本書の副題である「わかってほしい休めない日常」は、今まさに苦しんでいる母親たちの声を鋭く表現したコピーだと感じた。
「上司から、「家庭の事情は個人の問題。仕事を休む理由にならない。」などという無慈悲な言葉が浴びせられる。」
「保育園開園に際し、地域住民から「子どもの声や親のはなし声でうるさくなる」というクレームが出る。」
これらは全て、「みんな誰かお母さんの子」として手厚い保護を受け、育ってきたという事実を忘れた人々によるものといえるかもしれない。
母親達のどうしようもない苦しみを通じて、本書では、日本政府が実現を目指している「一億総活躍社会」や「女性の社会進出」、「働き方改革」についても言及している。実質的な制度の充実、そして人々の内面にある性別役割分業の意識までをも変えなければ、この国の母たちの苦しい生活は救われず、その先にある活性化された経済も見込めない。
本書に描かれている現代日本の育児の実情は、今後の日本社会・経済を考察していくにあたって必読だといえるだろう。
また、「男性側の視点」に興味がわいた。本書で記されていた、ある母親の「夫が家事をやるよりも自分でやった方が早いから、夫には家事を任せない」という発言は、育児や家事に参入しようとする男性の士気を下げてしまいかねないと感じた。
本書は、そういった問題の処方箋を示すにとどまらず、育児に意欲的な父親が一定数いることを認め、その上でパタハラなどの男性が育児・家事に参入する阻害要因の存在を問題定義している点でも評価ができる。
男性を一辺倒に悪として描くのではなく、本書のように男性側の視点を踏まえることで多角的な議論を呼び起こすことが、より良い社会の実現に近づくために欠かせないと改めて気づかされた。
私は男性であるが、「育児に関係ない」と感じている人にこそ、本書を読んで欲しいと思う。
若いママ、出産間近の女性、幼児を抱える女性だけでなく、これからのキャリアプランを考える就活前の女子学生や結婚をひかえた男性、そして何よりも若い男女を部下に持つ男性管理職に本書を読んでほしいと感じた。
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ワンオペ育児 わかってほしい休めない日常 単行本 – 2017/6/21
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最近、「マタハラ」「保活」「妊活」「待機児童」「ワンオペ育児*」など、育児に関する言葉がメディアに頻繁に登場し、旬のテーマとなっています。
実のところ、子育て中の女性はたいていヘトヘトです。早朝から夜遅くまで家事に育児に、さらに仕事にと一日中働きづめ。自分の髪の毛はパサパサ、爪はネイルケアどころかささくれも放置。職場では早退や急な欠勤を繰り返しペコペコ頭を下げ続け、休日に子連れで街に出ればベビーカーがじゃまだと舌打ちされます。帰宅した後は、「お腹すいたー」「ゲーしたー」と次々突き付けられる子供の要求に休む間もなく対応。家では誰かのためにタダの仕事、職場では男性よりも低い賃金の仕事という二重の労働を担って、毎日「ワンオペ」で十数時間働き続けています。まるでブラックな労働です。疲れ切った心身が叫び声をあげます。「私、もうヘトヘトなんですけど! 」
本書では、社会学の研究者であり、また教員であり、さらに4歳の子の母親でもある著者が、子育て真っ最中の男女をめぐる現状を取材し、当事者の立場から伝え、読み解き、乗り切る方法を提案します。
* ワンオペ育児:ブラック企業の「ワンオペ」(ワンオペレーション=1人作業」が母親たちの育児や家事の状況とそっくりなことから、ネット上を中心に使われ始めた。著者がコラムで「ワンオペ育児」の定義や実態を書いたことが、この言葉が子育て世代の間で爆発的に広まるきっかけとなり、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌などさまざまな媒体から取材を受けてきた。著者は、この新語を世間に広めた立役者といえる。
実のところ、子育て中の女性はたいていヘトヘトです。早朝から夜遅くまで家事に育児に、さらに仕事にと一日中働きづめ。自分の髪の毛はパサパサ、爪はネイルケアどころかささくれも放置。職場では早退や急な欠勤を繰り返しペコペコ頭を下げ続け、休日に子連れで街に出ればベビーカーがじゃまだと舌打ちされます。帰宅した後は、「お腹すいたー」「ゲーしたー」と次々突き付けられる子供の要求に休む間もなく対応。家では誰かのためにタダの仕事、職場では男性よりも低い賃金の仕事という二重の労働を担って、毎日「ワンオペ」で十数時間働き続けています。まるでブラックな労働です。疲れ切った心身が叫び声をあげます。「私、もうヘトヘトなんですけど! 」
本書では、社会学の研究者であり、また教員であり、さらに4歳の子の母親でもある著者が、子育て真っ最中の男女をめぐる現状を取材し、当事者の立場から伝え、読み解き、乗り切る方法を提案します。
* ワンオペ育児:ブラック企業の「ワンオペ」(ワンオペレーション=1人作業」が母親たちの育児や家事の状況とそっくりなことから、ネット上を中心に使われ始めた。著者がコラムで「ワンオペ育児」の定義や実態を書いたことが、この言葉が子育て世代の間で爆発的に広まるきっかけとなり、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌などさまざまな媒体から取材を受けてきた。著者は、この新語を世間に広めた立役者といえる。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日2017/6/21
