亡き母の面影を探して母のケーキを再現しようとするアール、病気の母の為に窃盗団に入ってしまったランディ。家族への愛はありつつも息子の気持ちがいまいち分かっていないそれぞれの父親。
ドラスティックな展開は無いながらも、真綿で締め上げられるような不安・恐怖を感じてしまう作品です。ふたりはこの先どうなってしまうのか、続きを早く知りたい様な知りたくないような複雑な気持ちが沸いています。
凝ったカット割りのシーン、細やかな人物描写などハイクオリティな作品です。
レッド・ベルベット(1) (ワイドKC) (日本語) コミック – 2019/4/23
多田 由美
(著)
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3巻中1巻: レッド・ベルベット
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本の長さ160ページ
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2019/4/23
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寸法15 x 1 x 21 cm
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ISBN-104065152585
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ISBN-13978-4065152584
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商品の説明
著者について
多田 由美
1963年生まれ。大阪府出身。1986年、「月刊ASUKA」(KADOKAWA刊)でデビュー。以後、『トゥルー・ブルーは決して色あせない』『ディア・ダイアリー ―多田由美 短編集―』など短編集を数多く手がけ、イラストレーターとしての活動も行う。現在は神戸芸術工科大学芸術工学部まんが表現学科にて准教授を務めている。
1963年生まれ。大阪府出身。1986年、「月刊ASUKA」(KADOKAWA刊)でデビュー。以後、『トゥルー・ブルーは決して色あせない』『ディア・ダイアリー ―多田由美 短編集―』など短編集を数多く手がけ、イラストレーターとしての活動も行う。現在は神戸芸術工科大学芸術工学部まんが表現学科にて准教授を務めている。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
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殿堂入りベスト50レビュアー
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15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年10月26日に日本でレビュー済み
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多田先生のことは寡聞にして知らなかった。本作に出会ったのはたまたま書店にて錚々たる先生方が絶賛されている帯を目にし、興味を惹かれたからだ。
多田先生のマンガはくっきりした線に端正な絵、完成された構図、一見シンプルでスタイリッシュだが、細部に注目して見るととてつもない情感に溢れていたりする。
今まで自分が読んできたどのマンガとも趣きを異にしていたため、読み方、というか入り込み方が分からず、買ったばかりの頃は最初の数ページ読んだだけでやめてしまっていた。
つい最近、何とはなしに開いて読みはじめると絶望や悲哀が根底に流れつつも、ふとした場面で希望の光がちらつくような繊細な物語に一気に引き込まれてしまった。
この作品は1度目よりも再読することでより深みを増す。
作者自身による2頁のあとがきには少し感動した。多田先生が紙の上に表そうとしている家族や絆、もっと大きなものに関する名状しがたい何かを作品を通じて受け取ることができたらと思う。
多田先生のマンガはくっきりした線に端正な絵、完成された構図、一見シンプルでスタイリッシュだが、細部に注目して見るととてつもない情感に溢れていたりする。
今まで自分が読んできたどのマンガとも趣きを異にしていたため、読み方、というか入り込み方が分からず、買ったばかりの頃は最初の数ページ読んだだけでやめてしまっていた。
つい最近、何とはなしに開いて読みはじめると絶望や悲哀が根底に流れつつも、ふとした場面で希望の光がちらつくような繊細な物語に一気に引き込まれてしまった。
この作品は1度目よりも再読することでより深みを増す。
作者自身による2頁のあとがきには少し感動した。多田先生が紙の上に表そうとしている家族や絆、もっと大きなものに関する名状しがたい何かを作品を通じて受け取ることができたらと思う。
2019年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
深夜、ふとつけたテレビに映っていた映画を見た気持ちになりました。
見るとはなしに見ていたのに、テレビの前から離れなれなくなったような。
なぜかあるシーンがずっと印象に残ってて、何年経っても時折思い出すような。
眠れない夜に読んでみてほしい。
見るとはなしに見ていたのに、テレビの前から離れなれなくなったような。
なぜかあるシーンがずっと印象に残ってて、何年経っても時折思い出すような。
眠れない夜に読んでみてほしい。
2021年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さい頃から読んでいた漫画家さんだから暫くコミック出ていなかったので、寂しかったのですが、たまたま調べていたら多田由美新作を発見!即購入しました。
ストーリー的には今まで出されていた男子の友情と疎外感が中心で、変化は全くないのですが、この堕落して行く感じが大好きだから読んでいて昔にタイムスリップした気がします。
アメリカ文学好きならばハマる、、けど嫌いな人やこのスカスカした絵面が嫌いな人は意味すらわからないでしょう。
好き嫌いが別れる漫画家さんかもしれません。
私は大好き。そう、私が大好きならば良いの、それだけ。
ストーリー的には今まで出されていた男子の友情と疎外感が中心で、変化は全くないのですが、この堕落して行く感じが大好きだから読んでいて昔にタイムスリップした気がします。
アメリカ文学好きならばハマる、、けど嫌いな人やこのスカスカした絵面が嫌いな人は意味すらわからないでしょう。
好き嫌いが別れる漫画家さんかもしれません。
私は大好き。そう、私が大好きならば良いの、それだけ。