面白いですね!
一般的な教養領域についての共著が多い、池上、佐藤両氏。
今回は、「ロシアを知る」という、他の著作と比較すると「”狭い”領域だなぁ」と思ったのと、「ま、佐藤氏の専門分野だしね」くらいの意識で購入。
読んでみたら・・・面白い!
まずは自分が、旧ソ連、ロシアについてほぼ何も知らないということが第一にあったかと思いますが、佐藤氏から語られる旧ソ連やロシア人の生々しい生活感、倫理観が非常に分かりやすく面白さを感じました。
本人の実体験に基づくからなのでしょうね。
また、ソ連、ロシアとの対比として語られるアメリカや周辺諸国状況を池上氏が語ることで、より情報が整理した感じがしたのかもしれません。
体制的な状況を別にすると、ブレジネフ時代のソ連の状況と安倍政権の日本が案外似通っているとか、今までも語られていたソ連崩壊が、世界的な反知性主義を醸成している感じも、いろんな関連の中で語られることで理解が深まる感じでした。
「ロシアを知る」ということでしたが、案外日本のことが良く分かったような気がします。
2人の共著本の中で、一番面白い本だと感じました。
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ロシアを知る。 (東京堂出版) Kindle版
ロシアの裏の顔から表の顔までとことん知り尽くす作家・佐藤優氏と、歴史・経済の観点からこの国を読み解くジャーナリストの池上彰氏。そんな二人がロシアをめぐり徹底的に語り尽くす。領土交渉のゆくえからソビエト連邦の功罪と崩壊の理由、プーチン人気の秘密、ロシア人の国民性とウオッカ、スパイ事件、日本にとってのロシアなど、このつかみどころのない大国を、ありとあらゆるユニークな切り口から描き出した書。池上彰氏が、ロシア通の佐藤氏から巧みに引き出すロシアの「知られざる一面」は、読み手をぐいぐい引き込む魅力を持ち一気に最後まで読ませる。今後の日露交渉のヒントも。さらにはロシアの分析を通して世界を知り、日本を知ることにもつながる本書は、学生からビジネスパーソン、国際問題に関心のある人まで幅広くお勧め。
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2019/6/10
- ファイルサイズ17033 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
池上 彰(いけがみ・あきら)
1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1973年NHKに入局。1994年から11年間にわたって番組『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。わかりやすい解説が人気を博し、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持される。2005年にNHKを退社、作家、フリージャーナリストとして活躍。東京工業大学リベラルアーツセンター教授を経て、名城大学教授、東京工業大学特命教授、立教大学客員教授、東京大学客員教授などを務める。主な著書に『伝える力』『世界を変えた10冊の本』『おとなの教養』『池上彰に聞く どうなってるの? ニッポンの新聞』、また人気シリーズに『知らないと恥をかく世界の大問題』『池上彰の世界の見方』ほか多数。佐藤優氏との共著に『新・戦争論』『希望の資本論』『大世界史』『僕らが毎日やっている最強の読み方』『知らなきゃよかった』『教育激変』などがある。
佐藤 優(さとう・まさる)
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍する。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了、刑の言い渡しが効力を失う。代表的な著作に『国家の罠』『獄中紀』『自壊する帝国』『私のマルクス』のほか、共著に『インテリジェンスの最強テキスト』(手嶋龍一氏と)、『読む力』(松岡正剛氏と)、『異端の人間学』(五木寛之氏と)など多数。また監訳に『宗教改革から明日へ』(J・L・フロマートカ)、『MI6対KGB 英露インテリジェンス抗争秘史』(R・クラシリニコフ)、『カウンター・テロリズム・パズル』(B・ガノール)などがある。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1973年NHKに入局。1994年から11年間にわたって番組『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。わかりやすい解説が人気を博し、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持される。2005年にNHKを退社、作家、フリージャーナリストとして活躍。東京工業大学リベラルアーツセンター教授を経て、名城大学教授、東京工業大学特命教授、立教大学客員教授、東京大学客員教授などを務める。主な著書に『伝える力』『世界を変えた10冊の本』『おとなの教養』『池上彰に聞く どうなってるの? ニッポンの新聞』、また人気シリーズに『知らないと恥をかく世界の大問題』『池上彰の世界の見方』ほか多数。佐藤優氏との共著に『新・戦争論』『希望の資本論』『大世界史』『僕らが毎日やっている最強の読み方』『知らなきゃよかった』『教育激変』などがある。
