すでにさんざんレビューされていますが、ヒーローを描いたこの巻。
弱いと馬鹿にされていたスネークやイナズマックスが勝てる勝てないではなく、怪人に戦いを挑んだのは、無免ライダーの戦いを思い出させ、彼らもヒーローと再認識します。しかも、前とただ同じという訳ではなく、「弱いヒーロー存在価値はあるの?」馬鹿にしていたスイリュー中心からの視点で、強さ弱さではなく、存在することに意味があるヒーローのありがたさの答えを描いています。
ちなみに本人は自覚ないですが、スイリューだって十分ヒーローしています。後ろに避けられない一般人がいたら、避けるのではなく攻撃をうけとめたりしています。また彼の強さなら本人の保身だけならば裏切りや命乞いなどして助かることもできました。そうではなく、最後まで悪の怪人側につかずに戦い、勝てなくなっても、たとえみじめにみえようと、「助けを求める」弱い立場の人間としての戦いをやめなかった。「求めよ。さらば与えられん」ではないですが、叫び続けたからこそ「私が来た」ばりにサイタマがやってきて、救いをもたらした。最後に勝つのだけがヒーローではありません。
最後にギャグぽく落としていますが、サイタマが「ヒーローなんて誰でもなれる」なんていいます。これは「ダークナイトライジング」で「ヒーローはどこにでもいる」という言葉をおもいおこしました。
そう「ヒーローはどこにでもいるし、誰でもなれる」と。熱くて燃え燃えのこの巻でした。
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