SF(科学小説)だけどもファンタジー(幻想物語)要素が濃く、若い頃の作者が頭に思い浮かべた<憧憬>や<夢>を、そのまんま詰め込んだ作品だ。
解説者が触れるように、少女時代に「限界まで想像力を働かせて」も構わないと知った作者が、まさしく「自分自身の神話」を紡いだ感じがする。
表紙カバーからしてSFを謳いつつ漫画家の萩尾望都に委ねた点で、ファンタジー寄りが一目瞭然。描かれた「風虎」は、とても荷駄運びに使役される野獣に見えない。
「巨大なグリフィン」(上半身が鷲で下半身が獅子か虎という伝説の有翼獣)の筈が、まるで一人乗りペット飛行艇みたいだから、少し怖いけど、乗ってみたい。
民族学調査隊の唯一の生き残り、ギャヴェレル・ロカノンは、調査隊員や罪なき住民たちを無残に殺戮した「敵」(全世界連盟への反逆者)を探し出すために、苦難を共にする仲間を募って地図なき大地を駆けめぐる。
なんとなく既視感が。そうだ、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の旅の仲間(小人族ホビットと地底族ドワーフ、妖精族エルフ、それに人間)を彷彿とさせる。ワクワク、ハラハラ、どきどきの連続活劇なのだ。
「敵」のアンシブル(即時通信器)で悲報を伝え、報復の鉄槌を乞わねば…。使命感の強さは「007」ボンド並みだ。展開毎に呼び名が変わる。「ロカナンの殿」「星の君」「さすらいびと」「ペダナール」「ペダン」「アンギャールの隠密」「オルホル」など。
白い流木の杖を手にしたロカノンは、まるで魔法使いガンダルフみたいに危難を免れる(耐火性に優れたインパーマスーツのお蔭だから、ここはSFっぽい)。
レーザー・ガンで武装した「敵」は、ヘリコプターに搭乗し登場する。ここでは映画「地獄の黙示録」が想起される。本作品からもベトナム戦争に米国が介入した時代背景が汲み取れる。
広遠にすぎる宇宙。「死は即時に送ることはできても、生あるものを送るには時間がかかるのです…。」こうこぼした実際には百五十年前に生まれた四十歳の民族学者ロカノンは、死んで文字どおり「星」(の名前)となった。
フォーマルハウト第二惑星で生きた彼にとって、「大きな青い宝石」(伝説の<海の眼>)を身につけた伴侶を得たことが、大きな慰めだったと信じたい。
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ロカノンの世界 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 1989/5/31
- 本の長さ217ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1989/5/31
- ISBN-104150108234
- ISBN-13978-4150108236
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
全世界連盟から派遣されたフォーマルハウト第2惑星調査隊は、隊長のロカノンを残して全滅した。この惑星にひそむ連盟への反逆者が、調査隊を襲ったのだ。なんとかこの事実を母星に知らせようとするロカノンだったが、通信装置を破壊されてしまっていた。使用可能な装置は調査隊を攻撃した反逆者の手もとにしかない。ロカノンは、この星のヒューマンノイド―風虎に乗り、空を翔けるアンギャール族の協力を得て、未踏の大陸の果てまでも反逆者を捜し求めるが…その後のル・グィンの物語世界の基調をなすSF界の女王の記念すべき長篇第1作!
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1989/5/31)
- 発売日 : 1989/5/31
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 217ページ
- ISBN-10 : 4150108234
- ISBN-13 : 978-4150108236
- Amazon 売れ筋ランキング: - 73,341位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年9月2日に日本でレビュー済み
2008年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ル=グウィンの初長編作品。
後の「闇の左手」の世界観に繋がる作品です。
「プロローグ」で語られる「セムリの首飾り」は、もともと短編として出版された作品だけに、完成度の高いファンタスティックな物語として、単独でも楽しめる作品になっています。
物語は、全世界連盟から派遣されたフォーマルハウト第二惑星調査隊の生き残りロカノンを中心に展開します。
母星への連絡を取るためには、通信装置のある反逆者の元に行かなければなりません。
そこでこの惑星の原種族の力を借り、風虎という猛獣に乗り、彼の地を目指します。
元々、「セムリの首飾り」は北欧の神話に基づいた話と言うこともあって、ル=グィンらしい民俗学の視点を織り込んだファンタスティックなSF作品になっています。
後の「闇の左手」の世界観に繋がる作品です。
「プロローグ」で語られる「セムリの首飾り」は、もともと短編として出版された作品だけに、完成度の高いファンタスティックな物語として、単独でも楽しめる作品になっています。
物語は、全世界連盟から派遣されたフォーマルハウト第二惑星調査隊の生き残りロカノンを中心に展開します。
母星への連絡を取るためには、通信装置のある反逆者の元に行かなければなりません。
そこでこの惑星の原種族の力を借り、風虎という猛獣に乗り、彼の地を目指します。
元々、「セムリの首飾り」は北欧の神話に基づいた話と言うこともあって、ル=グィンらしい民俗学の視点を織り込んだファンタスティックなSF作品になっています。
2006年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これが Ursula K. Le Guin の最初の長編(1966)かと思うと,作者が 言の葉の樹 まで何という長い道を歩んだものか,と深い感銘を覚える.この作品ははじめに Semley's Necklace (1963: 風の十二方位 所収)をプロローグとして置き,これが持っていたファンタジーの要素をすべて引き継いで Fomalhaut 第二惑星での Ekumen の民俗学者 Rocannon の不思議な体験が語られる.後年の傑作でのような二元的葛藤はなく,作者の言う通りただひたむきに romantic に美しい.なによりの魅力は清冽なイメージが次々に現れること.さらに例によって小尾芙佐さんの日本語の美しさ.こんなに若い著者でもあったんだ,と嬉しくなる,そんな傑作.
