不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」 (英語) ペーパーバック – 2010/11/25
ダン・アリエリー
(著)
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櫻井祐子
(翻訳)
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ISBN-104152091754
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ISBN-13978-4152091758
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出版社早川書房
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発売日2010/11/25
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言語英語, 日本語
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寸法13.21 x 2.54 x 18.8 cm
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本の長さ413ページ
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
行動経済学によって、さまざまに系統的な不合理さが見えてきた。手をかけることが高評価をもたらすIKEA効果、やる気をそいでいる高額ボーナス、自分で思いついた(と思わせられた)意見は好ましい、雑用は一気に片づけるほうが楽…。行動経済学研究の第一人者が、わたしたちがなぜ、どのように不合理な行動をしてしまうのかをユニークな実験で紹介。わかりやすい数々の実例で経済の真の姿を解明し、よりよい決断へとつなげる話題作。
著者について
ダン・アリエリー (Dan Ariely)
行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。テルアビブ大学で心理学を学んだ後、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、MITのスローン経営大学院とメディアラボの教授を兼務した。この間、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも籍を置いている。18歳のとき、全身70%にやけどを負う事故にあい、3年間を病院で過ごした。その結果、いささか型破りなものの見方を身につけたという。その研究のユニークさは、2008年度にイグノーベル賞を受賞したことでも証明されている。前作『予想どおりに不合理』は世界的なベストセラーとなり、行動経済学ブームに火をつけた。
行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。テルアビブ大学で心理学を学んだ後、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、MITのスローン経営大学院とメディアラボの教授を兼務した。この間、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも籍を置いている。18歳のとき、全身70%にやけどを負う事故にあい、3年間を病院で過ごした。その結果、いささか型破りなものの見方を身につけたという。その研究のユニークさは、2008年度にイグノーベル賞を受賞したことでも証明されている。前作『予想どおりに不合理』は世界的なベストセラーとなり、行動経済学ブームに火をつけた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アリエリー,ダン
行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。テルアビブ大学で心理学を学んだ後、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、MITのスローン経営大学院とメディアラボの教授を兼務した。この間、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも籍を置いている。18歳のとき、全身の70%にやけどを負う事故にあい、3年間を病院で過ごした
櫻井/祐子
翻訳家。京都大学経済学部卒。大手銀行在籍中にオックスフォード大学院で経営学修士号を取得。退職後は翻訳者として、金融・証券業界、政府関連の実務翻訳から一般ビジネス書の翻訳まで幅広く手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。テルアビブ大学で心理学を学んだ後、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、MITのスローン経営大学院とメディアラボの教授を兼務した。この間、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも籍を置いている。18歳のとき、全身の70%にやけどを負う事故にあい、3年間を病院で過ごした
櫻井/祐子
