中学編と合わせて読みました。
この本は実際に子供の不登校を体験したもの、そうでない人とでは全く受ける印象が違うものになるかもしれません。
不登校の解決は長短に良し悪しがあるわけではなく
期間が短くても長くてもそこにあるのはその子それぞれの悩み抜いた成長の道のりです。
作者さんは手探りで試行錯誤しながら娘さんを支えていきますが
終始一貫素晴らしいのは家族で一丸となって問題に取り組んでいること
何があっても子供の味方であり、不登校からの歩みとして最善の方法を取られているように思えました。
一見側から見ると歯がゆいほどのんきに自由すぎるように生きているように見えるこの子供達は、実は大変繊細で鋭い感覚の持ち主でそれ故疲れやすく
心の混乱や病気ともとても近い場所にいます。
失敗を繰り返しながら自分のペースをゆっくり見つけていくことが不器用な彼らの処世術、生きる知恵ともいえます。
全ての悩める方におすすめしたいですが、子供の不登校が中長期的にわたり、緩やかな回復傾向にあるご家族には特に染み入る内容なのではないかと思いました。
これからも仲の良いご家族の幸せをお祈りします。
不登校の17歳。 出席日数ギリギリ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) (日本語) 単行本 – 2017/3/2
青木 光恵
(著)
著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます
この著者の 検索結果 を表示
あなたは著者ですか?
著者セントラルはこちら
|
その他 の形式およびエディションを表示する
他の形式およびエディションを非表示にする
-
Kindle版 (電子書籍)
¥0 Kindle Unlimited 会員は、このタイトルを追加料金なし(¥0)で読み放題 ¥990 Kindle 価格 獲得ポイント: 10pt -
単行本
¥1,100
獲得ポイント: 11pt
-
本の長さ128ページ
-
言語日本語
-
出版社KADOKAWA
-
発売日2017/3/2
-
ISBN-104040689003
-
ISBN-13978-4040689005
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
- 不登校は1日3分の働きかけで99%解決する単行本(ソフトカバー)
- 学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」単行本
- 友達ゼロで不登校だった僕が 世界一ハッピーな高校生になれたわけ単行本(ソフトカバー)
- 学校に行きたくない君へ全国不登校新聞社単行本
- マンガ 脱・「不登校」 (起立性調節障害(OD)克服と「だいじょうぶ感」をはぐくむ)加藤 善一郎(著・マンガ原作)単行本(ソフトカバー)
- 中学なんていらない。 不登校の娘が高校に合格するまで (メディアファクトリーのコミックエッセイ)単行本
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
1分以内にKindleで 不登校の17歳。 出席日数ギリギリ日記 (コミックエッセイ) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
商品の説明
著者について
●青木 光恵:(あおき・みつえ) 1969 年2 月生まれ。魚座。A 型。兵庫県尼崎市出身。1988 年ごろデビュー。女子ウォッチングが大好きでライフワーク。現在は、娘と夫とともに海辺の町で暮らす。『スマホで光恵ちゃん』を電子書籍で大好評配信中! 著書に『中学なんていらない。』『洋服を9枚に減らしてみた 服の賞味期限、見直し大作戦』『9年めの未病生活 不調な私のセルフメンテ術』(いずれも小社刊)ほか多数。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/3/2)
- 発売日 : 2017/3/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 128ページ
- ISBN-10 : 4040689003
- ISBN-13 : 978-4040689005
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 311,100位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 30,478位ノンフィクション (本)
- - 142,968位コミック
- カスタマーレビュー:
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.9
星5つ中の3.9
14 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
VINEメンバー
Amazonで購入
中学編は読んでいませんが。
不登校から高校進学。
都立高のようですが、不登校だった子が入学できた、ヤンキー気質の子が多い、世田谷育ちのちゅんこさんには馴染めない、など
かなり偏差値的にはあれなのかな。
青木さんが本文中で何度かぼやいているが、確かにちゅんこさんは私立女子校なら全然オッケーで
普通に楽しく過ごせたのではないかと感じました。
おたくでもアイドル好きでもパリピでもガリ勉でも、皆それぞれ居場所ありますからね。