- ISBN-104620324469
- ISBN-13978-4620324463
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
気鋭の社会学者が、朝から晩まで働きづめの母親たちの実情に迫る。経済プレミア連載「育児サバイバル」が大反響、待望の書籍化!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤田/結子
明治大学商学部教授。東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒、米国コロンビア大学大学院で修士号を取得後、英国ロンドン大学大学院で博士号を取得。2016年から現職。専門は社会学。調査現場に長期間、参加して観察やインタビューを行う研究法を用いる。日本や海外の文化、メディア、若者、ジェンダーなどについてフィールド調査をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
明治大学商学部教授。東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒、米国コロンビア大学大学院で修士号を取得後、英国ロンドン大学大学院で博士号を取得。2016年から現職。専門は社会学。調査現場に長期間、参加して観察やインタビューを行う研究法を用いる。日本や海外の文化、メディア、若者、ジェンダーなどについてフィールド調査をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 毎日新聞出版 (2017/6/21)
- 発売日 : 2017/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4620324469
- ISBN-13 : 978-4620324463
- Amazon 売れ筋ランキング: - 270,613位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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明治大学商学部教授。東京都生まれ。慶応義塾大を卒業後、01年に米コロンビア大学院社会学部でMA、06年に英ロンドン大学でPhDを取得。専門は社会学。参与観察やインタビューを行う「エスノグラフィー」という手法で、日本や海外の文化、メディア、若者、ジェンダー分野のフィールド調査をしている。
カスタマーレビュー
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2017年7月5日に日本でレビュー済み
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2017年8月2日に日本でレビュー済み
第2章「自称イクメン問題」がおもしろすぎる。
「僕はおむつを替えたりはしないんですよ、そういうのは妻の担当なので、妻の自由に任せてます」
「父親たちが『育児』という言葉を使うとき、それはたいてい『世話』ではなく子どもと『遊ぶ』ことを指す」
「意識高い男たちはいかに巧妙に家事から逃げるのか」「男性の家事回避戦略あれこれ」
「活躍アピール『自称イクメン』に女性がイラつく理由」「外面だけが良すぎて吐き気がする」
保育園問題、女性の就労問題についてももちろん語られるのですが、特に最近多い自称イクメンの方には、近い将来愛想をつかされないようにしっかり読んでいただきたいものです。
「僕はおむつを替えたりはしないんですよ、そういうのは妻の担当なので、妻の自由に任せてます」
「父親たちが『育児』という言葉を使うとき、それはたいてい『世話』ではなく子どもと『遊ぶ』ことを指す」
「意識高い男たちはいかに巧妙に家事から逃げるのか」「男性の家事回避戦略あれこれ」
「活躍アピール『自称イクメン』に女性がイラつく理由」「外面だけが良すぎて吐き気がする」
保育園問題、女性の就労問題についてももちろん語られるのですが、特に最近多い自称イクメンの方には、近い将来愛想をつかされないようにしっかり読んでいただきたいものです。
2019年11月5日に日本でレビュー済み
今話題のワンオペ育児の問題を多面的に考察した本。基本的に独自の研究に基づく叙述ではなく既成の諸著作を要約するカタログ本だが、考え方によってはエッセンスが簡単に掴めて便利。
大学の先生なので大手予備校の偏差値で70、60、50程度の大学で就職状況が大きく異なることを直に感じている。トップレベルの学生が一流企業の内定を得るのは70クラスも60クラスも変らないが、60クラスの場合女子学生はどんなに優秀でも撥ねられてしまうのである(p186)。「学生が押し寄せるような人気企業は、MARCHの学生なら採用するなら男性だけと決めているかのように見えます」(2020年入社の社員もそうなのだろうか?)
大学の先生なので大手予備校の偏差値で70、60、50程度の大学で就職状況が大きく異なることを直に感じている。トップレベルの学生が一流企業の内定を得るのは70クラスも60クラスも変らないが、60クラスの場合女子学生はどんなに優秀でも撥ねられてしまうのである(p186)。「学生が押し寄せるような人気企業は、MARCHの学生なら採用するなら男性だけと決めているかのように見えます」(2020年入社の社員もそうなのだろうか?)