翻訳家。京都大学経済学部卒。大手銀行在籍中にオックスフォード大学院で経営学修士号を取得。退職後は翻訳者として、金融・証券業界、政府関連の実務翻訳から一般ビジネス書の翻訳まで幅広く手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2010/11/25)
- 発売日 : 2010/11/25
- 言語 : 英語, 日本語
- ペーパーバック : 413ページ
- ISBN-10 : 4152091754
- ISBN-13 : 978-4152091758
- 寸法 : 13.21 x 2.54 x 18.8 cm
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- - 1,697位経済学 (本)
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月10日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
こんなに全編を通じてひきつけられる本は久しぶり。特に、著者が思春期に重度の火傷を負いその状態に適応すること、美醜の問題については興味深く読みました。体験からくる記述は、強い説得力があります。結局、人の判断には様々なフィルターがかかり、客観的に包括的に判断することがいかに難しいか思い知らされて笑ってしまいます。訳もとても上手で、違和感なくどんどん引き込まれました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2011年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どう評して良いのか、難しい本だ。
近代経済学は人間の営みをフラスコの中の純粋環境で測るようなところがあって、世界にワインと小麦の二財しかないと仮定するとか、参加者は充分に合理的で情報が行き渡っていると仮定する、とか所詮は思考実験に過ぎないものを実態経済に当て嵌めようとするから、天気予報のように当たったり、当たらなかったりする。
筆者は行動心理学に基づいたアプローチで経済学に切り込もうとする。高額報酬って本当にインセンティブになるの、とか、仕事って実はやり甲斐が重要だよね、とか、人間って自分が手を動かして作ったものに愛着を持つ、とか、多少世慣れた人なら当たり前に思えることを真面目に経済学し、実験により証明していく。
問題はそれを単に心理学としての成果だけでなくて、経済理論にまで昇華できるかじゃないんだろうか。嘗て大学を卒業して3年後、ゲーム理論を学ぶ機会があってミクロ経済学も進歩したなぁと感動した記憶があるが、筆者の行動経済学はゲーム理論の一歩先を行けるポテンシャルを持つ。ただ残念ながら、この本を読んだ限りでは筆者の研究は「心理学の成果」に留まっていて、そこのところは残念。既存のミクロ経済学に対するアンチテーゼだけじゃ勿体ないと思う。
前著「予想通りに不合理」を読んでいないので、上記のように感じるのかもしれない。もし前著に大事なことが書いてあるんだったらごめんなさい。
近代経済学は人間の営みをフラスコの中の純粋環境で測るようなところがあって、世界にワインと小麦の二財しかないと仮定するとか、参加者は充分に合理的で情報が行き渡っていると仮定する、とか所詮は思考実験に過ぎないものを実態経済に当て嵌めようとするから、天気予報のように当たったり、当たらなかったりする。
筆者は行動心理学に基づいたアプローチで経済学に切り込もうとする。高額報酬って本当にインセンティブになるの、とか、仕事って実はやり甲斐が重要だよね、とか、人間って自分が手を動かして作ったものに愛着を持つ、とか、多少世慣れた人なら当たり前に思えることを真面目に経済学し、実験により証明していく。
問題はそれを単に心理学としての成果だけでなくて、経済理論にまで昇華できるかじゃないんだろうか。嘗て大学を卒業して3年後、ゲーム理論を学ぶ機会があってミクロ経済学も進歩したなぁと感動した記憶があるが、筆者の行動経済学はゲーム理論の一歩先を行けるポテンシャルを持つ。ただ残念ながら、この本を読んだ限りでは筆者の研究は「心理学の成果」に留まっていて、そこのところは残念。既存のミクロ経済学に対するアンチテーゼだけじゃ勿体ないと思う。
前著「予想通りに不合理」を読んでいないので、上記のように感じるのかもしれない。もし前著に大事なことが書いてあるんだったらごめんなさい。
2012年3月3日に日本でレビュー済み
行動経済学の第一人者である著者・ダンアリエリーは、18歳
の時、全身に大やけどを負い3年間の入院生活を送っている。
本書は、この大やけどという事故の体験談と身近な研究者と
のやりとりが、取上げられているのが特長だ。
特に第9章 「感情と共感」なぜ私たちは困っているひとり
を助けるのに、大勢を助けようとしないか は、興味を惹
いた。犠牲者との「近接性」問題の「鮮明性」多勢の貧困者
を前にした心理状態「焼け石に水効果」をうまく著わして
いる。ミスター・スポックの様な超合理的な判断をせずに、
人間は不合理的な行動に進もうとするのだ。
せっかくの時間・労力・お金が、「不思議な国のアリス」
にでてくる「ウサギの穴」に吸い込まれてゆく。
身近な行動は、複雑な恒常性維持機能に基づき、目的意識と
達成感が根底にあるとしながらも、現代社会は効率を求める
が故に、人間の仕事に対する、目的意識や達成感を奪ってい
るという社会構造を指摘している。
