「三毛猫ホームズ」シリーズもついに45冊目になりました。
正直言って「推理小説」としての醍醐味はありません。
従って、ホームズの活躍の場も余りありません。
ただ、そうは言っても、片山兄妹の巻き込まれる事件は、現代の歪んだ側面を垣間見せてくれます。
今回も事件の発端は、偏執的な「愛情」が引き鉄となった殺人未遂事件です。
それに加えて、息子への盲目的な「愛情」で、相手を逆恨みする母親も登場します。
この母息子には、共通した間違った「愛情」があります。
それとは対照的に、身を賭して夫を助けようとする「愛情」もあり、妻の望む相手と一緒にさせるため身を引こうとする「愛情」もあり、記憶喪失の妻の幸せのため名乗らない「愛情」も登場します。
この巻は、その意味では、人間の「愛情」について語っています。
「愛情」は、偏ったり過度になって間違ったものになってしまうこともあれば、コミュニケーションが図られず、その意図の通じない一方的な「愛情」もあります。
そしてもちろん秘められた「愛情」もあります。
本来の「推理小説」としての味わいはないものの、人間のドラマとしての面白さは、読み安い中にも十分に感じられると思います。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
三毛猫ホームズの十字路 (カッパ・ノベルス) 新書 – 2009/5/21
- 本の長さ227ページ
- 出版社光文社
- 発売日2009/5/21
- ISBN-104334076823
- ISBN-13978-4334076825
この商品を見た後に買っているのは?
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
友人の別れ話に立ち会った片山晴美は、男が仕掛けた爆弾で失明してしまう。逃走した男とその母親を追う片山刑事たちは、幼女ねらいの犯罪が多発する団地に行き着く。団地ではパトロール中の元刑事の国原が、犯人だと思い込んだ無実の男を誤って殺してしまい、さらに逃走中の爆破犯の姉が他殺体で発見される。いくつもの事件が交差し、思わぬ結末を迎える大人気シリーズ第45弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
赤川/次郎
1948年、福岡県生まれ。『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞、『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。著作は500冊を越え、ミステリー小説を中心に、その創作活動は多岐にわたる。2005年には、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1948年、福岡県生まれ。『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞、『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。著作は500冊を越え、ミステリー小説を中心に、その創作活動は多岐にわたる。2005年には、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1分以内にKindleで 三毛猫ホームズの十字路 (光文社文庫) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2009/5/21)
- 発売日 : 2009/5/21
- 新書 : 227ページ
- ISBN-10 : 4334076823
- ISBN-13 : 978-4334076825
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,507,334位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 30,241位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 87,444位新書
- カスタマーレビュー:
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1948年、福岡県生まれ。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 幽霊物語 下 (ISBN-13: 978-4198931827 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.9
星5つ中の3.9
12 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
殿堂入りNo1レビュアー
長編なので複雑度は高い。
片山晴美、兄の義太郎刑事、同僚の石津刑事、牝の三毛猫のホームズの主人公の4人のうち、晴美が一番登場する。
晴美が友人の元恋人に仕掛けられた爆発物で一時的に失明する。
登場人物が多く、関係がややこしくて、何がいいたいのかわからなくなる。
元警察官の国原が、小さい子を池に突き落として、たすけようとした男性が死亡する。
話の展開にあちこち無理があり、どうも納得感が十分でない。
人によっては評価が低い可能性もある。
最初に爆発物をしかけた男の姉の葬儀で、
なにもかも清算されたかのように扱うのは、
人が亡くなるとそれ以上追求しない日本の文化だからかもしれない。
赤川次郎が日本の作家だということが分かる。
海外では理解されない作品かもしれない。
片山晴美、兄の義太郎刑事、同僚の石津刑事、牝の三毛猫のホームズの主人公の4人のうち、晴美が一番登場する。
晴美が友人の元恋人に仕掛けられた爆発物で一時的に失明する。
登場人物が多く、関係がややこしくて、何がいいたいのかわからなくなる。
元警察官の国原が、小さい子を池に突き落として、たすけようとした男性が死亡する。
話の展開にあちこち無理があり、どうも納得感が十分でない。
人によっては評価が低い可能性もある。
最初に爆発物をしかけた男の姉の葬儀で、
なにもかも清算されたかのように扱うのは、
人が亡くなるとそれ以上追求しない日本の文化だからかもしれない。
赤川次郎が日本の作家だということが分かる。
海外では理解されない作品かもしれない。
2012年11月14日に日本でレビュー済み
かつて、三毛猫ホームズを読み漁った頃を思い出して、久々に買ってみましたが、なんじゃこりゃ!?な内容でがっかりしました。
以下ネタバレ有ります。
最初から犯人と共犯者が分かっていて追いかけるだけ、最後逮捕して終わり。
途中から、別の殺人などが絡んできますが、片山やホームズが犯人を突き止めるわけでもなく犯人の関係者が告発、もう一つの隠れた殺人は本人が自殺して真相は闇に‥、
三毛猫ホームズってこんな小説でしたっけ??