お金の問題で私立は選択できなかったとのこと、今は助成金が結構あるので、想像される青木家の年収なら十分行かせられたように思う。
(余談だが私立助成を批判する前に、こういう底辺公立にもそれ以上の税金がかかっていることをお忘れなく。
親が学費を払わなくて済むというのは、税金から学費を出しているということです)
ちなみに、中学時代不登校でも、塾に通っていたとのこと、塾代でいくらかかったのか知りませんが
(言っても詮無いことではありますが)
もし5万くらい払っていたとしたら私立中行けましたね。
自宅勉強でも受かる程度偏差値の女子校たくさんあります。
でも一人一人大切にしてくれる学校、探せばあったと思います。その辺が情弱なのかな、、、
そして、「年収が低く」ローンが通らなかった、旦那様の方が年収が低い、ご自身の病気やちゅんこさんの塾通いで
貯金がなく、大学は本人に奨学金500万をを背負わせる羽目になり悩んでいる。
などなどお金にまつわるエピソードに、結構有名な漫画家さんなのに、やはり自由業は厳しいなと改めて思いました。
69年生まれということで同年代なので、夢を追うバブルの熱の中、大学時代就職時代を迎えた口でしょう。
自由業は、自分だけ、夫婦だけならどうとでもなるんです。その辺の草食ったっていいんです。
でも、子供が一般的な子じゃなかったら、お金があればどうにかできることがどうにかできなくなるんですよね。
読んでて辛かったです。
幸いちゅんこさんは大学に進学できたようですし、今度は元気にやっている希望が最後に見えていたので救われる気持ちでした。
青木さんご夫婦、本当に大変でしたね。よく頑張ったと思います。
批判もあるでしょうが、こういう育て辛い子が生まれた場合、やっぱり親は悩むと思う。
甘やかしだというタイプの人が登校拒否児に対してやることは、まずは叱咤激励する、厳しく当たる、でもそれじゃあうまくいかないです。
たまたま、批判する方はご自分のところには育てやすい子が与えられただけのこと。
自分が恵まれていることに想像が至らない傲慢さに、気づいて欲しいです。
不登校から高校進学。
都立高のようですが、不登校だった子が入学できた、ヤンキー気質の子が多い、世田谷育ちのちゅんこさんには馴染めない、など
かなり偏差値的にはあれなのかな。
青木さんが本文中で何度かぼやいているが、確かにちゅんこさんは私立女子校なら全然オッケーで
普通に楽しく過ごせたのではないかと感じました。
おたくでもアイドル好きでもパリピでもガリ勉でも、皆それぞれ居場所ありますからね。
お金の問題で私立は選択できなかったとのこと、今は助成金が結構あるので、想像される青木家の年収なら十分行かせられたように思う。
(余談だが私立助成を批判する前に、こういう底辺公立にもそれ以上の税金がかかっていることをお忘れなく。
親が学費を払わなくて済むというのは、税金から学費を出しているということです)
ちなみに、中学時代不登校でも、塾に通っていたとのこと、塾代でいくらかかったのか知りませんが
(言っても詮無いことではありますが)
もし5万くらい払っていたとしたら私立中行けましたね。
自宅勉強でも受かる程度偏差値の女子校たくさんあります。
でも一人一人大切にしてくれる学校、探せばあったと思います。その辺が情弱なのかな、、、
そして、「年収が低く」ローンが通らなかった、旦那様の方が年収が低い、ご自身の病気やちゅんこさんの塾通いで
貯金がなく、大学は本人に奨学金500万をを背負わせる羽目になり悩んでいる。
などなどお金にまつわるエピソードに、結構有名な漫画家さんなのに、やはり自由業は厳しいなと改めて思いました。
69年生まれということで同年代なので、夢を追うバブルの熱の中、大学時代就職時代を迎えた口でしょう。
自由業は、自分だけ、夫婦だけならどうとでもなるんです。その辺の草食ったっていいんです。
でも、子供が一般的な子じゃなかったら、お金があればどうにかできることがどうにかできなくなるんですよね。
読んでて辛かったです。
幸いちゅんこさんは大学に進学できたようですし、今度は元気にやっている希望が最後に見えていたので救われる気持ちでした。
青木さんご夫婦、本当に大変でしたね。よく頑張ったと思います。
批判もあるでしょうが、こういう育て辛い子が生まれた場合、やっぱり親は悩むと思う。
甘やかしだというタイプの人が登校拒否児に対してやることは、まずは叱咤激励する、厳しく当たる、でもそれじゃあうまくいかないです。
たまたま、批判する方はご自分のところには育てやすい子が与えられただけのこと。
自分が恵まれていることに想像が至らない傲慢さに、気づいて欲しいです。
2017年3月5日に日本でレビュー済み
「
中学なんていらない。 不登校の娘が高校に合格するまで (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
」に続く、ちゅんこさんの高校時代の話。
もちろん青木さんちの話ではありますが、とても、とても普遍的な話です。
ちゅんこさんは、失礼かもしれませんが、本当に今どきの不登校児です。
朝起きられない。
学校に適応できない。
でも勉強はしたい。
そんなちゅんこさんに対し、青木さんは、節目節目で適切な選択をしているように見えます。
たとえば娘さんが望ましくない行動をしたら、自分は心を無にするというのはペアレントトレーニングの基本。
また望ましいことをしたら甘やかしてるくらいほめるというのも、またペアレントトレーニングの基本です。
バイトしたのもいいですね!