2017年6月29日に日本でレビュー済み
久しぶりに時間を忘れて一気に読んだ本である。
私も、ワンオペ育児に苦しみ、産後うつにもなった。
それは多分、育児は女の仕事だという、夫や社会からの暗黙の了解のようなプレッシャーに押しつぶされたからだろう。
でも育児で精一杯な状況では、なんで自分が辛いのかとか、なぜ夫にイライラするのかということを考える余裕もなく、ただただ自分を責めたり夫に怒ったりするだけだった。
この本の著者は育児は女がやるべきという世の中の大前提に苦悩する女性の声を丁寧に聞き、女性たちが抱える様々な育児の悩みをデータなどを使って客観的に丁寧に分析しているので、このなんだかわからないけど辛いという私のモヤモヤとした霧を晴らしてくれた。
この本を読んで、私だけが辛かったんじゃないんだと安心し、だから夫は育児に非協力的なのかという理由もなんとなく推察でき、イクメンという言葉にイラつく理由が分かった。
ワンオペ育児に苦しむ女性はもちろんのこと、妻に育児を任せている男性、これから子どもを育てようとする人、育児が終わった人みんなに読んでほしい。特に、男性が読めば、家事育児でヘトヘトの妻の怒りは理解できると思うので、離婚を切り出される確率は減ると思う。
私も、ワンオペ育児に苦しみ、産後うつにもなった。
それは多分、育児は女の仕事だという、夫や社会からの暗黙の了解のようなプレッシャーに押しつぶされたからだろう。
でも育児で精一杯な状況では、なんで自分が辛いのかとか、なぜ夫にイライラするのかということを考える余裕もなく、ただただ自分を責めたり夫に怒ったりするだけだった。
この本の著者は育児は女がやるべきという世の中の大前提に苦悩する女性の声を丁寧に聞き、女性たちが抱える様々な育児の悩みをデータなどを使って客観的に丁寧に分析しているので、このなんだかわからないけど辛いという私のモヤモヤとした霧を晴らしてくれた。
この本を読んで、私だけが辛かったんじゃないんだと安心し、だから夫は育児に非協力的なのかという理由もなんとなく推察でき、イクメンという言葉にイラつく理由が分かった。
ワンオペ育児に苦しむ女性はもちろんのこと、妻に育児を任せている男性、これから子どもを育てようとする人、育児が終わった人みんなに読んでほしい。特に、男性が読めば、家事育児でヘトヘトの妻の怒りは理解できると思うので、離婚を切り出される確率は減ると思う。
2017年7月16日に日本でレビュー済み
毎日新聞の書評で知った。「ワンオペ育児」という言葉は知らなかったが、今の働くお母さんにとって切実な問題であるらしい。この辺り、元父親としては、論評しづらいところがある。
はじめに
第1章 産みにくい社会
妊娠・出産→保活→両立という困難/繰り返す産後クライシス/取るのが大変、取っても大変な育児休業の現実/「4人家族幻想」が生む「2人目は?」プレッシャー/ドラマ「逃げ恥」と愛情の搾取
第2章 自称イクメン問題
父親たちは育児を「しない」のか「できない」のか/家事・育児をする「スーパーお父さん」のジレンマ/意識高い男たちはいかに巧妙に家事から逃げるのか/家事分担の不公平感を覆い隠す「家族の神話」/活躍アピール「自称イクメジ」に女性がイラつく理由/夫は本当に「仕事で家にいない」のか
第3章 孤独なワンオペ育児
高熱でも休めない「ワンオペ育児」の過酷な毎日/非正規で働くシングルマザーの現実/「夫の実家に帰省したくない」妻の憂欝と本音/「妻の献身」はノーベル賞受賞に不可欠なのか
第4章 「保育園落ちた!!!」
失敗すると職を失う「保育園探し」の一寸先は闇/認可に落ちて仕事を辞めるのは女ばかりの超理不尽/子供をお迎えに行く父親は本当に出世できないのか/「保育園落ちた!」絶望を上司と政治家は理解できない/保育園は迷惑施設?子供の声を嫌う国は栄えるか/海外の子育て事情
第5章 職場と上司の厚い壁
働く母親はいつまで上司と同僚に謝り続けるのか/育休パパを「約200人に1人」に抑えるパタハラ上司/30代共働き部下を「使えない」と責めるバブル上司/「自分活躍」上司 女性活躍は出世の手段/4児の父の大学教員「育休取ったら昇給消えた」
第6章 若者の理想と現実
20代高収入男子「結婚したい症候群」のなぜ/高い壁?「恋愛・結婚・子供」で揺れる男子たち/新入社員は見た!「子育てサポート企業」のブラックな裏側/大学難易度で違う女子が会社に失望するとき
