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ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを (ハヤカワ文庫 SF 464) 文庫 – 1982/2

5つ星のうち 4.5 13件のカスタマーレビュー

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商品の説明

帯有りません。若干のスレはありますがほぼ普通です。中身は少しヤケはありますが比較的きれいです。


登録情報

  • 文庫: 307ページ
  • 出版社: 早川書房 (1982/02)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4150104646
  • ISBN-13: 978-4150104641
  • 発売日: 1982/02
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 13件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 179,442位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
 『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』には「豚に真珠」という副題があります。
 大富豪でありながら慈善事業に一身を投げ出し、持てる財産を次々と減らしてしまう主人公エリオット・ローズウォーターさんの行動は
現代社会の一般的な視点から見れば異常と言うほかなく、実際、彼の父は息子を精神異常者扱いします。
 膨大な資産を有効に運営するだけでも汗水たらして日々働く労働者よりも収入が入る、
なのに息子は困った人を助けるために惜しげもなく財産を使う。彼にとって息子に財産を与えることは豚に真珠をやるも同然なのです。

 もちろんヴォネガットはそんなことだけを考えてこの副題を決めたのではない。
ヴォネガットが批判したいのはエリオットの父親のような金満家と、そういった人物を崇め、へつらってきた現代社会そのものなのです。
 エリオットはそうしたヴォネガットの心情を一身に引き受けており、そのために金持ちを尊敬しない。
彼が尊敬するのは他でもなく、日々を危険とともにありながらも命を賭けて人命を救う、消防士なのです。
そんなエリオットから見れば、俗にひたりきった金持ちが大金を持って気ままに振舞っていることこそが「豚に真珠」です。

 だが、この小説が真に凄いのは、単にエリオットの礼
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投稿者 voodootalk 殿堂入りレビュアートップ1000レビュアーVINE メンバー 投稿日 2014/5/28
形式: Kindle版 Amazonで購入
本作(God Bless You, Mr. Rosewater, or Pearls Before Swine)は、1965年にリリースされたカート・ヴォネガットの5番目の長編小説だ。およそ、30年ぶりくらいに再読した。カート・ヴォネガット世界の中心的人物のひとり、エリオット・ローズウォーター氏が大活躍する素晴らしい作品である。また、SF作家キルゴア・トラウトが初登場する作品としても知られている。

アメリカ社会を溢れんばかりに資産を持った主人公エリオット・ローズウォーター氏の慈善活動と消防活動を通して、実に鋭く描いた作品である。登場人物が全員滑稽で、スパイスが効いていて、むちゃくちゃ強烈だ。そして文体が抜群の切れ味で、読むものに襲いかかり、読むことが止められなくなる。映像的に進行する物語は、ワープしてこちら側にやってきそうだ。

もう好きなシーンばかりなのだが、特に好きなのは、ミセス・ローズウォーターの執行する『ペートーヴェン祭り』のシーン。9つのシンフォニーをレコード・チェンジャーに乗せ、78回転で実施される。それを指摘したお手伝いのセリーナはかわいそうなことになってしまう。それ以外も、これでもかこれでもかというくらいに押し寄せてくる『シーン』に圧倒され尽くす。

面白い本というのはこういう本を言うのだ。そしてこういうものが書ける人を『作家』というのだ、と気がつかせてくれる強力な作品です。
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形式: 文庫
 億万長者にして浮浪者の男が貧困者の為に訳の分からない慈善事業を始めた。はたして彼は狂人なのか。
 カート・ヴォネガットが現代アメリカを途方もないストーリーで風刺する。

 サブプライムローンのずっと前から、資本主義は格差を生み、金持ち達はそれを隠していた。主人公エリオット・ローズウォーターはそこから目をそらさず酒に溺れながらとんでもない行動を取る。だが、彼の怒りは全くもって正当であると思う。彼を狂気とするなら、アメリカはどうなのだ?
 面白いのはローズウォーターは貧民達をいい人とはとらえていないところだ。彼自身もメチャクチャで、その慈善事業たるや意味があるのかと疑問に思う。でも、その深い隣人愛の使い方がメチャクチャであればあるほど、この本のテーマが強く浮かび上がってくる様に思える。
 ローズウォーターが辿りついた答えのオチもなかなか。

 社会はどうあるべきか、強烈な皮肉で問いかける。グローバリズムが浸透してきている今こそ読むべき一冊。
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投稿者 ともぱぱ 殿堂入りレビュアートップ500レビュアーVINE メンバー 投稿日 2007/8/31
形式: 文庫
私にとって今年の悲しむべき出来事の一つは作者ヴォネガットが4月に亡くなったこと。青春時代ヴォネガット愛読者だった者として、本作を久しぶりに読みかえしたのだが、ほろ苦さが蘇ってくる。やはり本作は傑作だ。今日、格差社会の問題が叫ばれているが、富の偏在、そして多数の貧しき者の疎外感の問題に対して、面白おかしくではあるが40年以上前に警鐘を鳴らしていた作者は、自ら述べていたようにいち早く危険を知らせる炭鉱のカナリヤであったのだ。心から冥福を祈りたい。

本書に戻って、主人公エリオット・ローズウォーターがとった行為は隣人「愛」だったのだろうか。貧しい人たちに同情し、金銭的な援助を与え、優しく接するとともに、火事の現場に駆けつけ、貧富にかかわらず人を救う消防士を理想とした彼の行動。読者によって評価は分かれるだろうが、私は大いなる「親切」だと思いたい。後年、作者は「愛は敗れても親切は勝つ」という名言を残すが、その「親切」にこの困難な世界の問題を解く鍵はありそうである。

本書でキルゴア・トラウトが初登場する。彼のおかしなSF小説の粗筋は妙に現実世界の本質をついており、本書の絶妙なスパイスとなっている。エリオットとトラウトは次作の「スローターハウス5」にも登場するので、そちらも是非一読して下さい。それでは、プーティーウィーッ?
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