古本屋で100円で見つけて。10年以上前のだし、新書って10年たったらあんまり読む価値がないかなぁとは思ったけど、以前読んだ「下流社会」は衝撃的に面白かった記憶があったので、この第2章も読んでみました。
前回も思った通り、価値基準や例示があくまで東京の人の目線なので、地方の人間にしてみれば全然ぴんと来ない部分が多い。あと、どんな雑誌を読んでいるかで階層を分けているんだけど(前もそうだったっけ?)、今の時代そもそも、雑誌を読む人が少なくなっているんじゃないかな…。なのでこれも今や古いと思う。
今やあくせく働いて上流を目指す人は少なく、そこそこでいいから楽に働きたいという人が多い、というのはうなずけるし、私自身もそう思うし、夫もそうあってほしいと思うし(実際そうだし笑)、私の周りの人にもそういう人が多い。給料はすごく下がるけど、ゆとりある生活を求めて転職して田舎暮らしを始めた、という人も複数いる。
何事も見方を変えてみると面白いなぁと思ったのが、「やたら転職サイトが多い」ことについて、本当は転職を繰り返すと不利になるのに、「自分に合った仕事が見つかる!」とか、「働きがいがある仕事!」とか、ありもしないことを良さげにアピールして転職をあおっているのは、転職を繰り返す人が多い方が転職サイトが儲かるから、というカラクリがある、という説。なるほど。
とにかく、知らず知らずのうちに広告などに踊らされることがあるから、しっかりと自分を持って、気を付けなくちゃ。
まぁ、かなり読み飛ばしたけど、半分くらいはちゃんと読んで面白かったです。
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