全体的にマニア向け、内輪向けの本という感じがしました。
ページ構成が「あらすじ」「対談」「人物紹介」「用語解説」「4コマ」
に加えたまーに数頁にわたる解説や、見開きイラストがあります。
知識があれば対談部分で「あるある!」や「それは思った!」「なるほど」と共感できますが
あらすじが本当に粗いため、それだけではやや理解し辛かったり対談部分であらすじに
書かれていないことを喋っていたり各所で先の展開をネタバレしていたりちと難あり。
各所で先の展開をネタバレしていたり、はたまた第○回で「○○は処刑されちゃいます」
とか出てきた次の第×回で登場していたりするので時系列の混乱あり。
また、ページ構成が安定しておらず、例えばあらすじが左上だったり右だったりと落ち着かない
ためやや読みにくい。後、欄外に人物・用語の注釈があるが文字が小さすぎて本当に見辛い。
荒川弘氏の4コマが目当ての方もたくさんおられるとは思いますが、はっきり言って面白く
ありません。笑えたり、「へぇ」と思えたのは2割くらいかな? 主に登場人物をキャラ
崩壊レベルで描いてたりして、特定の人物に思い入れがあるときついと思います。
※4コマが面白いという方もおられるので個人差だとは思います
荒川弘氏の描く格好いい武将のイラストが見たい!という方、登場人物でギャグやっても
受け入れられるという方は買ってもいいかと思いますができればちょっとだけ中身を確認して
から買ったほうがいいと思います。ほぼ全編同じノリなので中身確認で合わなければその後も
合わないと思っていいでしょう。逆に面白いと思えればそれだけの価値はあるのでしょう。
私は合わなかったので4コマでマイナス1、ページ構成の見辛さでマイナス1の☆3。
逆に好評価のポイントはイラストと対談の「あるある!」「それは思った!」「なるほど」の部分。
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三国志魂 下 単行本(ソフトカバー) – 2012/3/28
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「鋼の錬金術師」の荒川弘が、『三国志演義』全120回を爆笑4コマ漫画化!! さらに荒川弘が、三国志フリークのエッセイ漫画家・杜康潤と、「三国志」への愛と思い入れを全120回・上下2巻に渡って語り尽くします!! おもしろくてためになる、愛と魂がつまった究極の「三国志」本、下巻!
- 本の長さ144ページ
- 言語日本語
- 出版社光栄
- 発売日2012/3/28
- 寸法14.8 x 1.3 x 21 cm
- ISBN-104775808214
- ISBN-13978-4775808214
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「演義」全120回がコミック&トークで楽しめる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
荒川/弘
漫画家
杜康/潤
漫画家。ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
漫画家
杜康/潤
漫画家。ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 光栄 (2012/3/28)
- 発売日 : 2012/3/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 144ページ
- ISBN-10 : 4775808214
- ISBN-13 : 978-4775808214
- 寸法 : 14.8 x 1.3 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 481,525位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 187位中国の古典文学
- - 1,514位歴史ノンフィクション
- カスタマーレビュー:
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著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「鋼の錬金術師」の荒川弘氏の作品。 ハガレンの単行本の巻末にも四コママンガがあり
それらもおもしろかった。 この三国志魂は共著の杜康潤氏とのトーク部分と
四コママンガで構成されている。 陣形や地理などのことも細く描かれ、下手な解説本顔負けである。
また、なじみが薄い孔明死後の三国滅亡までやっているのも嬉しいことだ。
作者達は相当三国志を勉強しているらしくその上でのギャグ連発だから、
三国志好きの私には非常に楽しめた。
ただ、三国志を全然知らない人にはマンガのオチはわかりにくいだろう
万人向けではないかもしれない。
それらもおもしろかった。 この三国志魂は共著の杜康潤氏とのトーク部分と
四コママンガで構成されている。 陣形や地理などのことも細く描かれ、下手な解説本顔負けである。
また、なじみが薄い孔明死後の三国滅亡までやっているのも嬉しいことだ。
作者達は相当三国志を勉強しているらしくその上でのギャグ連発だから、
三国志好きの私には非常に楽しめた。
ただ、三国志を全然知らない人にはマンガのオチはわかりにくいだろう
万人向けではないかもしれない。
2012年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の荒川弘先生の「鋼の錬金術師」や「銀の匙 Silver Spoon」が好きで、「三国志」も小説でなら読んだことがあったので、購入。
ようやく読了しました。
私には非常にツボな内容。
荒川先生のマンガが好きで、「三国志」をかじったことがあるなら、十二分に楽しめると思います。
構成は、上巻と同じ。
ただ、諸葛孔明の死後から三国が滅んで晋に統一されるまでのストーリーもきっちりと解説されています。
あまりなじみのない部分だったので、非常に新鮮でした。
4コマと両先生のトークがおもしろいのも、上巻と同じ。
4コマのテンションが上巻のままでラストまで突っ走っているのは、さすが荒川弘!
