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世界で一番美しいイカとタコの図鑑 愛蔵ポケット版 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2015/7/20

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商品の説明

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サメハダホウズキイカの若体
サメハダホウズキイカの若体

サメハダホウズキイカ科

全世界の温帯域に分布し、表層から水深700mほどに生息。外套長13cmほど。外套膜は半透明の樽形で、表面は無数の軟骨状突起におおわれて、ざらざらとしたサメ肌状。小さな丸いひれをもちます。眼は比較的大きく、腹面に14個の発光器があります。腕には2列の吸盤が並び、触腕の先端の掌部には4列の吸盤が並びます。水中では掌部の付け根を合わせたようなポーズをとるのがしばしば目撃されますが、これは餌にしている小さな甲殻類などを捕る際に触腕の先端だけをペンチのように広げてつまむときの行動として知られています。危険を感じると、腕や頭部を胴体の内側に縮めて球体状になることができます。

ギンオビイカ
ギンオビイカ

ダンゴイカ

駿河湾から九州までの太平洋岸と瀬戸内海、台湾海峡、フィリピンのスル海盆、グレートオーストラリア湾に分布。沿岸域の水深200mほどの砂泥底に生息し、底引き網で多く混獲されます。外套長4cmほど。体は多数の色素胞におおわれ、外套膜の側面に5mmほどの銀色に光る帯があるのが特徴で、和名の由来です。腕の吸盤は2列。触腕先端の掌部が狭く、13~16列ほどの微小な吸盤が並びます。外套腔内にある墨袋の上に丸みを帯びた発光器があり、生きているときは外套膜から透けて見えます。本種の墨は黒い墨汁状ではなく発光する液状で、これを吐き出すことで相手を驚かす効果があると考えられます。

タテジマミミイカダマシ
タテジマミミイカダマシ

ミミイカダマシ科

眠そうな眼で夜の海を徘徊するイカがいます。体全体に白黒のしま模様があり、まるでパジャマのよう。英名はストライプド・パジャマ・スクイッドで、まさに名は体を表しています。本種は外套長5cmほどの小さなコウイカの仲間で、体の中に毒をもつことが知られており、捕食者に自分が危険であることを示すために、このように派手な模様をしていると考えられています。主にオーストラリア南岸の浅い砂地に生息し、日中は砂の中にひっそりと潜っていて出会うことは少ないですが、夜は餌を探すために砂の中から出てきます。メスは岩の下や瓦礫(がれき)の下に卵を1粒ずつ大量に産みます。孵化したイカは卵から出てすぐにしま模様を表すことができます。

マダコ科の一種の幼体
マダコ科の一種の幼体

マダコ科

全長4cmほどの透明な体に、赤や黄色の大小の色素胞が並んでいるマダコ科の幼体。腕には赤褐色のしま模様がほぼ等間隔に並んでおり、眼の上部にわずかな突起が見られます。写真はフィリピンで撮影されたもので、種類としてはWunderpus 属かAbdopus属だと考えられます。タコの幼体は中層を漂いながら分散し、餌となる小さな甲殻類の幼生などを捕えたり、魚などの捕食者が寝ている夜の時間には、暗闇に紛れながら自分のすみやすい場所を探し、よい場所にたどりつくと、そこに着底して底生生活へと移ります。

オオマルモンダコ
オオマルモンダコ

マダコ科

全長7cmほどのヒョウモンダコの仲間で、西太平洋や南太平洋の亜熱帯・熱帯域のサンゴ礁に生息し、国内では南西諸島に分布。ヒョウモンダコに比べると、周囲が黒くふちどられた、はっきりとした大きな丸い青いリングが現れるのが特徴。生態や毒をもつことなどはヒョウモンダコと同じです。海水浴などでこのような青いリング模様を体全体にもったタコに出会った場合は、手を出さずに、離れてそっと見るだけにしましょう。実は毒をもつタコはヒョウモンダコの仲間だけではありません。私たちが食用として最も利用しているマダコの唾液腺にはセファロトキシンというタンパク毒があり、甲殻類を捕まえる際に麻痺させる効果があります。この毒は人に対してもそれなりの効果があり、咬まれると患部の麻痺症状などを引き起こします。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

窪寺/恒己
国立科学博物館標本資料センター・コレクションディレクター、分子生物多様性研究資料センター長兼任。1951年東京生まれ。北海道大学、大学院を経て1982年水産学博士。1984年より国立科学博物館に勤務し、2011年より現職。専門は頭足類の分類・生態学、高次捕食者の食性研究など。2004年、ダイオウイカの生きている姿を世界で初めて撮影し、世界中の注目を集める。また、2012年にはダイオウイカの生態映像の撮影に成功し、さらに世界中を驚愕させる

峯水/亮
1970年大阪府生まれ。20歳からダイビングを始め、潜水時間は現在までに27,000時間を超える。峯水写真事務所代表、海洋生物を専門的に撮影する水中写真家。現在は、プランクトンなどの浮遊生物の写真や映像を専門的に撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2016年11月10日に日本でレビュー済み
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2018年9月22日に日本でレビュー済み
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