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万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫) 文庫 – 2010/4/24

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商品の説明

内容紹介

23歳、凛田莉子の事務所の看板に刻まれるのは「万能鑑定士Q」。喜怒哀楽を伴う記憶術で広範囲な知識を有す莉子は、その記憶と照らし合わせて瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る!

想像を凌駕する知性とサスペンス、カタルシスに満ちたミステリ!!
蔓葉信博(ミステリ批評家)

「万能鑑定士Qシリーズ」はたいへん優れたミステリである。一部ミステリマニアの好むようなミステリではないが、それは本シリーズが放つミステリの魅力とはほとんど関係がない。では、そのミステリとしての魅力はどのようなものなのか。「万能鑑定士Qの事件簿」第I巻と第II巻での名探偵・凜田莉子の活躍を紹介しつつ、その魅力に迫ろう。
第I巻冒頭で紹介される謎は、力士のような図柄のシールが都内各所のガードレールや店舗シャッターを埋め尽くすほど大量に貼られるというものであった。この奇妙ないたずらについて調べ始めた莉子は、日本全土を揺るがす一大経済犯罪の最中、それらの犯人を見事に当ててみせる。驚くべきは日本経済を混乱させた犯罪の手がかりこそ、その力士シールであったのだ。シールの存在をわざわざ冒頭に用意することからも、それが何かしらのヒントであることは読者には明らかだが、それでもこの一大トリックを見破るのはほとんど不可能だろう。それどころか日本の存亡すら危ぶませるほどの経済犯罪の凄まじさに、読者は落ち着いて推理をするどころではないはずだ。
それら事件に鑑定士として独り立ちする莉子のストーリーが併走するのだが、それは一人の少女が名探偵として覚醒していく実にスリリングな話なのだ。超人的な感受性に支えられた推理能力で彼女は物の価値だけでなく、ホームズよろしく出会った人の職業や悩み、果ては日本を混乱に陥れた事件の真相まで喝破してしまう。
このように本シリーズは「人の死なないミステリ」と銘打たれているが、日常の中の些細な謎とは違い、シリーズを通じて巧妙極まりない詐欺事件や盗難事件の不可解な謎を中心に据えている。そのシンプルかつ大胆なトリックによる犯罪の数々、二転三転し読者を飽きさせない展開、そしてなにより凜田莉子の超絶的な推理という三本柱が本シリーズにおけるミステリの魅力なのだ。
マニア向けのミステリ作品の多くは重厚な作風が魅力的な一方で、通にしかわからぬ展開や結末に戸惑いを覚える読者も少なくない。その点、「万能鑑定士Qシリーズ」は、コンパクトでありながらそのサイズからは想像できないほどの知性とサスペンス、そしてシャープなカタルシスに満ちている。なるほど多くの読者の支持を受けるのも当然のことなのだ。
だからこそ、まだ「万能鑑定士Qシリーズ」に触れていない読者、さらにできればマニアなミステリファンの方にも本シリーズの魅力を堪能いただけたら、これに勝る喜びはないのである。

内容(「BOOK」データベースより)

東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凛田莉子、23歳―一瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える!書き下ろしシリーズ第1弾。

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登録情報

  • 文庫: 275ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/4/24)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4043836422
  • ISBN-13: 978-4043836420
  • 発売日: 2010/4/24
  • 梱包サイズ: 14.8 x 10.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6 90件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
自分が救われた過去があるから、他人にも優しく親身になれる。 人は一人で生きられるほど強くはない。 たとえ騙されたとしても、人を信じる心を失い、人を憎むのでは幸せにはなれない。

正統なる努力と正しい方法論が、才能を開花させる。

正しく導いてくれる師に出会えることは奇跡にあらず。 自ら願い、働きかけなければ、引き寄せられるはずもない。 師はあくまでもきっかけを与えてくれるものであり、それを活かすも殺すも、あなた次第。

自分の実力を過大評価して威張ったりせず、謙虚に素直に、且つ、人間的魅力があれば、起業してもうまくいく。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
ドルなんて偽札を作っている国があるのだから、たとえ判別不能な偽札を印刷する技術があっても、それを短期間にインフレが起きるぐらい大量に市場に流通させる事は不可能でしょう。
登場人物はうまく作ってあるけれども、途中で読む気が失せました。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
1卷と2卷で完結。
ボリューム的にも何故2卷に分けたか謎。
単に金稼ぎとしか思えない。
たちの悪い商法。

