今回の舞台は京都です。
えっ?京都に来てまでパンツネタ引っ張るんだー、
と思いつつ読んでいきましたが、
そこはもうこの作品のお約束の展開へ突入。
怪しげな人物を追いかけていったら女風呂、
部屋に忍び込もうと思ったら遊びに来たと勘違いされる、と、
この作品何?コント?と思いつつも、
今までの展開の天丼、天丼、に対して、
「まったくしょうがないなー」と思う反面、
「こういうの嫌いじゃない」と思わず笑ってしまいました。
昴は傍から見たら、ロリコンに見えるほど小学生の女の子に執着しているけど、
心から心配しているんだなー、ということがわかるエピソードがあり好印象。
源氏物語、を引用してくるあたりが心にくい。
本作の人物との配役もかなり良い線いっている、と思いました。
智花の終盤のセリフにはすごく、ドキッ、とさせられた。
かなり胸キュンですよ。
そして、良くも悪くも紫の上みたいだな、と思いました。
この奥ゆかしさ、本当に小学生?
でも、女の子は男の子より精神年齢高い、っていうしね、
そういうものかもしれない、って思いました。
智花もかわいいけど、葵もかわいい。
小学生、高校生の差はあるけど、違和感を感じさせず、等身大で表現している。
そのへんやっぱヤバイし、ウマイねー。
蒼山先生は男心のくすぐりどころを熟知している、と感心してしまいました。
かなり爽快で、不快感を感じるところがない作品ですねー。
まー、人によって、根本的に好き嫌いは別れるとは思いますが、
これは心に潤いを求めている人に是非お薦めしたい作品です。
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