内容紹介
片方でゆったりと流れる雲のようなバーンスリ、もう片方にドラムンベースも驚く細かいパルス音を出し続ける高エネルギー体のようなタブラ。全く相容れないような二つの音色が不思議なベクトルで有機的に絡まっている。 試聴サイト:worldmusic.co.jp/vira/
メディア掲載レビューほか
ラケーシュのバンブーフルートとタルヴィンのタブラとが絡み合い、古典音楽の規律とそれをかいくぐり生まれる即興の美しさが、壮大なアンビエントの世界に誘います。 --「ブルータス」2002/10/1
クラブシーンでも人気のタブラ奏者タルヴィン・シンと、インド古典音楽を代表するバーンスリー奏者ラケーシュとの初コラボレート作。インド伝統音楽に新たな解釈を加え、どこか神秘性まで纏ったチルアウト感覚を醸し出している --「ぴあ」2002/09/16
インドのバーンスリー奏者とタルヴィン・シンの夢の競演
UKエイジアン・シーンの人気者タルヴィン・シンが、インド古典音楽界の大物でバーンスリー奏者のラケーシュ・チョウラシアとのセッション・アルバム『VIRA』を完成させた。気になる本作の内容は、ラーガと呼ばれるインド古典音楽のメロディ構造と、ターラと呼ばれるリズム・パターンに則った二人の即興演奏を記録したもの。インドの大地を思わせる伸びやかなバンブーフルートの響きとタルヴィン・シンが繰り出すタブラの心地よいリズムが絡み合って、秋の夜長にぴったりのチルアウト・ミュージックに仕上がっている。 --「サウンド&レコーディングマガジン」2002/10月号