古代ギリシャの医師ヒポクラテスの言葉が取上げられている。
「ふたつの事を心得よ。助けよ、さもなくば傷つけるな。」
ミスター・スポックの様な行動をとらないからこそ、人間
らしいのだ。不思議な行動経済学効果を実感できる一冊な
のである。
の時、全身に大やけどを負い3年間の入院生活を送っている。
本書は、この大やけどという事故の体験談と身近な研究者と
のやりとりが、取上げられているのが特長だ。
特に第9章 「感情と共感」なぜ私たちは困っているひとり
を助けるのに、大勢を助けようとしないか は、興味を惹
いた。犠牲者との「近接性」問題の「鮮明性」多勢の貧困者
を前にした心理状態「焼け石に水効果」をうまく著わして
いる。ミスター・スポックの様な超合理的な判断をせずに、
人間は不合理的な行動に進もうとするのだ。
せっかくの時間・労力・お金が、「不思議な国のアリス」
にでてくる「ウサギの穴」に吸い込まれてゆく。
身近な行動は、複雑な恒常性維持機能に基づき、目的意識と
達成感が根底にあるとしながらも、現代社会は効率を求める
が故に、人間の仕事に対する、目的意識や達成感を奪ってい
るという社会構造を指摘している。
古代ギリシャの医師ヒポクラテスの言葉が取上げられている。
「ふたつの事を心得よ。助けよ、さもなくば傷つけるな。」
ミスター・スポックの様な行動をとらないからこそ、人間
らしいのだ。不思議な行動経済学効果を実感できる一冊な
のである。
2011年6月6日に日本でレビュー済み
評判も高いし、かなり売れているようだ。面白そう。
単純な理由で読み始めた。前作とされる 予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 は読んでいない。
前作など知らなくても十分楽しめる。いやホント面白い。
人間は不合理な生き物。すべてを合理的に考えて行動を決定できる生き物じゃない。
合理的な生き物なら、本書で例えられているミスター・スポックのように、あるいはデータ少佐のように(これは本書には無い)なってしまう。
そうではなくて、人間がみんな愛すべき個性を持つのは、この不合理のせいだった。
しかし、自らがどれほど不合理なのかはよく分からいというのが本当のところだろう。
高校時代に大やけどを負ってリハビリに明け暮れた経験と、よく練られた実験(人間が対象だ)により、不合理の現実を次々と示して読者を惹きつける。
高すぎる報酬は逆効果、人が仕事を認めてくれる大事さ、自分で作ったものへの愛情、自分のアイディアに固執すること、復讐への快楽、人生の浮き沈みへの順応性、自分の外見と人付き合い、市場の失敗など、人の不合理が引き起こす問題には本当に事欠かない。
これらに対して、直感的な答えが実験の結果といかに違うことか!
著者は実験の様子も活き活きと描きならがら、冷酷な結果を人間味溢れる文章で解説する。
不合理でも良い。
この世の中が不合理な人間の集まりであることを良く知ろう。
経済学が前提とする「合理的」な人間など、ほとんどいないのだから。(経済学を生業とする人にはいるのだろうか)
単純な理由で読み始めた。前作とされる 予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 は読んでいない。
前作など知らなくても十分楽しめる。いやホント面白い。
人間は不合理な生き物。すべてを合理的に考えて行動を決定できる生き物じゃない。
合理的な生き物なら、本書で例えられているミスター・スポックのように、あるいはデータ少佐のように(これは本書には無い)なってしまう。
そうではなくて、人間がみんな愛すべき個性を持つのは、この不合理のせいだった。
しかし、自らがどれほど不合理なのかはよく分からいというのが本当のところだろう。
高校時代に大やけどを負ってリハビリに明け暮れた経験と、よく練られた実験(人間が対象だ)により、不合理の現実を次々と示して読者を惹きつける。
高すぎる報酬は逆効果、人が仕事を認めてくれる大事さ、自分で作ったものへの愛情、自分のアイディアに固執すること、復讐への快楽、人生の浮き沈みへの順応性、自分の外見と人付き合い、市場の失敗など、人の不合理が引き起こす問題には本当に事欠かない。
これらに対して、直感的な答えが実験の結果といかに違うことか!
著者は実験の様子も活き活きと描きならがら、冷酷な結果を人間味溢れる文章で解説する。
不合理でも良い。
この世の中が不合理な人間の集まりであることを良く知ろう。
経済学が前提とする「合理的」な人間など、ほとんどいないのだから。(経済学を生業とする人にはいるのだろうか)
2016年2月20日に日本でレビュー済み
普段の何気ない行動が、無意識によりパターン化され、新しいものを受け入れることを拒否する時がある。 だが、ルーティン化して良いものと駄目なものに分かれることを自覚しないと。
意識して考えることは疲れるから、今までと同じでいいという感じで流されてく。 深く考えないはラクだしね。 ただ、二進も三進もいかなくなってから気付くのが性。
自分で思うほど、しっかりしているわけではなく、うっかりした面が結構あることが解れば、良い習慣に上書きすることもできる。
意識して考えることは疲れるから、今までと同じでいいという感じで流されてく。 深く考えないはラクだしね。 ただ、二進も三進もいかなくなってから気付くのが性。
自分で思うほど、しっかりしているわけではなく、うっかりした面が結構あることが解れば、良い習慣に上書きすることもできる。