佐藤 優(さとう・まさる)
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍する。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了、刑の言い渡しが効力を失う。代表的な著作に『国家の罠』『獄中紀』『自壊する帝国』『私のマルクス』のほか、共著に『インテリジェンスの最強テキスト』(手嶋龍一氏と)、『読む力』(松岡正剛氏と)、『異端の人間学』(五木寛之氏と)など多数。また監訳に『宗教改革から明日へ』(J・L・フロマートカ)、『MI6対KGB 英露インテリジェンス抗争秘史』(R・クラシリニコフ)、『カウンター・テロリズム・パズル』(B・ガノール)などがある。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池上/彰
1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1973年NHKに入局。1994年から11年間にわたって番組『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。わかりやすい解説が人気を博し、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持される。2005年にNHKを退社、作家、フリージャーナリストとして活躍。東京工業大学リベラルアーツセンター教授を経て、名城大学教授、東京工業大学特命教授、立教大学客員教授、東京大学客員教授などを務める
佐藤/優
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍する。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了、刑の言い渡しが効力を失う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1973年NHKに入局。1994年から11年間にわたって番組『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。わかりやすい解説が人気を博し、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持される。2005年にNHKを退社、作家、フリージャーナリストとして活躍。東京工業大学リベラルアーツセンター教授を経て、名城大学教授、東京工業大学特命教授、立教大学客員教授、東京大学客員教授などを務める
佐藤/優
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍する。2002年5月に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴される。2009年6月有罪確定(懲役2年6ヵ月、執行猶予4年)。2013年6月に執行猶予期間を満了、刑の言い渡しが効力を失う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B07ZGL6285
- 出版社 : PHP研究所 (2019/6/10)
- 発売日 : 2019/6/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 17033 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 286ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,117位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 1,640位社会・政治 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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VINEメンバー
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30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年1月13日に日本でレビュー済み
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本書は、佐藤氏と仲のいい池上彰氏とのコンビによる、対談ものの一冊です。対談のタイミングは、「はじめに」の日付2018/5/7の少し前と思われます。深さは週刊誌程度なので星一つ減点しますが、面白さも週刊誌的に高いです。本書を企画した編集者の知恵なのか、巻末に参考図書リストや索引を編集して参考にしやすくし、学習もの風に仕立ててありますが、知識を得る書物というより、やはりエンタメです。ロシアの戦略や日本が外交上どうするか、という政策分析や提案をしているわけでは全くありません。新しい書物の渉猟の参考としてはたいへん有用です。
