内容も分かりやすく説明する簡易な文章で、さらっと読めます。
一通り読んで、基本的な事が理解できれば、家と言う大きな買い物に対するコスト意識が随分と養われるのではないかと思います。
自分の場合は設計や建築のど素人で、大手ハウスメーカーで建てるか、設計士に依頼するか、はたまた工務店を一から探すか?と手探りの状態で知人に勧められ、読みました。
結果、事情によりハウスメーカーで契約をしたのですが、間取り決めや設計の段階でハウスメーカー側の事情による取り決めに対して、施主側希望を通すのがこれほど大変であれば、最初から理解のある設計士にお願いしておけばどんなに楽に、ローコストに、良い家が建てられたかな?と淡い悔しさを覚えました。
ハウスメーカーの出す見積書はあまりに簡易でどこにどれだけのコストがかかっているのか全くと言って良いほど不明確です。
結果、仕様に沿った計画しか出来ず、構造や断熱気密と言った機能に関する事や、外壁選びや建材にこだわりだして、こちらが要望を出せば出すほどイタズラにコストが上がってしまいます。
一方で、設計士さんに施主側に付いてもらえれば、どこにいくらかかっているから、ここを削ってこちらに回しましょうと簡単に予算に沿ったお話が出来ると思います。
また、設計士さんに依頼する場合、外構を含めたトータルデザインが出来る人にお願いすれば全体として設計段階で様々バランスを考慮してもらえるところ、私が頼んだハウスメーカーは基本建物のみです。
本書は建築をする上でローコストとは何か?を理解し、設計事務所にお願いすることは結果的に決してコストが高くないことを示唆してくれます。
これから家を考える方には大変参考になるかと思います。
家にこだわりを持ちたい方は検討の早い段階で読むことをお勧めします。
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