階級社会のイギリスで、学歴もなく、ヒッピーのようなライフスタイルを貫きながら、起業家として「アメリカン・ドリーム」を実現し、万人から愛され続ける男・ブランソンが語った痛快自伝。98年刊の増補版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ブランソン,リチャード
ヴァージン・グループ会長。1950年、英国ロンドン郊外のシャムリー・グリーンに生まれる。1967年、ストウ校を中退し、学生のためのオピニオン雑誌『スチューデント』の創刊に専念する。1968年、『スチューデント』を創刊。1970年、レコードの通販会社、ヴァージンを興す。1973年、ヴァージン・レコードを設立。ローリング・ストーンズ、セックス・ピストルズ、ブライアン・フェリー、ジャネット・ジャクソンなどを配下のアーティストとして迎えるかたわら、カルチャー・クラブ、ヒューマン・リーグ、フィル・コリンズ、ピーター・ゲイブリエルなど、スーパースターを次々と世に送り出す。1984年、ヴァージン・アトランティック航空を設立、英国第2の国際航空会社に育てる。その後、レコードをはじめとする小売、通信、放送、出版、旅行、鉄道、金融、化粧品、飲料などに事業を拡大し、グループ傘下の会社は100以上を数え、世界数十ヵ国に及んでいる。エイズ撲滅基金、育英資金など社会貢献にも積極的に取り組む一方、熱気球による大西洋・太平洋横断に挑むなど、冒険家としても名をはせている
植山/周一郎
1945年、静岡県生まれ。一橋大学商学部卒業。1969年、ソニーに入社。マーケティング・マネジャーとして英国ソニーへ赴任。1981年、ソニーを退社、国際経営コンサルティング、著作、講演、テレビ番組の企画と司会などを手がける(株)植山事務所を設立。マーガレット・サッチャー元英国首相の日本代表や、ヴァージン・グループのアドバイザーも務める。現在、(株)シェンペクスの取締役副社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)