2009年6月28日に日本でレビュー済み
SFの女王ル・グィンが少女趣味全開で書いた最初の長編。
私は純ファンタジーものは苦手で、ゲド戦記などはどうしても読めないのだが、
こういうファンタジックなSFは大好きである。
未開の惑星に暮らす中世の騎士階級のような種族や妖精のような種族など設定は
恥ずかしくなるほど少女趣味なのだが、それをSFにうまく結合させていて
登場人物もストーリーも場面描写もみんな面白い。
ステロタイプかもしれないけれど、内容豊かな物語で読む端から心の中に作品世界が染み込んでゆく。
最後、ロカノンが同盟最高会議に打つアンシブル電報など、
無線通信をやっていた私などは痺れてしまいます。
そして、仲間を全部失った後看取ってくれる高貴な女性と天窓に落ちる雨粒の描写は忘れられません。
ル・グィンは小説のつぼをよく分かってる。
ところで、ル・グィンはフェミニストとしても知られているが、フェミニズムの人たちの経歴が
ときに少女趣味から始まっていることが多い気がするのは私だけだろうか。
私は純ファンタジーものは苦手で、ゲド戦記などはどうしても読めないのだが、
こういうファンタジックなSFは大好きである。
未開の惑星に暮らす中世の騎士階級のような種族や妖精のような種族など設定は
恥ずかしくなるほど少女趣味なのだが、それをSFにうまく結合させていて
登場人物もストーリーも場面描写もみんな面白い。
ステロタイプかもしれないけれど、内容豊かな物語で読む端から心の中に作品世界が染み込んでゆく。
最後、ロカノンが同盟最高会議に打つアンシブル電報など、
無線通信をやっていた私などは痺れてしまいます。
そして、仲間を全部失った後看取ってくれる高貴な女性と天窓に落ちる雨粒の描写は忘れられません。
ル・グィンは小説のつぼをよく分かってる。
ところで、ル・グィンはフェミニストとしても知られているが、フェミニズムの人たちの経歴が
ときに少女趣味から始まっていることが多い気がするのは私だけだろうか。
2021年1月29日に日本でレビュー済み
本書は、アーシュラ・K・ル・グィンの最初の長編です。最初、1980年にサンリオから青木由紀子訳で出版(表紙は竹宮恵子)され、その後、1989年にハヤカワから小尾芙佐訳で出版(表紙は萩尾望都)されました。
評者は先日、ル・グィン唯一の既読書と思っていた『闇の左手』を再読したので、今年はル・グィンの未読書を古いものから順に読んでいこうと思って積読の山をひっくり返していたら、なんとサンリオ文庫版に1981年の既読のサインが・・・。長い間、既読は『闇の左手』だけと思い込んでいたので大ショック。内容は全く覚えておらず、いつか読みたいと思っていたのでした。
せっかくなので、今回はハヤカワ版を読みました。本書だけは、翻訳者と表紙が異なるので両方の版を買っていたのです。(本書に限って持っていることを忘れて買ったわけではありません。その記憶はあります。)
本書は、全世界連盟からフォーマルハウト第二惑星に派遣された調査隊唯一の生き残りであるロカノンが、現地の様々な種族の人々と協力して本国との連絡を回復し、惑星の平和を守るというSF話を冒険ファンタジー風に描いています。
冒頭に1964年に〈アメージング〉誌に発表された約60枚の伝説風の短編「アンギャ―ルの宝物」を改題して序章「セムリの首飾り」とし、本編はその伝説を引き継ぐ形で始まります。
70年代から80年代の初め頃、このようなイメージを少女漫画で散見した記憶があります。
本書は、序章の伝説に象徴される抒情性を除くと、大部分がパターンどおりの冒険ファンタジーなので、評者としては単体としてあまり評価したくないのですが、本書が《ハイニッシュ・ユニバース》というル・グィン流「未来史」の始まりとなった作品であるにもかかわらず、すでにおおまかな世界像が完成していること、また、後にルグィンの特徴となる文化人類学的アプローチの萌芽が見えること、一方で、ジェンダーの問題についてはまったく無自覚である(ように見える)ことなど、ル・グィンという作家を理解しようと考えた場合には重要な作品だと思います。
