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ロートレック荘事件 (新潮文庫) 文庫 – 1995/1/30

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商品の説明

内容紹介

郊外の瀟洒な洋館で次々に美女が殺される! 史上初のトリックで読者を迷宮へ誘う。二度読んで納得、前人未到のメタ・ミステリー。

内容(「BOOK」データベースより)

夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?動機は?推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。

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登録情報

  • 文庫: 222ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1995/1/30)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101171335
  • ISBN-13: 978-4101171333
  • 発売日: 1995/1/30
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4 75件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

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すれば、

お決まりの舞台で、本能剥き出しの劇中人物が踊り、お定まり通りの惨劇が幕を開け進行していく訳ですが。何がどう違ったか予測しえない
結末が待ち受けています。神秘的な構成力。最後まで著者の施した仕掛けに気づかなくても身震いするだろうし、途中でトリックに気づいても
同じように身震いするでしょう(ちなみに僕は後者、、別に自慢じゃないもん)。どちらの読者になっても幸せだろう。

そして、ただ欺瞞において前人未到の開拓を達成しただけではなくて、筒井らしい攻撃精神はジャンルが変われど存在していて、いや寧ろ
男と女の生々しい愛情劇を扱ったミステリーだからこそ、より痛烈に顕在しているのかも。愛や恋を無味乾燥なものにしてしまった社会に
対する批判・風刺じゃなかろうかこの絶望的なオチは。。ロートレックも真っ青です。
推理小説という手法を借りて出来た筒井康隆の一大芸術をご堪能あれ。
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形式: 文庫 Amazonで購入
『どんでん返しミステリー』で検索すると上位に登場する作品。どれだけおもしろいかと期待して読んだが・・・つまらなかった。

初めから違和感だらけの展開で、いつの時代設定なのかわからないけど、表現が古臭い。
最後のネタばらしも長いだけで、肝心の動機の説明がない。←あとでネットで調べてシックリはこないけど『そういう事か』と一応納得。

薄い本なのでサクサク読めたけど、ミステリー好きの方に おススメはできません。
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形式: 文庫
ある程度の推理小説を読んでいてかつ、叙述トリックという前情報を仕入れていれば、序盤で違和感を感じると思います。
推理小説ではありませんが似たような型の作品を知っていたので、1章から2章での構成で正解のトリックが候補として頭に浮かび、4章で確信しました。
トリックがわかれば後は物語や人物の魅力のみになってしまうのですが、やり取りなどをみて、最終的に犯人の心情も予想でき思ってた通りの方向でしたので個人的な視点での評価は低めです。

しかし、初版が1990年ということ、解説を読む限り当時はこの型が知れていなかったことを察するに、当時に読んでいたのであれば楽しめたでしょう。
読者を楽しめるために、新しい型を遂行した筒井さんに感服です。
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形式: 文庫
このトリック(と言っていいのか?)には驚きましたが、これは多くの方が触れているので、別のことを書きます。
読み進んでいくうちに、誰もが感じる大きな違和感、その最大のものは、
「身体障害者(容姿の大きなハンデ)である彼が、なぜ、美女たちにこんなに愛されるのか?」というものです。
そう感じること自体が、身体障害者差別なのだろうかと思い、居心地の悪さを感じながら読み進みました。
トリックが明らかになり、この居心地の悪さすら、偽善でしかないことがわかり・・・
筒井康隆に、「ほら、これが君の心の中の差別意識だよ。」と、目の前に示されたような感じです。
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形式: 文庫
破天荒なSFからスタートして後年には文学を目指した筒井康隆。そのこと自体には毀誉褒貶があるけれど、この本については彼の文章技巧が冴え渡り、鮮やかに騙された読者に爽やかな読後感を残す。伏線は様々に張られている。しかし気づかない。人の思い込みを上手に活用して、我々を手玉に取っているのだ。

避暑地の別荘に新進気鋭の画家を巡って三人の令嬢の思惑が交錯し・・・という舞台設定はアガサ・クリスティ以来のミステリーの伝統を踏まえており、時代設定が1990年前後でありながら古色蒼然としたやりとりが展開されるあたりも何かのオマージュか、と楽しめる。そこに虚飾や劣情、攻撃精神といった毒が回ってきてこその筒井文学なのだが、その辺も次第に明らかになってくる。

加えて、背景小道具の一つに過ぎないにもかかわらず、ロートレックの絵をふんだんにあしらう贅沢さには当時の筒井康隆の人気が偲ばれる。断筆宣言なんてする必要あったのか、と思い起こしても詮方ないのだけど。
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形式: 文庫
私は、いわゆる叙述トリックが好きで、いろいろなものを読んでますが、このロートレック荘殺人事件はトップクラスになるほど〜って思いました。
ただ、全体的に盛り上がりに欠けていて、種明かしの解説の部分も読みにくかったですね。
でも、トリックとしては秀逸なので、読んでみる価値は十分にあると思います。
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