トークでは、終盤へ向けて主要キャラがジャンジャン死んでいくなかで、著者ふたりの悲しさや寂しさが読んでいる側にも伝わってきて、けっこう切ない回も。
終盤はストーリーも駆け足になっているので、「三国志」自体の盛り上がりに欠けてますが、トークでその裏側を補完するような内容になっていて、最後まで飽きずに読むことができました。
あえてマイナス点を挙げるなら、必ず各回が4コマとセットで2ページに納められているので仕方ないとは思うものの、内容の濃い回はもっとトークの部分を長くしてほしかった!
あとがきにあった、「三国志」の風俗考証の本、ぜひ荒川弘・画で読みたいですね。
ようやく読了しました。
私には非常にツボな内容。
荒川先生のマンガが好きで、「三国志」をかじったことがあるなら、十二分に楽しめると思います。
構成は、上巻と同じ。
ただ、諸葛孔明の死後から三国が滅んで晋に統一されるまでのストーリーもきっちりと解説されています。
あまりなじみのない部分だったので、非常に新鮮でした。
4コマと両先生のトークがおもしろいのも、上巻と同じ。
4コマのテンションが上巻のままでラストまで突っ走っているのは、さすが荒川弘!
トークでは、終盤へ向けて主要キャラがジャンジャン死んでいくなかで、著者ふたりの悲しさや寂しさが読んでいる側にも伝わってきて、けっこう切ない回も。
終盤はストーリーも駆け足になっているので、「三国志」自体の盛り上がりに欠けてますが、トークでその裏側を補完するような内容になっていて、最後まで飽きずに読むことができました。
あえてマイナス点を挙げるなら、必ず各回が4コマとセットで2ページに納められているので仕方ないとは思うものの、内容の濃い回はもっとトークの部分を長くしてほしかった!
あとがきにあった、「三国志」の風俗考証の本、ぜひ荒川弘・画で読みたいですね。
2012年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
銀の匙とか百姓貴族とか、そんな荒川さんの作品が好きなので買ってみました。
ページを開くと、右ページにトコウさんとの対談の起こしが書かれていて、
左ページに対談に沿った内容関連の4コマが2つ、という構成になっています。
対談内容は赤壁の戦い、など、ジャンルに分けた対談ごとに分かれていて、
三国志初心者(というより、読んだことがない)の私にとっては「へー!」という
プチ納得感のあるネタやら、意外なあるある話などが盛られていました。
ただ、(当然かもしれないのですが)ある程度知ってないと、「ふーん、そうかー」で終わっちゃいます。
きっと、三国志好きな方にこそ本領を発揮する本だな、と。
そういう方こそ、この本の笑いの沸点を共有できると思います。
三国志ファンは見てみて損はないかもですよ。
ページを開くと、右ページにトコウさんとの対談の起こしが書かれていて、
左ページに対談に沿った内容関連の4コマが2つ、という構成になっています。
対談内容は赤壁の戦い、など、ジャンルに分けた対談ごとに分かれていて、
三国志初心者(というより、読んだことがない)の私にとっては「へー!」という
プチ納得感のあるネタやら、意外なあるある話などが盛られていました。
ただ、(当然かもしれないのですが)ある程度知ってないと、「ふーん、そうかー」で終わっちゃいます。
きっと、三国志好きな方にこそ本領を発揮する本だな、と。
そういう方こそ、この本の笑いの沸点を共有できると思います。
三国志ファンは見てみて損はないかもですよ。
2012年7月8日に日本でレビュー済み
解っているかぎり日本で
卑弥呼様!!