評者は、ル・グィンについてはほとんど素人ですが、『闇の左手』と本書を読み、関連する事項を調べていく中で本書の意味を少しは理解することができたように思います。
前回読んだ時にはそのようなことはまったく理解できず、表層だけを読んで、未来人を主人公とした単なるヒロイック・ファンタジーぽい冒険小説だけど、あまり面白くはなく、記憶しておく程の価値はないと判断したのだと思います。再読して良かった。
ちなみに、サンリオ版の方は、冒頭にル・グイン本人が書いた15枚ほどの序文が掲載されています。1979年頃本国で再版された際に付けられたもののようです。ル・グィンは、本書は自分でも好きな作品だけど、ファンタジーとSFの融合がうまく行かなかった部分がある。インパーマスーツ(不浸透服)はその代表で、今後も本書以外に登場することはないというようなことを言っています。評者は、作者が、風虎やテレパシー、FTL、アンシブルを差し置いて、インパーマスーツだけを失敗というのかよくわかりません。
サンリオ版では、風虎ではなく風馬と訳しています。乗り物としては馬ですが、描写では巨大なネコ科の動物のようなので見掛けからすると風虎で良いと思いますが、空をかける風馬のイメージも捨てがたい。
なお、ロカノンの世界というタイトルは、本書の結論でもあるのですが、読み終わった時、ヨーロッパ人が先住民の土地に勝手にアメリカという名前を付けたのと同じ無自覚さを感じました。それとも、ル・グィンはそれを自覚した上で批判的に未来の全世界連盟をそのように設定したのでしょうか?それとも、第三者が当事者と無関係に呼称を統一するのは当たり前なのかな。もしかしたら、地元の人たちも同意していたとか?(我ながら面倒くさい性格だと思う。)
また、途中で感じたジェンダーに関する問題も、本当にこの時は無自覚だったのか、それとも、出版等の理由でそのようにせざるを得なかったのか気になるところです。今後他の物語を読んでいく中で、そのあたりも見えてくるのではないかと期待しています。
評者は先日、ル・グィン唯一の既読書と思っていた『闇の左手』を再読したので、今年はル・グィンの未読書を古いものから順に読んでいこうと思って積読の山をひっくり返していたら、なんとサンリオ文庫版に1981年の既読のサインが・・・。長い間、既読は『闇の左手』だけと思い込んでいたので大ショック。内容は全く覚えておらず、いつか読みたいと思っていたのでした。
せっかくなので、今回はハヤカワ版を読みました。本書だけは、翻訳者と表紙が異なるので両方の版を買っていたのです。(本書に限って持っていることを忘れて買ったわけではありません。その記憶はあります。)
本書は、全世界連盟からフォーマルハウト第二惑星に派遣された調査隊唯一の生き残りであるロカノンが、現地の様々な種族の人々と協力して本国との連絡を回復し、惑星の平和を守るというSF話を冒険ファンタジー風に描いています。
冒頭に1964年に〈アメージング〉誌に発表された約60枚の伝説風の短編「アンギャ―ルの宝物」を改題して序章「セムリの首飾り」とし、本編はその伝説を引き継ぐ形で始まります。
70年代から80年代の初め頃、このようなイメージを少女漫画で散見した記憶があります。
本書は、序章の伝説に象徴される抒情性を除くと、大部分がパターンどおりの冒険ファンタジーなので、評者としては単体としてあまり評価したくないのですが、本書が《ハイニッシュ・ユニバース》というル・グィン流「未来史」の始まりとなった作品であるにもかかわらず、すでにおおまかな世界像が完成していること、また、後にルグィンの特徴となる文化人類学的アプローチの萌芽が見えること、一方で、ジェンダーの問題についてはまったく無自覚である(ように見える)ことなど、ル・グィンという作家を理解しようと考えた場合には重要な作品だと思います。
評者は、ル・グィンについてはほとんど素人ですが、『闇の左手』と本書を読み、関連する事項を調べていく中で本書の意味を少しは理解することができたように思います。
前回読んだ時にはそのようなことはまったく理解できず、表層だけを読んで、未来人を主人公とした単なるヒロイック・ファンタジーぽい冒険小説だけど、あまり面白くはなく、記憶しておく程の価値はないと判断したのだと思います。再読して良かった。
