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一円も使わない終活 (日本語) 単行本 – 2014/10/23

村上夏樹 (著)

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単行本, 2014/10/23

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突然、夫が「がん」を宣告された!
その日から妻の記録は始まった――。
闘病や人生の締めくくりには一体、いくら必要なのか?
がん保険は必要ない?
お葬式を格安で済ませる方法とは?
人には聞きづらい諸問題をつまびらかにする、お金と愛の終活ドキュメント。

専門家の≪実用的なアドバイス付き≫
それぞれの場面で描かれる夫婦の選択について、制度に詳しい社労士が解説、アドバイスします。

本の長さ

176ページ
言語

日本語
出版社

飛鳥新社
発売日

2014/10/23
ISBN-10

4864103798
ISBN-13

978-4864103794
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商品の説明

出版社からのコメント

本書は、誰もが避けては通れない「入院」や「死」にまつわるお金の話です。
こうしたテーマとお金を結びつけることは、日常生活の中ではタブーの意識が強く、これまでなかなかおおっぴらに
語ることができませんでした。そのため多く人が、ごく一部の情報を基に決断をせねばならず、
本来は選べるはずの選択肢や、受けられるであろう制度上の恩恵等を受けずに来ました。
このような周囲の姿勢は、病人を気づかってのことではありますが、家族に負担をかけまいと思う当人の気持ちを考えると、
必ずしもよいことではありません。なるべく家族に迷惑をかけず、
静かに、コンパクトな終わりを迎えたいという人も、実際には増えているのではと思います。
本書では、実在の一組の夫婦の、夫の入院から葬儀までを追っていきます。
「治療」「入院」「葬儀」等、お金が必要になる場面ごとに社労士がアドバイス、各種制度などを上手に活用することで、
最終的に『黒字決算』の最期を迎えるノウハウを明らかにします。
人には聞きづらい疑問をつまびらかにする、お金と愛の終活ドキュメントです。

<「はじめに」から>
「夫が“がん宣告"を受けたとき、費用についてとても不安だった。しかし、結果は黒字。
治療費に対する不安を抱いている人たちに私の経験を伝えて、少しでも不安を和らげられれば、社会に役立つことになる。
緩和ケアや直葬のことも、経験を語ることで、誰かのお役にたてればと思う」

内容（「BOOK」データベースより）

人生最後は黒字決算!突然、夫が「がん」を宣告された!その日から、妻の記録は始まった―。闘病や人生の締めくくりには一体、いくら必要なのか?がん保険は必要ない?お葬式を格安で済ませる方法とは?人には聞きづらい諸問題をつまびらかにする、お金と愛の終活ドキュメント。

登録情報

出版社 : 飛鳥新社 (2014/10/23)
発売日 : 2014/10/23
言語 : 日本語
単行本 : 176ページ
ISBN-10 : 4864103798
ISBN-13 : 978-4864103794

Amazon 売れ筋ランキング: - 194,659位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 4,891位倫理学入門
- - 9,735位自己啓発 (本)
- - 28,967位暮らし・健康・子育て (本)

カスタマーレビュー:
5個の評価

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ねこ

読むべき本だと思います。

2014年11月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

以下　引用です
　健保は「もらえる権利があるから、手続きをしてください」とは言ってこない。
「権利の上に眠るものは保護に値せず」

「もらえる権利があるのに、何もしなくて損をこうむるのは、その者の責任。
還付金がもらえることは、自分で知っておかないと。
高額療養費や傷病手当金のことを知らなくて損をした？
それは知らない者の責任」
　
　一家に一冊の本だと思います。

16人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ヨシ・ノリハラ

今、「その時」を迎えている家族なら、読んでおきたい1冊

2014年12月7日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

精神論や宗教論ではなく、ひたすら「費用」にこだわって、
治療費から、葬儀費用までをいかに抑えながら逝くことができたかを
書き下ろす異色の終活本です。

著者は「村上夏樹」さんという社労士（本名か？）
と、友人夫婦の奥さん、ご主人はがんと宣告されてから404日後に亡くなる。
奥さんの時系列のメモを元に、費用に関するアドバイスをし続けた
社労士の立場から、まとめた一冊。

