24年前に離婚した母とともに父の家を出た明日香。
その父が亡くなり、父の家が遺言により明日香に渡されることになった。
明日香は恋人の冬馬とともに古い家を片付けつつ、様々なことを考え始める。
別れた父、祖父母、父の弟、兄、母、そして幼いころの自分。
愛情のとらえ方、家族のあり方。
冬馬との付き合い方にも変化が。
読後としては、どことなくさっぱりしなかった。
明日香の身勝手さが嫌だった。
あくまで自分中心なんだなあ。
勘違いした愛の中で育まれた、勘違いした自分と考えれば納得しないこともないのだけれど。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