もっとハラハラドキドキする内容じゃなかったですか?
で、出てくる登場人物も話の辻褄合わせのためだけに作者の都合に合わせて行動させられているような薄っぺらいキャラ薄っぺらい愛情?の持ち主ばかり登場します。
警察を勤め上げた元ベテラン刑事、どこが?確かに、現実でも無罪の人に強引な取り調べをして罪を自白させ、後から誤認逮捕だとわかったりしますが、正にそういう意味でのベテラン刑事なのでしょうね。
勘に頼るのは危険ですとか、そういうレベルを軽く逸脱しすぎ。
あと、幼い子供しか性の対象に出来なくて妻とセックスレスなでも妻を愛してる男が、別な成人した女性とも付き合っているって、そんな人います?
日本では、記憶を失った人は身許がわからないので勝手に連れて帰って、身許の捜索願いもせず、相手も同意してるからと結婚してもいいのでしょうか?
仕事を首になったら家に帰らず同僚の女性の家で同棲して、子供ができたから元妻と離婚しますって、そりゃ息子も母親もおかしくなりますよ。
元刑事が発砲した時あとから片山と一緒に現れた女性が間に割って入れるなら片山が元刑事に体当たりでもして止めることができたのではないですか?
善良な市民と犯罪者の間は近い、というより、だらしない人生を送っている人が増えると不幸も重なり当然周囲に多大な被害が及ぶという話ですね。
以下ネタバレ有ります。
最初から犯人と共犯者が分かっていて追いかけるだけ、最後逮捕して終わり。
途中から、別の殺人などが絡んできますが、片山やホームズが犯人を突き止めるわけでもなく犯人の関係者が告発、もう一つの隠れた殺人は本人が自殺して真相は闇に‥、
三毛猫ホームズってこんな小説でしたっけ??
もっとハラハラドキドキする内容じゃなかったですか?
で、出てくる登場人物も話の辻褄合わせのためだけに作者の都合に合わせて行動させられているような薄っぺらいキャラ薄っぺらい愛情?の持ち主ばかり登場します。
警察を勤め上げた元ベテラン刑事、どこが?確かに、現実でも無罪の人に強引な取り調べをして罪を自白させ、後から誤認逮捕だとわかったりしますが、正にそういう意味でのベテラン刑事なのでしょうね。
勘に頼るのは危険ですとか、そういうレベルを軽く逸脱しすぎ。
あと、幼い子供しか性の対象に出来なくて妻とセックスレスなでも妻を愛してる男が、別な成人した女性とも付き合っているって、そんな人います?
日本では、記憶を失った人は身許がわからないので勝手に連れて帰って、身許の捜索願いもせず、相手も同意してるからと結婚してもいいのでしょうか?
仕事を首になったら家に帰らず同僚の女性の家で同棲して、子供ができたから元妻と離婚しますって、そりゃ息子も母親もおかしくなりますよ。
元刑事が発砲した時あとから片山と一緒に現れた女性が間に割って入れるなら片山が元刑事に体当たりでもして止めることができたのではないですか?
善良な市民と犯罪者の間は近い、というより、だらしない人生を送っている人が増えると不幸も重なり当然周囲に多大な被害が及ぶという話ですね。
2009年6月10日に日本でレビュー済み
『三毛猫ホームズ』シリーズ初体験でした。シリーズの主人公が誰なのかも知らずに読んだのですが、スムーズに読むことができました。冒頭で片山晴美が爆破事件に巻き込まれ、兄である片山刑事が捜査を開始します。片山刑事は、爆破犯を追う過程で、殺人や幼女をねらった犯罪にも巻き込まれていきます。筋書きはおもしろいです。
ただ、今回の作品は、「ミステリー」と言うには、あまりにもあっさりしています。犯人を考える楽しみも、次の展開を予想するワクワク感もありません。また、猫のホームズもほとんど活躍せず…。
次回作に期待しつつ、しかしながら、赤川氏の作品はいつもサクサクと読めるので、そういった読み物をお探しの方には、本書はピッタリだと思います。
ただ、今回の作品は、「ミステリー」と言うには、あまりにもあっさりしています。犯人を考える楽しみも、次の展開を予想するワクワク感もありません。また、猫のホームズもほとんど活躍せず…。
次回作に期待しつつ、しかしながら、赤川氏の作品はいつもサクサクと読めるので、そういった読み物をお探しの方には、本書はピッタリだと思います。