とやっていた時すでに孫子(兵法書)は存在し、木牛なんて運搬道具まであったのですねぇ。
下巻では、曹操、劉備、孫堅/孫策の時代の終わりが読み取れます。
荒川さん、杜康さんも触れていますが、
え〜?!いつ結婚してたんだ?子供までいるじゃん!!
的展開があります。趙雲とか趙雲とか趙雲とか・・・・・・
上巻で活躍した武将がこれでもか!!とお悔やみアイコンに出てきます。
(人間の姿の馬超が一番びっくりした(笑))
表紙の絵がすべてを語っていますが、陸遜、孔明、司馬仲達への代替わりに象徴できる話しで、
原作の一つの演義の後半のせせこましさ、そのままです。
上巻よりも人物の入れ替わりが激しいので、元ネタがわかっていないとかなり苦しい内容です。
政治的にどうこう、という考察はほとんどありませんが、人間関係がわかっていないと、対談の方はかなりきつめ。内容もた問えば姜維の胆の話しをおもしろおかしくとりあげるような解りやすいネタはなく、両者の思い入れ愛情たっぷりのキャラ談義なので、読み込んでいないとわかんねぇっす。
四コマは知らなくても笑えますが。
上巻のレビューでは、三国志演義をよむのにお悔やみ、初登場アイコンがお役立ちと書きましたが、三国志自体を読むときの方が役にたちました。なにせ、国別ヒト別功績列挙でふくらみないんだもん。
卑弥呼様!!
とやっていた時すでに孫子(兵法書)は存在し、木牛なんて運搬道具まであったのですねぇ。
下巻では、曹操、劉備、孫堅/孫策の時代の終わりが読み取れます。
荒川さん、杜康さんも触れていますが、
え〜?!いつ結婚してたんだ?子供までいるじゃん!!
的展開があります。趙雲とか趙雲とか趙雲とか・・・・・・
上巻で活躍した武将がこれでもか!!とお悔やみアイコンに出てきます。
(人間の姿の馬超が一番びっくりした(笑))
表紙の絵がすべてを語っていますが、陸遜、孔明、司馬仲達への代替わりに象徴できる話しで、
原作の一つの演義の後半のせせこましさ、そのままです。
上巻よりも人物の入れ替わりが激しいので、元ネタがわかっていないとかなり苦しい内容です。
政治的にどうこう、という考察はほとんどありませんが、人間関係がわかっていないと、対談の方はかなりきつめ。内容もた問えば姜維の胆の話しをおもしろおかしくとりあげるような解りやすいネタはなく、両者の思い入れ愛情たっぷりのキャラ談義なので、読み込んでいないとわかんねぇっす。
四コマは知らなくても笑えますが。
上巻のレビューでは、三国志演義をよむのにお悔やみ、初登場アイコンがお役立ちと書きましたが、三国志自体を読むときの方が役にたちました。なにせ、国別ヒト別功績列挙でふくらみないんだもん。
2012年6月18日に日本でレビュー済み
見開き2ページで、三国志演義の61〜120回の各回を
4コマと解説文、人物評で語るという構成。
内容としては三国鼎立から晋による天下統一まで。
4コマと人物画は荒川弘氏、解説は杜康潤氏なのですが、
とにかくお二方の三国志愛があふれまくっています。
普通に?マンガ家をされ、書下ろしでこのボリュームを
仕上げるのは、相当に愛がなければ難しかったのでは
ないかと思われます。
おかげさまで、自分自身もう一度三国志を読んでみよう
という気持ちになりましたが、まったく三国志の知識が
ない方には、あふれる愛ゆえに余計さっぱりわからない
本になっている気もします。
お二方のファンかつ三国志に多少なりとも興味のある方
にはおススメします。
4コマと解説文、人物評で語るという構成。
内容としては三国鼎立から晋による天下統一まで。
4コマと人物画は荒川弘氏、解説は杜康潤氏なのですが、
とにかくお二方の三国志愛があふれまくっています。
普通に?マンガ家をされ、書下ろしでこのボリュームを
仕上げるのは、相当に愛がなければ難しかったのでは
ないかと思われます。
おかげさまで、自分自身もう一度三国志を読んでみよう
という気持ちになりましたが、まったく三国志の知識が
ない方には、あふれる愛ゆえに余計さっぱりわからない
本になっている気もします。
お二方のファンかつ三国志に多少なりとも興味のある方
にはおススメします。