ビジネスホテルの一室で発見された女性の不審遺体には、暴行の痕跡と裏腹に男の存在を示唆するものが何一つなかった。類似する連続事件を追う麦田深砂巡査は、内偵を続けていた男・鹿玻、大学院生の華弥と真由美、不審死した女たちを結ぶ青衣のマリア像の存在に行き当たる。元暴力団員で牧師の桟橋が示唆したある恐るべき可能性とは?女性の秘めた欲望が解き放たれるとき、次なる恐怖が襲う!新感覚エロティックホラー。
1961年、長野県生まれ。高校卒業後、上京。演劇活動を始め、戯曲を執筆する。2001年、『夏の滴』で第8回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、デビュー。他の著書に『フロストハート』『剣の門』などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
桐生/祐狩
1961年、長野県生まれ。高校卒業後、上京。演劇活動を始め、戯曲を執筆する。2001年、子どもたちの瑞々しい描写と独特の倫理観が高く評価され、『夏の滴』で第8回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)