」迷ったとき、「自分のいる場所はここじゃないんじゃないか」と悩んだとき、そっと背中をおしてくれる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安野/侑志
ヤッサン。1943年山形県鶴岡市生まれ。「ヤッサン一座の紙芝居」座長。1972年、当時大阪府だけに残っていた紙芝居業者免許を取得。結婚デザイン業に関わり、式場紙芝居などを企画。その後、大阪を中心に全国でも活躍し「紙芝居のヤッサン」として人気を博す。2000年には、NPO法人少年会議所設立、理事長就任。2001年には「土日楽校」を開校。2005年には創造学園大学創造芸術学部客員教授就任。2006年より京都市と京都精華大学による日本初のマンガ博物館・図書館である京都国際マンガミュージアム常設紙芝居小屋にて定例口演をスタートする。2008年には京都文化ベンチャーコンペティション文化ビジネスアイデア部門京都府知事賞(最優秀賞)受賞。同年、京カレッジ担当教員就任。言葉のない紙芝居、オペラ紙芝居など、新しい時代の紙芝居作りにも情熱を注ぎ、関西や関東で50人近くの紙芝居師を育てるなど後進育成にも尽力した。2012年8月25日逝去
高田/真理
京都大学大学院卒(理系)。「ヤッサン」に弟子入りしてから生活は一変。休日は「紙芝居屋の始毬(はじまり)」に変身する。各地で口演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)