第7章 ワンオペ育児を乗り切る方法
自分をダメな母親だと思わない/父親が家事・育児・保活を分担する/親戚や近隣のサポートを頼る/職場の人を味方につける/即思いを伝える、行動する
より詳しく知りたい人のために
① 家事・育児は労働か
② なぜ日本の会社は長時問労働なのか
③ 専業主婦が育児不安になる理由
④ なぜ非正規の賃金は低いのか
⑤ なぜ女性活躍を進めるのか
⑥ 女性が会社を辞める本当の理由は何か
おわりに
参考文献
というのが、小見出しを含めた目次で、母親、その予備軍、父親の調査報告だ。
この中でもちらりと触れられているが、本来社会が持っているべき育児を支援する力が今の日本の社会、そこにつながる家庭で失われてしまったのが大きい。行政担当者がそれに全く気付いていなかったというのも、現在の社会福祉の右往左往同様、ある意味では当然なのだろう。
何もないところで頑張るお母さんと子供を今現在誰が助けるのかというのが本当の課題。はてさて、どうしたものか。
はじめに
第1章 産みにくい社会
妊娠・出産→保活→両立という困難/繰り返す産後クライシス/取るのが大変、取っても大変な育児休業の現実/「4人家族幻想」が生む「2人目は?」プレッシャー/ドラマ「逃げ恥」と愛情の搾取
第2章 自称イクメン問題
父親たちは育児を「しない」のか「できない」のか/家事・育児をする「スーパーお父さん」のジレンマ/意識高い男たちはいかに巧妙に家事から逃げるのか/家事分担の不公平感を覆い隠す「家族の神話」/活躍アピール「自称イクメジ」に女性がイラつく理由/夫は本当に「仕事で家にいない」のか
第3章 孤独なワンオペ育児
高熱でも休めない「ワンオペ育児」の過酷な毎日/非正規で働くシングルマザーの現実/「夫の実家に帰省したくない」妻の憂欝と本音/「妻の献身」はノーベル賞受賞に不可欠なのか
第4章 「保育園落ちた!!!」
失敗すると職を失う「保育園探し」の一寸先は闇/認可に落ちて仕事を辞めるのは女ばかりの超理不尽/子供をお迎えに行く父親は本当に出世できないのか/「保育園落ちた!」絶望を上司と政治家は理解できない/保育園は迷惑施設?子供の声を嫌う国は栄えるか/海外の子育て事情
第5章 職場と上司の厚い壁
働く母親はいつまで上司と同僚に謝り続けるのか/育休パパを「約200人に1人」に抑えるパタハラ上司/30代共働き部下を「使えない」と責めるバブル上司/「自分活躍」上司 女性活躍は出世の手段/4児の父の大学教員「育休取ったら昇給消えた」
第6章 若者の理想と現実
20代高収入男子「結婚したい症候群」のなぜ/高い壁?「恋愛・結婚・子供」で揺れる男子たち/新入社員は見た!「子育てサポート企業」のブラックな裏側/大学難易度で違う女子が会社に失望するとき
第7章 ワンオペ育児を乗り切る方法
自分をダメな母親だと思わない/父親が家事・育児・保活を分担する/親戚や近隣のサポートを頼る/職場の人を味方につける/即思いを伝える、行動する
より詳しく知りたい人のために
① 家事・育児は労働か
② なぜ日本の会社は長時問労働なのか
③ 専業主婦が育児不安になる理由
④ なぜ非正規の賃金は低いのか
⑤ なぜ女性活躍を進めるのか
⑥ 女性が会社を辞める本当の理由は何か
おわりに
参考文献
というのが、小見出しを含めた目次で、母親、その予備軍、父親の調査報告だ。
この中でもちらりと触れられているが、本来社会が持っているべき育児を支援する力が今の日本の社会、そこにつながる家庭で失われてしまったのが大きい。行政担当者がそれに全く気付いていなかったというのも、現在の社会福祉の右往左往同様、ある意味では当然なのだろう。
何もないところで頑張るお母さんと子供を今現在誰が助けるのかというのが本当の課題。はてさて、どうしたものか。
2017年8月16日に日本でレビュー済み
男性にこそ読んでほしいが旦那に勧めても無駄だと分かっているので、一人で読みました。
時には面白おかしく書いてあってくすっと笑ってしまった。
読んで見た感想としては、男に期待しても無駄なんだなって再確認した感じです。
時には面白おかしく書いてあってくすっと笑ってしまった。
読んで見た感想としては、男に期待しても無駄なんだなって再確認した感じです。