まえがきに書いているが、あえて感情的な言葉やエピソードは
抜いているという。実際に費用の不安に対処する患者にとって
役立つものを用意したというスタンス。

高額医療費、傷病手当金、差額ベッド料金は払わなくてイイ、
実際に面しないとわからない知識が満載でした。
患者にとっては、病と戦うと同時に、迫り来る費用の恐怖とも
戦わなければならないのだいう思いを新たにしました。

葬儀に関しては、「直葬」で徹底的に費用を抑えていきます。
なんと、9万円ですべて葬儀を終えたそうです。
オプションをつけると高くなる罠を見事に見抜きながら、
本人も、遺族も納得する終わりを実現できました。

全体を通して、ドライな印象はありますが、「お別れ」に関する
ひとつの見方は「達観」だな～と感じました。

「ベッドからまだ起き上がれるときに、2人の兄と姉に順番に自宅に来てもらい、「感謝の手紙」を手渡してお別れをした。直葬にすること、延命措置はしないことを、夫の口から説明してもらう。通夜、告別式をしない場合、親戚から「苦言」が出るかもしれないからだ。兄や姉は「それでいいよ」と理解してくれた。夫には兄や姉を玄関まで見送る体力はなく、応接間で椅子に座ったまま「では、これで」といった。生きているうちに有意義なお別れができた、と夫は満足気だった」（P65）

「夫はヒヨコのような目をしてウトウト眠ったりもするが、終始、上機嫌でよいお別れができた、と帰る車中で感じた。臨終が近くなると、病人はほぼ眠ったままで、最期の言葉などしゃべれない。だから、まだ意識のあるうちに、しっかりお別れをしておくべきだ。今日、それができた。」（P98)

「安置所で行う納棺の儀を、私たちは見ずに帰宅した。私も子どもたちも、緩和ケアの個室で、生前に十分に会っているから心残りはない。」（P104-105）

後悔しない「お別れ」「お見送り」、葬儀ではよく使われるコピーだけど
実際にお別れができるのは生きている時だけ。
そして、事前に本当に納得のいく「お別れ」ができたのであれば、
亡くなった後に、豪華な「お別れ」をする意味などないという、
しごく当然のことに気付かされます。

貴重な情報の提供だと感じました、感情的なエピソードも尽きないのでしょうが
あえて、細かく費用をあげてくださったおかげで、
これから、同じような体験をする多くの人にとって、単に、
精神論ではなく、実際的な備えで、問題にぶつかる助けになるでしょう。

今、「その時」を迎えている家族なら、読んでおきたい1冊です。

16人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

青モルフォ

とても参考になりました。

2019年2月9日に日本でレビュー済み

高価な葬儀代を払うお金もなく、子どももなく亡くなってしまった親戚をどうにか送り出さねばならなかったので、大変参考になりました。

2014年11月6日に日本でレビュー済み

人が病気にかかってから最期の時を迎えるまでをお金の面で考えると、意外にいろいろな段階がある。そのステージごとの費用と、節約法が書かれた本。ポイントは、高額療養費と傷病手当、直葬の知識の３点だが、それ以外にも医者や治療法の選び方、入院の仕方、保険についての考え方、亡くなった後の家族のゴタゴタを回避する方法等、さまざまな人生の知識がちりばめられている。あくまで著者の考えで、専門書でないので踏み込みも浅めだが、押しつけがましくなく、選択肢が広がった気がした。たんたんとした中に、逝く者と遺される者、それぞれの愛情も感じる。

13人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

マルチビタミン

いつか必ず来るその日の為に

2014年11月13日に日本でレビュー済み

私自身が望む、「遺る者たちへの思い」「逝く者への思い」を実現する方法や制度についてが具体的に示されていて非常に参考になった。
漠然としたお金の心配が無くなれば、心に余裕が生まれ最期の時をより大切に過ごすことができると思う。
長引きがちなガンとの戦いも、故人との記憶を失いたくなるほど辛いものにしなくてすむ。
万人にいつか必ず来るその日までに一読しておくべき本だと思う。

9人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

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一円も使わない終活 (日本語) 単行本 – 2014/10/23

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