ちなみに1卷の半分以上は序章。

事件のネタは面白い。
が、推理小説ではない。
描写も浅く、展開もリアリティーはない。
ラノベ感覚。

アニメならば面白いかもしれないかも。
ただ、それにしてはキャラ魅力が薄いか。
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投稿者 kakky8823 投稿日 2017/6/2
形式: 文庫
 荒唐無稽というのは、創作の特権だと思う。だからこの作品の世界観が荒唐無稽なのはかまわない。
ただ、一ヒロインが活躍するための舞台として、日本が崩壊状態となるという設定は必要なのか?
偽札で経済が混乱するまではアリとしても、それで日本が無法状態となるだろうか?
警察や通信まで機能不全を起こすだろうか?こりゃヒドイ!著者は反日思想なのかと疑ってしまう。
そもそも日本円で真贋見分けが付かない偽札が横行したとすれば、他国の通貨も疑われるはずだし、
日本経済が崩壊すれば、世界市場も大混乱を起こす。事は日本だけの問題であるはずがない。
率直な感想として、ヒロインを活躍させたいがために、日本国民そのものを踏み台にしているのは不快。
この著者の作品は、日本が嫌いな国、例えば韓国とかで読まれるべき。

さらに言えば、「人の死なないミステリー」は大嘘。
日本が無法地帯になれば、たくさんの人が死んでいるはず。描かれていないだけ。

星一つもあげたくないくらい不快でした。
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形式: 文庫
筆のエンターテイナー、松岡圭祐の新シリーズ第一弾。

東京のあちこちに張られた「力士シール」の謎を探るべく、週刊角川の新米記者・小笠原は調査を開始する。やがて、彼は「万能鑑定士」と名乗る魅惑的な美女・凛田莉子と出会い、「力士シール」の裏に隠された陰謀を暴くべく彼女と行動をともにすることになる……。

千里眼シリーズが一応の終わりを迎えて、これからどうするんだろうと思ってた矢先に出た松岡さんの新シリーズです。

今回は心理学とはまったく無縁で、いわゆるトリビア的なことを使って「物事の真実」を明かしていくって方法を取っています。これについては、なんかなぁっていう気もしましたが、物語自体が面白かったのでそれほど気にはなりませんでした。

今回の読みどころは、とことん劣等生だった沖縄生まれの莉子が、どのようにして万能鑑定士になっていったかというところ。ここら辺書きぶりは相変わらず上手で、ぐいぐいとひきつけられながら一気に読んでしまいました。

これから、どうなるのか楽しみです。

※ほか、いろいろ。
・1巻となっていますが、途中で終わっているので、正確には上巻です。2巻に続くってしないで、ちゃんと上巻って打ってほしかったなぁとは強く思いました。
・表紙
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形式: 文庫
私も映画から入ったくちなのですが、二巻とも面白かったです。
とても読みやすいですし、話自体も面白いです。

問題は二巻のインフレなのですが、まったく経済の知識がない私でも明らかに非現実的だとわかるくらいに
非現実的です。偽造の方法も納得がいきませんし、犯人が組織ではなく少数というのもあり得ないと思いました。
一番ありえないと思ったことが、警察の鑑識がお札の真贋を判別できないというところです。警察はそこまで無能ではないかと。

あとキャラクターにも魅力を感じませんね。主人公が万能で欠点がないように記述されていますが、
それは記述だけで具体的なエピソードなどがなく、すごく説得力に欠けていると思います。
さらに主人公だけではなく、メインキャラである(?)雑誌記者と教授も美形というのはさすがに非現実的でなじめませんね。
ただ、教授のキャラは私にとっては魅力的でした。

二巻で終盤あと40ページくらいになっても全然解決の糸口をつかめないので、おいおい大丈夫か?ちゃんと決着がつくのか?と思って
読み進めましたがまぁ案の定結末はぐちゃっとしていました。それでも割り切れるという方、小出しのエピソードやキャラが好きという方は
普通に面白いと感じられると思います。
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