やはり佐藤優氏のロシア・ソ連に関する談話とスパイに関わる談話は秀逸で、とても面白いです。ロシア人の気質、ソ連解体、ソ連内中央アジアのイスラム教共和国、北方領土交渉などにまつわることは、どこまで本当かはともかく、このようなエンターテインメントの形では他にあまり提供されません。資本論の見地からの分析も同様にユニークです。
最も面白いのは、やはりスパイとマフィアに関わる第六章。池上さんが合いの手を入れて佐藤氏のお囃子を盛り立てます。
やはり佐藤優氏のロシア・ソ連に関する談話とスパイに関わる談話は秀逸で、とても面白いです。ロシア人の気質、ソ連解体、ソ連内中央アジアのイスラム教共和国、北方領土交渉などにまつわることは、どこまで本当かはともかく、このようなエンターテインメントの形では他にあまり提供されません。資本論の見地からの分析も同様にユニークです。
最も面白いのは、やはりスパイとマフィアに関わる第六章。池上さんが合いの手を入れて佐藤氏のお囃子を盛り立てます。
2021年1月29日に日本でレビュー済み
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歴史のみならず、外交の裏話もあり、興味はつきません。
2020年2月27日に日本でレビュー済み
わたしは「国家の罠」をはじめ佐藤優氏の著作を何冊か読んだ。ファンだといってもいい。それなりに感心したのだが、どこかすっきりしないもやもや感が残った。それが何なのか知りたくて、他の歴史家やウクライナ人政治学者の著作を読むうちに、ようやくその正体がわかってきた。
①ロシアは第二次大戦を祖国解放戦争と呼び、2600万人の犠牲を出した末勝利した。その誇りを根底に世界観を作っている。②日本は今でもナチスと組んだ敵国であり敗者であると教えている。③ロシアにとって条約とは破るためのもので、相手を油断させる手段である。④ロシアは相手の弱みにつけ入り、妥協を持ちかけて半分だけ譲歩したように見せかけるのが常套手段である。⑤ロシアはコミンテルンを通じて日米を戦わせた張本人で、日本にとって地政学的に見て、半永久的に敵国である。例えば、ハルノートの草案を作成したのは財務次官補のハリー・ホワイトだったが、戦後、スパイ容疑で下院非米活動委員会に召喚され、その3日後に自殺している。彼もコミンテルン工作員だった。
佐藤優氏に代表される日本人のロシア専門家たちは、こういう基本情報をきちんと伝えていない。その辺を曖昧にしているから、何を言っても不自然にしか感じられない。ではなぜはっきり伝えないのか?彼らは世間の注目を引きつけ、予算を取って仕事を作り出さねばならないため、政治家の耳元でこう囁くのだ。「今が領土返還交渉を持ちかける絶好のチャンスですよ」とか「領土返還の道筋をつけるため、発電所や病院を寄付しましょう」とか。商社がそれに乗ってくる。しかし自国の領土を取り戻すのに、なぜ相手が返還しやすいように贈り物をするのか?国民がいつ同意したのか?そんなことをすれば住み心地がよくなり、ますます住民がしがみつくだけではないか?現実にそうなっているのではないか?しかも使われるのは国民の税金だ。
鈴木氏はともかく佐藤氏なら、ロシアに領土返還はどう転んでも不可能なのはわかっていたはずだ。そもそもソ連崩壊という大変動があっても返還されなかったのに、今後いったい何があれば返還されるというのか。ロシアはつかず離れず程度のつき合いで十分であり、予算もその程度で十分なのだ。それを言うわけにいかないため、彼らは北方領土返還ビジネスに加担したのだろう。評論家として生きていかねばならない佐藤氏にとって、嘘はつかないにしても、都合の悪いことは書かないくらいは容易に想像がつく。鈴木氏とともに、これからも自分のやった行為を正当化し続けるだろう。参考文献:江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」、グレンコ・アンドリー「ウクライナ人だから気づいた日本の危機」
①ロシアは第二次大戦を祖国解放戦争と呼び、2600万人の犠牲を出した末勝利した。その誇りを根底に世界観を作っている。②日本は今でもナチスと組んだ敵国であり敗者であると教えている。③ロシアにとって条約とは破るためのもので、相手を油断させる手段である。④ロシアは相手の弱みにつけ入り、妥協を持ちかけて半分だけ譲歩したように見せかけるのが常套手段である。⑤ロシアはコミンテルンを通じて日米を戦わせた張本人で、日本にとって地政学的に見て、半永久的に敵国である。例えば、ハルノートの草案を作成したのは財務次官補のハリー・ホワイトだったが、戦後、スパイ容疑で下院非米活動委員会に召喚され、その3日後に自殺している。彼もコミンテルン工作員だった。
佐藤優氏に代表される日本人のロシア専門家たちは、こういう基本情報をきちんと伝えていない。その辺を曖昧にしているから、何を言っても不自然にしか感じられない。ではなぜはっきり伝えないのか?彼らは世間の注目を引きつけ、予算を取って仕事を作り出さねばならないため、政治家の耳元でこう囁くのだ。「今が領土返還交渉を持ちかける絶好のチャンスですよ」とか「領土返還の道筋をつけるため、発電所や病院を寄付しましょう」とか。商社がそれに乗ってくる。しかし自国の領土を取り戻すのに、なぜ相手が返還しやすいように贈り物をするのか?国民がいつ同意したのか?そんなことをすれば住み心地がよくなり、ますます住民がしがみつくだけではないか?現実にそうなっているのではないか?しかも使われるのは国民の税金だ。
