突き詰めると、自分が自分である確証って記憶だけなんだよね。
物質や肉体に囚われない悠久の旅は、漫画だとBLAME!に近いと思った。
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ロボ・サピエンス前史(下) (ワイドKC) コミック – 2019/8/23
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ヒトの依頼に応え続ける「自由ロボット」が抱える過去、半永久的に稼働し続ける超長期耐用ロボット「時間航行者」に与えられた秘密の任務、完遂に25万年かかるミッションを与えられた孤独なロボット……。ロボットたちがヒト以上の存在になったとき、彼らが目にするものとは?人類とロボットが迎える果てしなき未来の物語。
- 本の長さ144ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2019/8/23
- 寸法15 x 1.4 x 21 cm
- ISBN-104065168872
- ISBN-13978-4065168875
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.4
星5つ中の4.4
59 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年1月27日に日本でレビュー済み
構成と描写の巧みさで詩情溢れる読み心地となっているが、その核となっている思想は何のことはない「大人は汚い、子供は純粋」式の大正童心主義ではないか。人類とロボットの対比にもそれが適用される。人類と結婚できるほど「人間」になったロボットがそんなに無垢でいられるはずないだろう。
で、行き着くところは人間社会の否定。
これだけの数になったロボットを動かすエネルギーは何なのか?それは地球環境に悪影響を与えないのだろうか。SFだから荒唐無稽であってもかまわないが、原発がテーマになっているのだから代替エネルギーについて語らないのは物語として不誠実である。
で、行き着くところは人間社会の否定。
これだけの数になったロボットを動かすエネルギーは何なのか?それは地球環境に悪影響を与えないのだろうか。SFだから荒唐無稽であってもかまわないが、原発がテーマになっているのだから代替エネルギーについて語らないのは物語として不誠実である。
2020年7月20日に日本でレビュー済み
どこかの書評での高評価を読んで購入し、上下巻を読了。佐々木マキ氏の絵本「ムッシュ・ムニエル」シリーズを思い出させるような絵柄で、淡々とストーリが進むのだが、どうしても、アシモフの「われはロボット」との類似を強く感じてしまい、物語に深みが足りない気がしてしまう。
物語の設定において、ロボットならでは、という必然性があまり感じられない。数十万年という、想像を絶する超長期の、単独の任務に就くロボットを、人間型にして意思を持たせる必然性は何?アシモフの「鋼鉄都市」に初登場する人間型ロボット「オリヴォー」のように、その後数万年を生きて人類の行く末を見守る、という設定こそロボット物の醍醐味だと思うのだが、本作はその点が弱い。
ロボットの開発者がロボットたちに与える「秘密の任務」も、極めてチープと言わざるを得ない。遥か彼方の深宇宙の探索に出かけるロボットの話も、星野之宣氏の「2001夜物語」の中のひとつと比べると、ちょっと浅い。
一方、本作においてロボットは、ハードウェアとしての肉体は重要ではなく、どこへでも自由に飛ばせる意識としてのソフトウェアが重要、という設定は、ちょっと面白かった。
物語の設定において、ロボットならでは、という必然性があまり感じられない。数十万年という、想像を絶する超長期の、単独の任務に就くロボットを、人間型にして意思を持たせる必然性は何?アシモフの「鋼鉄都市」に初登場する人間型ロボット「オリヴォー」のように、その後数万年を生きて人類の行く末を見守る、という設定こそロボット物の醍醐味だと思うのだが、本作はその点が弱い。
ロボットの開発者がロボットたちに与える「秘密の任務」も、極めてチープと言わざるを得ない。遥か彼方の深宇宙の探索に出かけるロボットの話も、星野之宣氏の「2001夜物語」の中のひとつと比べると、ちょっと浅い。
一方、本作においてロボットは、ハードウェアとしての肉体は重要ではなく、どこへでも自由に飛ばせる意識としてのソフトウェアが重要、という設定は、ちょっと面白かった。
ベスト500レビュアー
本書は、マンガではありますがまるでアートのような世界感。
読み進めていくに従って
遠い未来はこんな世界になっていたりするのだろうか?など
いろいろと世界感にそそられ魅了されました。
絵だけや少ない文章だけで話が進む場面も多々あり、
言葉で内容を伝えないあたりも
ロボットや想像する未来の世界感を
読者に感じ取ってもらえるよう、上手く表現出来ていると思いました。
下巻の途中からは最後はどうなって終わるのだろう?と
とても気になり、読み終わった時には
未来の事をいろいろと考えている自分がいました。
圧倒的な世界感に吸い込まれてしまう、不思議なマンガです。
読み進めていくに従って
遠い未来はこんな世界になっていたりするのだろうか?など
いろいろと世界感にそそられ魅了されました。
絵だけや少ない文章だけで話が進む場面も多々あり、
言葉で内容を伝えないあたりも
ロボットや想像する未来の世界感を
読者に感じ取ってもらえるよう、上手く表現出来ていると思いました。
下巻の途中からは最後はどうなって終わるのだろう?と
とても気になり、読み終わった時には
未来の事をいろいろと考えている自分がいました。
圧倒的な世界感に吸い込まれてしまう、不思議なマンガです。
2019年11月26日に日本でレビュー済み
AIの進化や世間への浸透にともない、哲学や倫理とともに語られる機会も徐々に増えてきたなか、「AIにとっての幸せ」という意欲的なテーマを漫画という表現で描く本作がいち早く登場したことに、日本の漫画文化の底力を見た気がした。ミニマムな線で描かれる、果てしなくスケールの大きなAI物語…と一言で言ってしまえば陳腐だが、ページを開くごとに目を釘付けにする作画の妙はもちろんのこと、至るところに作者の想像力や批評性が散りばめられていて楽しい。2019年に描かれたということ含め本年の最重要作品であることは間違いないだろう。