ちゅんこさんにとって最も重要な選択は、大学に進学したこと。
「学校がつらければ休めばいい」は事実ですが、「学校に行かないと将来が大変」というのも残念ながら割とよくある現実ではあります。
もし高校にいけないなら、なおさら大学には行ったほうがいい。大学では朝の講義を取らないなど、自身の体調と合わせた生活ができるかもしれません。起立性調節障害の話が少しだけ出ていますが、ひょっとしたらそうかもしれないし違うかもしれませんが、大事なのは自分ができることとできないことをしっかり把握することだと思います。
お金の問題は本書におけるもう一つの柱。青木さんほどの有名漫画家でも生活が、というのは驚きでした。お金のことについては、割と詳しく書いてあるので参考になるかもしれません。
もちろん青木さんがおっしゃるように各家庭によって事情は違うでしょう。医師が今どき「愛情が・・・」とか言うのにはがっかりしました。
別の話ではありますが、自画像が年取ったなあ、というのも驚きでした。
あとがきの118ページの5コマ目、ここに本書のすべてが集約されていて、完全に同意します。
もちろん青木さんちの話ではありますが、とても、とても普遍的な話です。
ちゅんこさんは、失礼かもしれませんが、本当に今どきの不登校児です。
朝起きられない。
学校に適応できない。
でも勉強はしたい。
そんなちゅんこさんに対し、青木さんは、節目節目で適切な選択をしているように見えます。
たとえば娘さんが望ましくない行動をしたら、自分は心を無にするというのはペアレントトレーニングの基本。
また望ましいことをしたら甘やかしてるくらいほめるというのも、またペアレントトレーニングの基本です。
バイトしたのもいいですね!
ちゅんこさんにとって最も重要な選択は、大学に進学したこと。
「学校がつらければ休めばいい」は事実ですが、「学校に行かないと将来が大変」というのも残念ながら割とよくある現実ではあります。
もし高校にいけないなら、なおさら大学には行ったほうがいい。大学では朝の講義を取らないなど、自身の体調と合わせた生活ができるかもしれません。起立性調節障害の話が少しだけ出ていますが、ひょっとしたらそうかもしれないし違うかもしれませんが、大事なのは自分ができることとできないことをしっかり把握することだと思います。
お金の問題は本書におけるもう一つの柱。青木さんほどの有名漫画家でも生活が、というのは驚きでした。お金のことについては、割と詳しく書いてあるので参考になるかもしれません。
もちろん青木さんがおっしゃるように各家庭によって事情は違うでしょう。医師が今どき「愛情が・・・」とか言うのにはがっかりしました。
別の話ではありますが、自画像が年取ったなあ、というのも驚きでした。
あとがきの118ページの5コマ目、ここに本書のすべてが集約されていて、完全に同意します。
2018年1月3日に日本でレビュー済み
いじめにより、重度の起立性調節障害になってしまった子を持つ我が家にとって、とても参考になりました。
大学は気の合う子がいて楽しくやっていらっしゃるのでしょうね。本当に良かったです。
中学編にも記載がありましたが、もっと学校は加害者側に厳しい処分を出して欲しいものです。
絵もかわいらしく、見やすい漫画だと思います。ご家族の今後のご多幸をお祈りしています。
大学は気の合う子がいて楽しくやっていらっしゃるのでしょうね。本当に良かったです。
中学編にも記載がありましたが、もっと学校は加害者側に厳しい処分を出して欲しいものです。
絵もかわいらしく、見やすい漫画だと思います。ご家族の今後のご多幸をお祈りしています。
2017年7月12日に日本でレビュー済み
中学生編から読んでいますが、一読して即出る感想は「苦労は理解して縣いけれど、甘やかされているなあ」ではないでしょうか。
嫌なことがあると休み、嫌なことがあると発熱腹痛。そしてベッドに逃げ一般の学生が学業勉学に励んでいる時間に自宅にいてアニメを見てゲラゲラ。
優しい親の理解があり逃げ込める環境があるからこそ、ちゅんこさんの少女時代は成り立っていますね。辛いことはやりたくない、嫌なことからは逃げたい。まあそういう人生もあるでしょうが、少なくともこのお嬢さん学生時代が終わり社会に出てから、決して一人の問題では済まされない社会と仕事の中でやっていけるんでしょうか?
巨大なお世話でしょうが、それが心配になる一冊です。社会人とは巡り巡って様々な人と出会い交流し横の関係を築いていく生き物ですが、願わくばその途中でこの娘さんには会いたくないですね。
嫌なことがあると休み、嫌なことがあると発熱腹痛。そしてベッドに逃げ一般の学生が学業勉学に励んでいる時間に自宅にいてアニメを見てゲラゲラ。
優しい親の理解があり逃げ込める環境があるからこそ、ちゅんこさんの少女時代は成り立っていますね。辛いことはやりたくない、嫌なことからは逃げたい。まあそういう人生もあるでしょうが、少なくともこのお嬢さん学生時代が終わり社会に出てから、決して一人の問題では済まされない社会と仕事の中でやっていけるんでしょうか?
巨大なお世話でしょうが、それが心配になる一冊です。社会人とは巡り巡って様々な人と出会い交流し横の関係を築いていく生き物ですが、願わくばその途中でこの娘さんには会いたくないですね。