鈴木氏はともかく佐藤氏なら、ロシアに領土返還はどう転んでも不可能なのはわかっていたはずだ。そもそもソ連崩壊という大変動があっても返還されなかったのに、今後いったい何があれば返還されるというのか。ロシアはつかず離れず程度のつき合いで十分であり、予算もその程度で十分なのだ。それを言うわけにいかないため、彼らは北方領土返還ビジネスに加担したのだろう。評論家として生きていかねばならない佐藤氏にとって、嘘はつかないにしても、都合の悪いことは書かないくらいは容易に想像がつく。鈴木氏とともに、これからも自分のやった行為を正当化し続けるだろう。参考文献:江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」、グレンコ・アンドリー「ウクライナ人だから気づいた日本の危機」
2019年6月17日に日本でレビュー済み
北方領土返還問題で注目されているが、
あまりにもロシアのことは知られていない。
池上氏自信もロシアについての本を書いているが、
通り一辺倒のことしか書かれていない。
ロシアの基本的な知識を知るにはいいが、もっと深く知るには物足りない。
この本は、池上氏がロシアの状況を解説しながら、その背景にあるものを、
佐藤優氏に聞くというもので、非常に興味深かかった。
対談なのでわかりやすく読みやすい。
すっと読めて、ロシアの今をわかる気にさせてくれる本です。
あまりにもロシアのことは知られていない。
池上氏自信もロシアについての本を書いているが、
通り一辺倒のことしか書かれていない。
ロシアの基本的な知識を知るにはいいが、もっと深く知るには物足りない。
この本は、池上氏がロシアの状況を解説しながら、その背景にあるものを、
佐藤優氏に聞くというもので、非常に興味深かかった。
対談なのでわかりやすく読みやすい。
すっと読めて、ロシアの今をわかる気にさせてくれる本です。
殿堂入りNo1レビュアーベスト10レビュアーVINEメンバー
この二人は最強ですね。ロシアを語らせると半端なく面白い話が飛び出します。
池上彰さんも佐藤優さんも知識人ですが、稀有な語り部でもあります。一見難しく感じられるロシアに関係する国際情勢や時事解説ですが、この2人にかかれば、このように誰にでも分かるように解き明かされるわけでした。ロシアをまず知るには本書が一番に挙げられると思いました。
特に関心を持った箇所は、ソ連崩壊の時の日本共産党のスタンスでした。
宮本顕治が「我が党は崩壊に対し、もろ手を挙げて賛成する立場をとる(110p)」という指示を出したそうです。驚きですね。
赤旗の一面で「(ソ連共産党の)終焉を歓迎する」と大見出しが載ったそうです。これは知りませんでした。大学紛争の末期を体験している者ですから、このご都合主義の発言には驚かされます。あの頃、イデオロギー闘争をしていて、死者まででていた活動家たちがこの発言を聞いた時、どのように受け止めたのでしょうか。とても気になりました。
『北方領土返還』に対しても日本政府の弱腰が気になります。本書でも序章で詳しく述べられていますが、外交ルートでの交渉は、まさに国力の力関係によるものですから。それだけ日本が見くびられているのも仕方がないのかもしれません。プーチンのしたたかさは今に始まったわけではありません。
「ソ連共産党書記長の偏差値は50程度だった(149p)」も、なかなか衝撃的な発言でした。ブレジネフが『レーニン全集』を1ページもめくったことがないなんて。ソ連崩壊前の左翼思想家や活動家が聞けば、どんな思いをしたのでしょうか。目から鱗とは言いますが、無知は罪ですね。
誰にでも理解できる平易な言葉で難しいロシア情勢を明瞭に語った対談でした。お勧めします。
我々はロシアという隣国のことをあまりにも知らなさすぎますので。
池上彰さんも佐藤優さんも知識人ですが、稀有な語り部でもあります。一見難しく感じられるロシアに関係する国際情勢や時事解説ですが、この2人にかかれば、このように誰にでも分かるように解き明かされるわけでした。ロシアをまず知るには本書が一番に挙げられると思いました。
特に関心を持った箇所は、ソ連崩壊の時の日本共産党のスタンスでした。
宮本顕治が「我が党は崩壊に対し、もろ手を挙げて賛成する立場をとる(110p)」という指示を出したそうです。驚きですね。
赤旗の一面で「(ソ連共産党の)終焉を歓迎する」と大見出しが載ったそうです。これは知りませんでした。大学紛争の末期を体験している者ですから、このご都合主義の発言には驚かされます。あの頃、イデオロギー闘争をしていて、死者まででていた活動家たちがこの発言を聞いた時、どのように受け止めたのでしょうか。とても気になりました。
『北方領土返還』に対しても日本政府の弱腰が気になります。本書でも序章で詳しく述べられていますが、外交ルートでの交渉は、まさに国力の力関係によるものですから。それだけ日本が見くびられているのも仕方がないのかもしれません。プーチンのしたたかさは今に始まったわけではありません。
「ソ連共産党書記長の偏差値は50程度だった(149p)」も、なかなか衝撃的な発言でした。ブレジネフが『レーニン全集』を1ページもめくったことがないなんて。ソ連崩壊前の左翼思想家や活動家が聞けば、どんな思いをしたのでしょうか。目から鱗とは言いますが、無知は罪ですね。
誰にでも理解できる平易な言葉で難しいロシア情勢を明瞭に語った対談でした。お勧めします。
我々はロシアという隣国のことをあまりにも知らなさすぎますので。