ちなみに、サンリオ版の方は、冒頭にル・グイン本人が書いた15枚ほどの序文が掲載されています。1979年頃本国で再版された際に付けられたもののようです。ル・グィンは、本書は自分でも好きな作品だけど、ファンタジーとSFの融合がうまく行かなかった部分がある。インパーマスーツ(不浸透服)はその代表で、今後も本書以外に登場することはないというようなことを言っています。評者は、作者が、風虎やテレパシー、FTL、アンシブルを差し置いて、インパーマスーツだけを失敗というのかよくわかりません。
サンリオ版では、風虎ではなく風馬と訳しています。乗り物としては馬ですが、描写では巨大なネコ科の動物のようなので見掛けからすると風虎で良いと思いますが、空をかける風馬のイメージも捨てがたい。
なお、ロカノンの世界というタイトルは、本書の結論でもあるのですが、読み終わった時、ヨーロッパ人が先住民の土地に勝手にアメリカという名前を付けたのと同じ無自覚さを感じました。それとも、ル・グィンはそれを自覚した上で批判的に未来の全世界連盟をそのように設定したのでしょうか?それとも、第三者が当事者と無関係に呼称を統一するのは当たり前なのかな。もしかしたら、地元の人たちも同意していたとか?(我ながら面倒くさい性格だと思う。)
また、途中で感じたジェンダーに関する問題も、本当にこの時は無自覚だったのか、それとも、出版等の理由でそのようにせざるを得なかったのか気になるところです。今後他の物語を読んでいく中で、そのあたりも見えてくるのではないかと期待しています。
2010年10月6日に日本でレビュー済み
ファンタジー性は良いが、仮にもSF作品と評されていつので、もっとSF描写がほしかった。敵の宇宙船らしき物しかSFを感じさせるアイデアがないので、どうしてもファンタジー色が強すぎた。サスペンス性もなく、危機せまる戦闘セーンも少なく、個人的に不満。もう少しSFを感じさせる小物の登場がほしかった。
2004年2月25日に日本でレビュー済み
SFの枠組みでありながら、民俗学者の視点を取り入れて、神話の世界を訪問するような香り立つファンタジーになっている、とある辺境惑星の物語。
美しい金色の髪、など後の作者本人からステレオタイプと自己批判されている部分を含むかもしれないが、ル・グウィンの記念すべき初長編であり、後の物語世界の基調をなしているル・グウィンらしい展開と、若いゆえに後の作品よりもいっそうロマンティックな文章が楽しめる。
物語は、『セムリの首飾り』のプロローグから始まる。フォーマルハウト第二惑星には高度な知能を有する三つの種が住む。その中の一種と同盟を結んでいる「星の君」の博物館へ、別の種の一人が連れられてやってくる。美しい金髪のセムリは、家に代々伝わる首飾りを探してやってきたのだった。星間ジャンプについて無知なまま、ただ夫への愛と誇りに突き動かされて。
そのとき博物館にいたロカノンが後日、フォーマルハウト第二惑星を訪れるのが本編『ロカノンの物語』。
風虎で飛びかける未踏の大陸、旅の終着地はどこになるのか…
美しい金色の髪、など後の作者本人からステレオタイプと自己批判されている部分を含むかもしれないが、ル・グウィンの記念すべき初長編であり、後の物語世界の基調をなしているル・グウィンらしい展開と、若いゆえに後の作品よりもいっそうロマンティックな文章が楽しめる。
物語は、『セムリの首飾り』のプロローグから始まる。フォーマルハウト第二惑星には高度な知能を有する三つの種が住む。その中の一種と同盟を結んでいる「星の君」の博物館へ、別の種の一人が連れられてやってくる。美しい金髪のセムリは、家に代々伝わる首飾りを探してやってきたのだった。星間ジャンプについて無知なまま、ただ夫への愛と誇りに突き動かされて。
そのとき博物館にいたロカノンが後日、フォーマルハウト第二惑星を訪れるのが本編『ロカノンの物語』。
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